幼児の通信教育を検討した時、意外とたくさん種類があって迷いますよね。
そこで、実際に幼児向け通信教育教材を10社以上お試し比較検討した我が家の体験談もまじえつつ、目的・用途別におすすめ幼児通信教育を比較ランキングしてまとめました。
今回紹介の9社は無料お試しもできます!気になったらお試し教材を取り寄せてみましょう。
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今回紹介する幼児向け通信教育教材9社の特徴表
幼児教材名 | 対象年齢 | 教材内容 |
こどもちゃれんじ | 0歳~ | ワーク・ドリル・知育玩具・DVDなど幅広い教材で遊びを通して様々なことが学べる。 |
幼児ポピー | 2歳~ | 月額1500円(税込)と安く、かわいらしい雰囲気の教材。デジタル教材もあり、抑えるべきところは抑えられている。 |
がんばる舎 | 2歳~ | 月額990円(税込)。毎月白黒プリント教材が送られてくる。無学年方式で子どもの学習状況に応じた勉強ができる。 |
Z会幼児コース | 年少~ | 近年話題になっている「思考力」が鍛えられるような良問が多し。体験ワークは親の強力が必須で、時間のあるご家庭向け。 |
RISUきっず | 年中後半~ | 算数に特化したタブレット教材。月額費用にクセがあるので注意。 |
スマイルゼミ | 年中~ | タブレット教材。自動丸付け機能もあり、保護者の負担が少ない。 |
七田式通信教材 | 0歳~ | 世界中で約100万人が受けた七田式教育!継続するのが難しいのが難点。 |
図形の極み | 年中~ | 市進学院などの有名塾が推している。無学年方式。図形に特化している学習カリキュラム。 |
ドラキッズオンライン | 年少~ | 動画を通して学ぶ+独自ワークで様々なことを学んでいく。月額6600円(税込)。幼児教育と比較すると安価。 |
比較対象にしたのは、上記9社の幼児向け通信教育です。おなじみのものから聞きなれないものまで。我が家では、すべてお試ししています。
表をみてもしっくりこない……。
そんなあなたのために、以下3つのケースにあてはめて比較してみました。
- 料金
- 教材充実度
- 難易度
幼児向け通信教育教材料金比較:最安値はがんばる舎
高
- 七田式通信教材(税込8708円/月換算)年額一括12ヶ月分・税込104,500円
- 図形の極み(税込7000円くらい/月)
- ドラキッズオンライン(税込6600円/月)
- スマイルゼミ(税込3278円/月)
- Z会幼児コース(税込2375~2850円/月)
- RISUきっず(税込2750円/月換算)年額一括12ヶ月分・税込33,000円
- こどもちゃれんじ(税込2739~3990円/月)
- 幼児ポピー(税込1500円/月)
- がんばる舎(税込990円/月)
低
がんばる舎は群を抜いてやすいお値段。教材そのものはシンプルですが、月額1000円以下で体系的な家庭学習ができるだなんて保護者視点ではありがたい限り。
ただし、シンプル過ぎるがゆえに子ども達との相性が良いとは限りません。
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実質初回無料なので、子どもとの相性がどうか試してみても良いですね。ちなみに、その後の勧誘はありませんでした。その辺もシンプル。
幼児向け通信教育教材教材充実度比較:コンテンツの多さはこどもちゃれんじがトップ
充実
- こどもちゃれんじ
- 幼児ポピー
- Z会幼児コース
- ドラキッズオンライン
- すまいるぜみ
- 七田式通信教材
- RISUきっず
- 図形の極み
- がんばる舎
シンプル
こどもちゃれんじは、全コースを通してコンテンツが豊富です。特に、年少向けコースからは顕著。知育玩具やDVD、絵本だけでなく、教材ワークやデジタルワークなどもプラスされます。ご家庭によってはすべてのコンテンツに取り組む時間がないほど。
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我が家が幼児向け通信教育教材を10社以上試して、最終的にこどもちゃれんじを選んだのはコンテンツの多さと子どもの食いつきの良さが決め手でした。特に習い事をしていない我が家としては全てのコンテンツに取り組む時間はありますし、教材は最大限に活かされていると感じています。
次点で幼児ポピーもコンテンツが充実。ワークや特別教材、デジタルコンテンツもあり、月額980~1100円(税込)なので、コストパフォーマンスの観点からは最高に良い教材です。
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上でも述べましたが、がんばる舎やいちぶんのいちは、本当にシンプルな教材が届くだけ。
市販ワークとの違いは「体系的に学習カリキュラムが組まれている」ということ。市販ワークを買って取り組む場合、子どもの学習状況に応じて適切なワークを選ばなくていけません。結構面倒です。「保護者の手間を通信教育として外注する」と考えたら、意義のある通信教育教材といえます。
幼児向け通信教育教材難易度比較:最難関は図形の極み
