
小学生になると、困ったことやトラブルが発生することもしばしばあります。そのたびにネットで検索したり、AIに聞いたりするのもいいですが、本を読んで論理的に理解するのもおすすめです。今回は、小学生になると起こりうる「友だち関係・学校生活・スマホ・お金の悩み」などの解決に役立つ本を集めました。
友だち関係・いじめ
小学生になると、真っ先に思い浮かぶのが友だち関係のトラブルです。ここでは、友だち関係やいじめに関する本を集めました。
学校では教えてくれない大切なこと 6 友だち 気持ちの伝え方
子どもが大きくなるにつれて感じるさまざまな気持ちについての解説から始まり、友だちにからかわれたり、悪口を言われたりする悩みから、どうすれば仲良くなれるかまで収録しています。
我が家の子どもも、友だちに変なあだ名を付けられたりして悩んだ時期がありました。決定的ないじめではないものの、からかいやイジリは日常でもありがちな人間関係の悩みです。本書では、そんな悩みの解決方法をポップな絵とともに紹介しています。
子供が漫画で面白いと言い、内容も場面ごとに分かりやすく書かれていて、相手との関わり方など勉強になるようで、普段ならもう飽きても良いはずの息子もずっと読んでいます。3冊買ったのですが、全て探して購入したいと思います。子供だけでなく、大人となった私も考えさせられる、人との関わり方の教科書のような感じに思います。
引用元:Amazonカスタマレビュー
小学生が身につけたい!考えるチカラ 友だち関係のモヤモヤ
小学生になってからの友だち関係のモヤモヤについて解説している本です。本書のおすすめポイントは、友だちがいないことについての悩みも紹介しているところです。
友だちがいないこと自体は悪いとは思いませんが、子どもとしてはどうすればいいのか悩むところです。親がどんなに伝えても伝えきれないことを、本書が第三者の立場から漫画形式で「あなただけじゃないんだよ」と教えてくれます。
子供にとってあるあるの人間関係の悩みが、一つのストーリーを軸にオムニバス形式で登場します。大学の先生などが書いている本と比べると、現役の小学校の先生が書いているだけあって子供にとってとてもリアルな内容になっていると思います。一つの答えに導くのではなく、本の中で複数の異なる視点からのアドバイスが書かれており、一冊で色々と考えられるようになっています。読んでいる子供は本当に漫画の世界に浸って読むことができるのではないでしょうか。
引用元:Amazonカスタマレビュー
学習まんが小学生日記 尾木ママと考える!ぼくらの新道徳1 いじめのこと
本書はいじめについて特化した一冊です。まず、いじめの定義と境界線について考えます。いじめの定義って難しいですよね……。人によって捉え方も違いますし、感じ方も異なるので、これといった答えはなかなか思いつきません。
また、いじめられている側・いじめている側・いじめを見ている側、それぞれの心理や、どうすればいいのかという解決法も紹介しています。教育学者の尾木先生と一緒に考えられる一冊です。
漫画で、クラスのいじめとSNSいじめについて語る。漫画だからとっつきやすいかな。
引用元:読書メーター
明日がちょっと楽しみになるコツ 友だちのひみつ (小学生のコツ)
友だちについての悩みや、そもそも友だちとは何なのかということを、香山先生が解説しています。本書の内容は、どちらかというとポジティブな方向性です。「自分の気持ち次第でいくらでも変わるよ」といった考え方を、友だちというキーワードとともに、さまざまなシチュエーションで紹介しています。文章に難しい言葉はあまり使われていないため、大人だけでなく子どもでも読みやすい内容になっています。
友だちは昔から難しいものだと思います。でも最近では困難な問題で、いじめや嫌がらせ等、もっと悪く言うと、この本に書いてあるべったり関係等、友だち関係には大人になるまで沢山の側面を持っています。
引用元:Amazonカスタマレビュー
ダメダメ小学校 友だちいないとダメですか?
