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【感想レビュー】学研・そうなんだ!日本の歴史のお話 戦国時代~現代編の内容をブログで紹介

【感想レビュー】学研・そうなんだ!日本の歴史のお話 戦国時代~現代編の内容をブログで紹介

このブログでは「そうなんだ!日本の歴史のお話 戦国時代~現代編」を実際に読んでみた感想をお伝えします。

小学校の社会の勉強で苦戦する単元のひとつが歴史の勉強です。歴史を覚えるのはひたすら暗記が多く、苦行ともいえる作業。本書はそんな小学生に歴史への興味を持つ第一歩としておすすめしたい本といわれています。

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そうなんだ!日本の歴史のお話のシリーズを紹介

そうなんだ!日本の歴史のお話は本書以外にも「古代~室町時代編」が存在します。両方とも学研が出版している「よみとく10分」シリーズのひとつです。そうなんだ!日本の歴史のお話以外のシリーズも一部紹介します。

「よみとく10分」シリーズで特に人気があるのが10分で読める伝記です。通常は読みにくい伝記を子供でも分かりやすく物語形式で紹介しています。1話当たりの分量が少ないため、手が空いたときに読めるのがいいですね。

そうなんだ!日本の歴史のお話 戦国時代~現代編の内容

甲冑姿の子供が表紙になっているのが「そうなんだ!日本の歴史のお話 戦国時代~現代編」。1冊約180ページ。

本書の構成ですが、戦国~江戸までが約2/3ページ占めています。近代~現代までが1/3ページと内容が薄いのが気になりますね。1話10分程度(読むのが速い子ならば5分もあれば読める)で読めますので、すきま時間でさらっと読めるのはいいですね。

文字の大きさは児童書籍としては標準的です。すべての漢字にカナが振ってあるので、読もうと思えば小学1年生からでも読めます。各ページに挿絵が書いてあるため、結構なごみますね。

戦国時代はカラーイラストが多いものの、近代以降の挿絵はほとんど白黒イラストになります。予算の関係でしょうか。

歴史の勉強において分量の多い明治以降の内容は、出来事を端的に載せている程度で本書だけでは歴史の流れが全くつかめない内容になっています。近代史をもっと知りたい小学生に本書はおすすめできません。

付録にはおおまかな歴史年表がついてきます。簡単に書かれているため、小学生が全体を把握するにはちょうどいいですね。

また、簡単に書かれた歴史マップも付録についてきます。歴史マップと言っても、書かれている歴史内容が少ないため、役立つレベルではありません。とはいえ、歴史導入期の小学生にはこのくらいの情報量がちょうどいいのかもしれませんが。

そうなんだ!日本の歴史のお話 戦国時代~現代編を読んだ感想

歴史が好きな小学3年生の息子に読んでもらったところ「普通」という感想でした。文章の長さも普通であり、目新しい情報もさほどなかったからとのこと。読みやすいことは間違いないようで、歴史を詳しく知らない小学生にとっては良い塩梅の内容です。

そうなんだ!日本の歴史のお話 戦国時代~現代編におすすめの小学生

そうなんだ!日本の歴史のお話 戦国時代~現代編におすすめの小学生は以下の通りです。

  • 戦国時代の人物が好きな小学生
  • 歴史上の人物についてさらっと知りたい小学生
  • 歴史初学者の小学生

本書のメインは戦国時代です。そのため、戦国時代の人物が好きな小学生には向いています。近代など他の時代もあっさり紹介しているので、歴史初学者の小学生にはおすすめです。

しかし、近代史が好きで歴史の内容も大人以上に知っている息子にはあまり響かない内容。歴史マニアみたいな小学生には向いておらず、あくまでも歴史初学者の小学生向けといえる本です。

そろそろ歴史の授業が始まるけれど、日本史の導入が難しい。と思ったら、ぜひとも手に取りたい1冊です。