高
- 図形の極み
- RISUきっず
- 七田式通信教材
- Z会幼児コース
- がんばる舎
- こどもちゃれんじ
- ドラキッズオンライン
- スマイルゼミ
- 幼児ポピー
低
図形の極みが最難関です。
図形の極みは10級からはじまりますが、10級の時点で1桁のたし算や引き算ができないと、答えを出すのはきつい「さいころの和を求める問題」もあります。一般的な小学生以下のお子さんであれば「難しくてわけがわからない」と音をあげてもおかしくはありません。
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RISUきっず(算数特化型のタブレット教材)は、途中から2桁の足し算引き算と進んでいきます。完全に小学1年生の内容です。
こどもちゃれんじ(総合コース)はわりと平均的な教材で難易度としては「普通」ですが、知育玩具が多く勉強らしさに欠けているからか「簡単すぎる」という評価も。
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我が家ではこどもちゃれんじ(総合コース)を受講中ですが、簡単だとは思いませんね……。特に年長コースになると、取り組みがいのある問題が増えます。
教材の難易度がいちばんやさしいのは、幼児ポピー。頭をひねるような問題はあまりない印象。とはいえ、小学校入学までに必要な学習内容は抑えている優秀な教材です。公立小学校へ入学するご家庭であれば、幼児ポピーでの家庭学習だけで充分でしょう。
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幼児向け通信教育教材比較表
料金・教材充実度・教材難易度を加味した幼児向け通信教育教材の比較表です。
幼児教材名 | 対象年齢 | 月額料金(税込) | 教材充実度 | 教材難易度 |
こどもちゃれんじ | 0歳~ | 2739~3990円 | ◎ | 普通・思考力特化コースは難しい |
幼児ポピー | 2歳~ | 1500円 | ◎ | やさしい |
がんばる舎 | 2歳~ | 800円 | △ | 普通 |
Z会幼児コース | 年少~ | 2375~2850円 | ○ | やや難しい |
RISUきっず | 年中後半~ | 2750円 | ○ | 難しい |
スマイルゼミ | 年中~ | 3278円 | ○ | 普通 |
七田式通信教材 | 0歳~ | 8708円/月換算 | ○ | 普通 |
図形の極み | 年中~ | 7000円位(教室により異なる) | ○ | 劇的に難しい |
ドラキッズオンライン | 年少~ | 6600円 | ○ | やややさしい |
すべての教材に特色があって、ご家庭の教育方針により適切な教材は異なります。
それでもおすすめ教材に迷う……という方のために、家庭学習ライト層の我が家がバランス良く学べると感じたおすすめ幼児向け通信教育教材ベスト3を紹介します。
幼児向け通信教育教材ランキングベスト3
小学校受験はしないけど、小学校入学前までに必要な学習を体得しておきたい。そんなご家庭におすすめの幼児向け通信教育教材3社をランキング形式で紹介します。
幼児向け通信教育教材おすすめ第1位:こどもちゃれんじ
出典:【こどもちゃれんじ】
絵本や映像コンテンツ・知育玩具などから、遊びを通じて小学校入学前に必要なことが学べます。保護者視点としては少々遊び色が強い教材ながらも子どもウケしやすく、学習習慣をさらっと身に着けやすいのはメリット。近年ではデジタルコンテンツが充実しており、コストパフォーマンスも◎
メリット
- 知育玩具や興味をひくワークで子供が楽しく学習できる
- 学習習慣を身に着けやすい
デメリット
- 教材がかさばって収納場所に困る
- 知育玩具に気を取られて教材に取り組んでくれない
幼児向け通信教育教材おすすめ第2位:幼児ポピー
出典:幼児ポピー
こどもちゃれんじと並ぶ幼児通信教育の老舗、幼児ポピー。
毎月届くワーク・ドリルだけでなく特別号やデジタルアプリなどコンテンツが充実しているにも関わらず、月額税込1425円は魅力的。
教材はフルカラーでオリジナルキャラクターが顔を出しています。教材の難易度は比較的かんたんなので、はじめて家庭学習をする子どもにはぴったりです。
メリット
- 教材の充実度に対するコストパフォーマンスが良い
- 教材難易度がかんたんで子どもの自己肯定感が芽生えやすい
デメリット
- 地域によっては勧誘される
- かんたんなので取り組みがいがないと感じるケースも
幼児向け通信教育教材おすすめ第3位:がんばる舎
出典:がんばる舎
がんばる舎は無学年方式の通信教育教材。子どもの学習状況に応じたコースを選べます。コースはすてっぷ1(2歳程度)~すてっぷ6(小学1年生の内容)まで、細分化されていますよ。小学校入学前の先取り学習用としてもぴったり。
毎月送られてくるプリント教材は、シンプルな白黒印刷。こどもちゃれんじや幼児ポピーとは異なり、ごちゃごちゃと書かれているのが好きではないお子さんにおすすめです。
メリット
- 月額費用が安い(全コース月額税込990円)
- 子どもの学習状況に応じた学習ができる
デメリット
- 単調なので飽きやすい