本書は、絵本というか童話形式で友だちについて紹介している一冊です。主人公のモカちゃんは、周りから勝手に「友だちがいない」と決めつけられてしまいます。親や先生は「友だちをたくさん作りなさい」と言いますが、そもそも友だちって何なんだろう? 必要なんだろうか? ということを、物語を通じて考えていきます。
最近は、親や先生が「友だちを作りなさい」と言うことも減っているので、若干現実と乖離している部分もあります。ただ、子どもが直面する悩みを、読みやすい形式で紹介しているのはいいですね。
友達の定義はむずかしいと思う。主人公の友達の定義にうんうんと思いながら読み終えた。トイレに一緒に行くとか、お揃いのもの持つとか子どもにとっては大切なことなのかもしれない。自分の考えでのお友達を大切にできればいいなとわたしは思うよ。
引用元:読書メーター
学校生活・勉強の悩み
友だち関係以外にも、小学校生活ではさまざまな悩みがあります。特に勉強については、得意な子も苦手な子も悩みが尽きません。
学校と一緒に安心して子どもを育てる本: 小学生保護者の心得 (教育単行本)
30年にわたって学校の先生を経験してきた著者が、子どもに関する悩みやトラブル、学校生活についてまとめた一冊です。
章の始まりが「今の学校の先生ってどんな感じ?」というテーマなのも、目を引きますよね。子どもへの対応に役立つ先生ならではの工夫や、子どもが嘘ばかりついていたときの対応法など、子育てをするうえで気になる内容がたくさん詰まっています。
非常にわかりやすいです。今、まさに子供が学校に行けず学校に対しても何とかできないものかと話し合いをしております。この本を読み、良かれと思っていたことが、良くないこととわかりました。学校に動いてもらいたいならば、先ずはこの本で学校と先生のことを学べば、良いと思います。
引用元:Amazonカスタマレビュー
ダメダメ小学校 べんきょうしなくちゃダメですか?
「なんで勉強するの?」と聞かれたとき、困ることはありませんか? 私は結構困ります。「将来のため」と伝えても、「では、将来に本当に必要なの?」と問われると、断言できません。
そんなとき、子どもに読ませたい一冊として本書はおすすめです。絵本のような物語形式で、勉強が嫌いな主人公のひびき君に共感しながら読むことで、子どもも勉強について少し理解を深められるかもしれません。
言われるがままに勉強していた子ども時代。
なんの為に勉強するかなんて考えもしなかった。
だから、この本の主人が、どうして勉強しなくちゃいけないのかと疑問に思うということが賢く、素晴らしい。それって、勉強するということを自分の頭でしっかり考えているということだから。子どもの頃はめんどくさいと思った勉強が、大人になると学びたい意欲が芽生えてくる。蝶の幼虫が羽化して羽ばたくように、勉強も学びに変態して新たな世界に飛び立つのかなあ。引用元:楽天ブック
なんで勉強するんだろう?
斎藤先生が、なぜ勉強するのかという問いに対する答えを書いた一冊です。各教科ごとに紹介されているため、読みやすく、必要な部分を探しやすい構成になっています。先に紹介した『ダメダメ小学校 べんきょうしなくちゃダメですか?』が子ども自身に読んでもらうのに向いているのに対し、こちらは親が読んで、子どもに勉強する理由を伝えるために活用するのがおすすめです。
ただし、内容にはあまり共感できないものもありました。例えば、国語についての「名作を読むと心が豊かになるから」という説明には、私はまったく共感できませんでした。
とはいえ、納得できる説明も多くあります。自分自身が納得できる勉強の理由を見つけ、子どもに伝えるための参考資料として価値のある一冊だと思います。
私自身が読むように買った本ではありませんが、日本語を勉強している彼女が読んでいて面白いと言っていました。自分用にも買いたいと思います。
引用元:Amazonカスタマレビュー
スマホ・お金のトラブル
スマホを含めたネットトラブルは、子どもにとっても身近な問題になっています。また、ネットトラブルは友だち同士のいさかいだけでなく、お金が絡む犯罪やトラブルにつながることもあります。そんなときに役立つ本をまとめました。
スマホを見てただけなのに! 13歳から知っておきたい情報社会のかしこい生き抜き方
「13歳から」と書かれていますが、小学生にもおすすめしたい本です。本書は2026年に出版された新しい一冊。スマホやネットを取り巻く環境は日々変化しているので、最新の情報を知るためにもおすすめです。
