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小学5年生が中学生の漢字を先取り!「深谷式 中学生 漢字学習ノート4級」をレビュー

国語漢検教科別検定試験家庭学習(中学生)
深谷式 中学生 漢字学習ノート 4級アイキャッチ

漢検5級に小学5年生で合格した息子。これで、小学校で習う漢字を一通り学び終えました。そこで、次は中学生で習う漢字の先取り学習に取り組むことにしました。しかし、中学生の漢字学習は、これまでとは異なる点がいくつもありました。

小学生向けには、教科書ワークをはじめ、初めて学ぶ漢字でも段階的に学習できるテキストや問題集が数多くあります。一方、中学生向けとなると、同じように使える教材はなかなか見つかりません。

さらに、漢検と学校では漢字を学ぶ順序が異なるため、どちらを基準に勉強するかという悩みもあります。

今回は、中学生の漢字ドリル・ノートを選ぶ際の基準と、我が家で「深谷式 中学生 漢字学習ノート」を購入した理由、実際の教材の内容を紹介します。

中学生の漢字問題集は選ぶのが難しい

先取り学習は、目標となる資格や試験があると進めやすいです。英語なら英検、漢字なら漢検といった具合です。漢検5級までは、小学校で習う漢字を一通り学ぶという目標を立てやすいものでした。漢検5級の出題レベルは小学校6年生修了程度です。

しかし、中学生の漢字になると事情が変わります。漢検4級は中学校在学程度のレベルで、学校の学年ごとの学習範囲とは一致しません。そのため、まずは漢検を基準にするのか、それとも学校の学年を基準にするのかを考える必要があります。

我が家の場合は、次の3つの理由から漢検をベースに教材を探すことにしました。

  • 息子は小学5年生で、中学校に入学するまでまだ時間がある
  • 漢検を目標にしたい
  • 学校の学年別教材よりも、漢検対策の問題集の方が種類が豊富

もし息子が小学6年生の終わりであれば、学校の学習を意識した教材を選んでいたかもしれません。しかし、今回は時間に余裕があるため、漢検を目標にしながら中学生の漢字を学んでいくことにしました。

漢検ベースでも、初めて学ぶ子ども向けの教材は少ない

深谷式 中学生 漢字学習ノート 4級の漢字紹介

漢検を基準にすると、問題集の種類が多く、選択肢も広がります。ところが、実際に探してみると、初めて中学生の漢字を学ぶ子どもに向いている教材は、思ったほど多くありません。漢字の読み方や意味、書き方などを確認できる説明ページがあり、そのあとに無理のない難易度の問題を解ける。そんな、初めて学ぶ段階にちょうどよい教材がなかなか見つからないのです。

我が家でも、どのように学習を進めるか悩みました。息子は、中学生で習う漢字でもある程度は読むことができます。そのため、最初から問題を解く形式のテキストを使ってもよいのではないか、と考えました。

そこで、本人にどうやって勉強したいか聞いてみることに。すると、息子からは「漢字の紹介を先に見てから、問題をやった方がいい」という答えが返ってきました。本人の希望もあり「漢字そのものを知り、そのあとに問題を解いて覚えているか確認する」そんな学習方法に合う教材を探すことにしました。

「深谷式 中学生 漢字学習ノート 4級」のよいところ

深谷式 中学生 漢字学習ノート 4級の表紙

今回、我が家で選んだのが「深谷式 中学生 漢字学習ノート 4級」です。

まずは、本書の概要を紹介します。

  • 漢検4級相当の313字を収録
  • 漢字の書き順や音訓の読み方、熟語を紹介
  • 1文字につき3回、漢字を書く練習ができる
  • 漢字に関連した9教科の問題を掲載
深谷式 中学生 漢字学習ノート 4級問題ページ

漢字の書き順や読み方、熟語などを確認しながら、これから学ぶ漢字を一通り見ていける構成になっています。

一方、各漢字のページの下部には、その漢字に関連した9教科の問題も掲載されています。ただし、こちらは漢字そのものを練習する問題ではありません。我が家では、中学生の漢字を覚えることを目的に購入したため、この部分はほとんど活用していません。本人に聞いてみても「やったりやらなかったり? だって中学の分からないし」とのこと。まだ中学校で習う内容を知らない小学5年生にとっては、少し取り組みにくいようです。

では、本書のよいところはどこなのでしょうか。息子に聞いてみたところ、返ってきた答えは、「とりあえずやった方がいい。やらないと把握できないから。いい点は特にはない」という、なんとも率直なものでした。

今回の我が家の目的は、いきなり漢字の問題を解くことではなく、まずは中学生で習う漢字を知ることです。そのため親目線としては、漢字の書き順や読み方、熟語を確認しながら、学習する範囲を一通り把握できる本書は、最初の一冊として使いやすいと感じました。

深谷式 中学生 漢字学習ノート 4級の9科目問題

ちなみに、本書の特徴である9教科に関連した問題について、息子は「中学生になったら習う範囲が増えるから、そうなると活用できるかも?」とも話していました。今の段階では十分に活用できていませんが、中学校で学習が進んでからなら、また違った使い方ができるのかもしれません。

デメリットは問題演習ができないこと

付録ページ

購入前から分かっていたことですが、本書には漢字の問題演習がありません。そのため、漢字を定着させるには、別の問題集や無料プリントを用意する必要があります。

実際に息子も、本書で漢字を確認したあとに「漢検 ステージクリア4級」に取り組んでいます。こちらで問題を解きながら、覚えた漢字が身についているかを確認しています。

ちなみに、漢検4級の学習に進んだからといって、正答率が下がったわけではありません。今のところ、問題演習も大きくつまずくことなく進められています。

日本漢字能力検定協会

まとめ:漢検4級の最初の1冊としておすすめ

深谷式 中学生 漢字学習ノート 4級問題

「深谷式 中学生 漢字学習ノート 4級」は、本書だけで漢字の学習を完結させることはできません。しかし、別の問題集とセットで使うのであれば、最初の1冊としておすすめできます。

価格は1冊1,100円(税込)。個人的には、少し高いかなという印象です。

ただ、漢検4級の教材を探した範囲では、本書のように漢字の書き順や読み方、熟語などを確認しながら、初めて学ぶ漢字に触れられる教材はほかに見つけられませんでした。漢字の問題を解くための問題集はたくさんありますが、最初に漢字を知るための教材は限られています。

そう考えると、本書は先取り学習や、初めて中学生の漢字を学ぶための導入教材として貴重な1冊だと思います。我が家では、漢検3級に進むときにも、おそらく同じシリーズを購入する予定です。

自己紹介
この記事を書いた人
ちいくぶ運営者・いちか

詳しいプロフィール

最終学歴は豪州国立大。2児の母。子どもに適切な教育をし、将来の選択肢を広げてほしいので、家庭学習できる教材選びに奮闘。通塾なし・自宅学習だけで学校の成績上位に入り、ある程度の学歴は付けてほしいのが本音。予算は子ども1人=月1~2万円。中受しない8割の一般家庭層向けに記事を発信。2026年時点では小学5年生の息子と小学3年生の娘を子育て中。

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