
子AIでキャラクター迷路や塗り絵を作ってみた!実際に使ってわかったメリット・デメリットと注意点
子ども向けに迷路や塗り絵を購入した経験はありませんか?特にキャラクターものの迷路や塗り絵は子どもに人気があり、我が家でもこれまでに何冊も購入してきました。しかし、一冊終わるのはあっという間で、気付けば「もう全部やっちゃった!」ということも珍しくありません。そこで追加で購入しようとしても、好きなキャラクターの商品は種類が少なく、すぐにネタ切れになってしまうこともあります。
そんなときは親が手書きでオリジナルの迷路や塗り絵を作っていましたが、最近はAIを使えば簡単に作れるとのこと。そこで今回は、ChatGPTの画像生成機能を使って、キャラクター迷路や塗り絵作りに挑戦してみました。
AIでキャラクター迷路や塗り絵を作ろうと思った理由

そもそも、なぜAIでキャラクター迷路や塗り絵を作ろうと思ったのかを紹介します。
キャラクターの迷路や塗り絵が少なすぎる
キティちゃんなどの有名キャラクターは迷路や塗り絵が数多く販売されています。しかし、マイナーキャラクターになると、子ども向けの迷路や塗り絵はほとんど見つかりません。実際に、うちの娘が好きなキャラクターもかなりマイナーで、公式の塗り絵や迷路はありませんでした。そのため、「好きなキャラクターで遊びたい」という願いをかなえる方法がなかったのです。
AIなら簡単に作れると思った
今までは私が手書きで描いたり、公式イラストを印刷して塗り絵として遊んだりしていました。しかし、AIならキャラクターを参考にしながらオリジナルの塗り絵や迷路を作ることができます。やり方も難しくなく、「このキャラクターを参考にオリジナルの塗り絵を作って」などと指示するだけ。絵が苦手な私でも作れるなら試してみようと思いました。
実際に作ってみて良かった点

実際に作ってみると、思っていた以上にメリットがありました。特に良かった点を2つ紹介します。
イラストが描けなくても形になる
今までも手書きでそれっぽいものは作っていましたが、市販の塗り絵や迷路とは程遠く、子どもにとっては少し物足りない出来でした。しかし、AIを使えば短時間でそれらしい作品が完成します。細かい部分は多少違っていても、子どもは十分満足して遊んでくれました。
作業が非常に簡単
お手本となるイラストがあれば、それを参考にオリジナルの迷路や塗り絵を簡単に作れます。迷路の難易度も「もう少し簡単に」「難しくして」などある程度は調整できますし、塗り絵も「線を太く」「背景を増やして」など言葉だけで指示できるのは非常に便利でした。
思ったより苦戦したポイント

良い点ばかりではなく、実際に使ってみると苦戦した部分も多くありました。
キャラクターの再現が安定しない
同じ指示を出しても、チャットの流れや過去の履歴によって完成度にかなり差がありました。一度気に入ったデザインができても、もう一度同じものを作ろうとしても再現できないこともあります。そのため、気に入った作品はすぐに保存しておくことをおすすめします。
修正は結構難しい
AIに自分のイメージを正確に伝えるのは意外と難しく感じました。最初に作るだけならそれっぽくできますが、「もう少しふっくらしてほしい」「目を少し大きくしてほしい」といった細かな修正は思うように伝わりません。例えば、「もう少しふっくら」とお願いしただけなのに、かなり太ったキャラクターになってしまったり、最終的には別人のようなキャラクターになってしまったこともありました。
迷路として成立しないことがある

これは意外だったのですが、迷路そのものが成立していないケースもありました。例えば、ゴールまでたどり着けない、通路が途中で途切れている、スタートとゴールがつながっていない、といった状態です。先ほど紹介したように、これらの修正を依頼しても直らないことも多く、結局は多少の不具合には目をつぶってそのまま使うこともありました。
キャラクター迷路や塗り絵を作る際の注意点

キャラクターのデザインや迷路の出来栄えは、自分たちが納得できれば大きな問題ではありません。しかし、一番注意しなければならないのは著作権に関することです。
作成した塗り絵や迷路の配布・販売はNG
著作権のあるキャラクターをもとに作成した塗り絵や迷路を、無断で配布したり販売したりすることは避けるべきです。一部には著作権やその他の知的財産権の保護期間が終了している作品もありますが、どのデザインが利用できるのかを一般の人が判断するのは簡単ではありません。そのため、基本的にはキャラクターものの迷路や塗り絵は、販売や配布をしないものと考えておくのが安全でしょう。
実は著作権侵害になる可能性があるケース
意外と見落としがちですが、次のような行為も著作権上問題となる可能性があります。
- SNSやブログなどに投稿する
- 友人へプレゼントする
- 別居している親族へ渡す
著作権法の「私的使用」が認められる範囲は意外と狭く、同居していない家族や親族へ渡す場合は私的利用の範囲外となる可能性があります。また、自分では公開しなくても、子どもがSNSへ投稿したり友達へ配ったりすると問題になる可能性もあるため注意が必要です。
個人で楽しむ範囲なら比較的問題になりにくい
家庭内だけで遊び、外部へ公開・配布しないのであれば、著作権法の「私的使用のための複製」に当てはまる場合が多く、問題になりにくいと考えられます。作成したデータをローカルに保存して家庭内だけで楽しむのであれば、一般的にはトラブルになる可能性は低いでしょう。
不安な場合はオリジナルキャラクターがおすすめ

もし著作権が気になるのであれば、AIにオリジナルキャラクターを作ってもらう方法がおすすめです。今回紹介したように「○○風」の世界観でオリジナルキャラクターを作れば、子どもだけの迷路や塗り絵を楽しめます。ただし、似せすぎたデザインを販売したことでトラブルになった事例もあるため、商用利用を考えている場合は十分注意しましょう。
まとめ
AIを使えば、迷路や塗り絵は想像以上に手軽に作れました。また、市販教材がほとんどないマイナーキャラクターでも、それらしい迷路や塗り絵を作れるのは大きな魅力です。さらに、子どもの好みに合わせたオリジナルキャラクターを作れるのもAIならではの楽しさだと感じました。
一方で、思い通りに修正指示を出すのは意外と難しく、細部までこだわると何度もやり直しになることがあります。また、著作権のあるキャラクターを使った作品は、販売や配布だけでなく、SNSなどへの公開にも注意が必要です。ルールを守りながら活用すれば、AIは家庭でオリジナルの迷路や塗り絵を楽しむための、とても便利なツールだと感じました。