本書は、スマホやネットの悪いところだけでなく、便利なところも紹介しているのが特徴です。また、お金のトラブルなど、深刻なケースばかりを取り上げているわけではありません。「あー、あるある!」と思わず言いたくなるような身近なトラブルも紹介されています。例えば、「広告の×ボタンが小さい」といった、ちょっとした困りごとも収録されています。
いい歳のオヤジですが、知らず知らじの内に自身がスマホ中毒になっていること改めて認識でき、また、本書ではその功罪がわかりやすく語られているので、スマホとの向き合い方を考えるキッカケになりました。
引用元:Amazonカスタマレビュー
マンガでわかる! 小学生から知っておきたいお金のトラブル回避術 (こどもと生活シリーズ)
友だちとのお金の貸し借りから、ネット上のお金のトラブルまで解説している一冊です。目次を見ただけでも、「あー、あるある!」と思ってしまう内容が多いですね。
特に気になるのがお金の貸し借りです。我が家でも、子どもが友だちにジュースをおごられてから、「おごったんだから言うことを聞け」と言われることが増え、悩んだ時期がありました。結局、こちらからもジュースをおごり返したことで、トラブルはなくなりました。お金が絡む問題は後々まで尾を引くこともあります。子ども同士のお金のトラブルを防ぐためにも、ぜひおすすめしたい一冊です。
小学生6年生の孫にと思って買いました 最初は私も一読してから孫に勧めました 暫くはほかってありましたがその内に読んだようで 勉強になったとの事。私も含めて買った甲斐がありました。
引用元:Amazonカスタマーレビュー
子どもの困りごと・発達
お金や友だち関係以外にも、小学校生活ではさまざまな困りごとがあります。特に、発達特性によって学校生活や日常生活で困ることもあります。今回は、そんな困りごとへの対処法や、子どもへの理解を深めるのに役立つ本を紹介します。
はじめての学校生活をサポート! 小学生のためのSSTワーク 低学年編
本書は、トラブルを解決するというよりも、低学年の子どもが学校生活で困らないように、あらかじめ必要なことを学べる本です。登下校の決まりや言葉のキャッチボールの仕方など、「いまさらワークで予習する?」と思えるような内容もまとめられています。
おそらく、すべてのワークに取り組む必要はないと思いますが、子どもが苦手そうな部分や心配な部分を、事前に紙ベースで確認できるのはいいですね。
小学校という、子どもたちにとって小さな社会の集団での守るべき事柄が、取り組みやすい内容と配列になっています。すぐ活用できると思います。
引用元:Amazonカスタマーレビュー
子どもの気になる言動が改善する からだの使い方
発達障害やグレーゾーンの子どもを主な対象とした、体の使い方に関する本です。突然かんしゃくを起こす、イライラしやすい、落ち着きがないといった言動に対して、運動を通じたアプローチを紹介しています。発達特性のある子どもを主な対象とした本ですが、紹介されている悩みの中には、発達障害の診断の有無にかかわらず、一般の小学生にも当てはまるものがあります。
我が家の子どもも、体の成長とともに言動が変わってきた部分があります。以前は体をくねくねさせることが多く、発言にも自信が感じられないことがありましたが、体がしっかりして姿勢が変わってくると、発言や体の動きにも変化が見られるようになったと感じています。
最も評価したいのは、良くも悪くも言葉が独り歩きしやすい「感覚統合」の概念を用いずに解説されていること!ここにPTとしてのプライドを感じました。(ASIを否定しているわけではありません)あっさりではありますが、学術的知見のリファレンスもあります。
一貫性のあるテーマでわかりやすく内容がまとめられており、具体的な実践例も載っています。専門家にとっての常識を一般向けに巧みに解説したかなりの良書ではないでしょうか。
引用元:Amazonカスタマーレビュー
マンガでわかる子どもの困りごと攻略ブック: できない・やめられないが多い子がわかる解決法
小学校生活で起こりそうな、さまざまな困りごとへの対処法を紹介している一冊です。幅広いジャンルを扱っています。友だち付き合いやスマホについては、それぞれに特化した本のほうが内容も充実していて、わかりやすいと思います。そうした本は数多く出版されていますからね。
一方、本書のいいところは、「忘れ物やなくし物が多い」「教室や外で光がまぶしい」「触れると不快なものがある」といった、細かな困りごとへの対処法も紹介している点です。よくあることでも、周囲にはなかなか理解されにくい悩みがあります。そうした困りごとへの対処法を知ることができる一冊です。
面白く読めて、所々私と一緒だ、とかふーん、なるほど~なんて言っていました。あっという間だったので感想を聞くと読み返して読み込みたいと言っていました。
娘は気に入った漫画(こっちむいてみい子全巻)を何度も読み返して、現実での事柄や言葉で思い出してこんなシーンがあったとリンクした部分や気になった言葉のシーンを話してくれます。
心と体の成長
小学生は、体だけでなく心も大きく成長する時期です。成長に伴って生まれる疑問や悩みに向き合うための本を紹介します。
「性」のはなしはタブーじゃない! 小学生だから知ってほしいSEX・避妊・ジェンダー・性暴力 (こどもと生活シリーズ)
小学校高学年になると、性に興味を持ち始め、下ネタなどの話題が増えることもあります。息子のクラスでも、下ネタの話をしたり、学校のパソコンで性的な画像を見ていたりする子がいると話していました。
そんなふうに性への興味が芽生えた時期に、正しい知識を教えてくれるのが本書です。
学校では、性やSEXについて詳しく話す機会が限られることもあります。もちろん、年齢に応じた配慮は必要ですが、正しい知識を得る機会が少ないと、誤った情報を信じてしまうこともあります。
性に興味を持ち始めた子どもに、一度は読んでほしい一冊です。
思春期の小学生男子女子には必読書だと思います。マンガなので読書が苦手な我が子も読めました。大人も知らない知識もあり 親子で性的同意、SEX、避妊、感染症などなど タメになります。
引用元:Amazonカスタマーレビュー
マンガでよくわかる 13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと
小学生になると、体の成長が目立つようになります。また、成長の仕方や時期には個人差があります。
男の子の場合、急に身長が伸びたり、声が低くなったりするほか、成長が早い子どもでは陰毛や腋毛が生え始めることもあります。精通を経験する子もいるため、突然の体の変化に戸惑うこともあるでしょう。女の子も、体の変化について悩むことがあります。早い子では小学4年生ごろから月経が始まることもあります。これまで経験したことのない体の変化に戸惑い、誰に相談すればいいのかわからず悩むこともあるでしょう。
特に、修学旅行などで友だちと一緒にお風呂に入ったり、寝泊まりしたりするときには、体の変化が気になることもありますよね。
本書では、そんな女の子の心と体について、漫画を通じてわかりやすく解説しています。
日本の学校は、性教育に力が入っていないので親が教えるか自然に覚えていく。みたいな風潮ですが、性教育は犯罪者にならない、巻き込まれない為にとても大事な事。自分の子がそうならないように、本を読んで知ってもらいたいと思い購入しました。息子もきちんと読んでくれているようです。親の私も男の人の体の仕組みはわかっているようでわかっていないので、参考になります。
引用元:Amazonカスタマーレビュー
サッコ先生と! からだこころ研究所 小学生と考える「性ってなに?」
赤ちゃんのおへその話から始まり、赤ちゃんがどのように生まれるのかまで解説している一冊です。そこから小学生の体の変化や、性に関する具体的な解説へとつながっていきます。「月経」「射精」「精通」「勃起」といった、学校の授業だけでは詳しく学ぶ機会が限られる内容に加え、オナニーについても紹介しています。
ただし、オナニーについては「セルフプレジャー」という言葉を使っており、少しなじみがなく、直接的な表現を避けている印象も受けました。とはいえ、表現をやわらかくすることには意味があると思います。子どもによっては、まだ具体的なイメージがつかみにくい内容ですし、年齢に応じた伝え方も大切ですよね。
親が説明しにくい内容についても、本書を渡して読んでもらうことで、子どもが自分で知識を得るきっかけになります。家庭で性について話すきっかけを作るためにも、おすすめしたい一冊です。
小学生と中学生の子供たちが、自分で読んで理解しています。自分たちの子どもの頃にも、このような書籍があれば、様々な疑問を解決できたのになぁと思います。
やはり、必要な情報を、「必要な年ごろ」に届けることって大切ですよね。お子さんのいる家庭、必需品です。
引用元:Amazonカスタマーレビュー
