【こどもちゃれんじ】は簡単すぎるという口コミを聞いたことはありませんか。
子供に幼児通信教育教材を決める前に、SNSやブログでこどもちゃれんじの口コミを調べてみたところ「簡単すぎる」「簡単」と書かれているものが多く見受けられます。
しかし、結論としては「こどもちゃれんじは簡単ではない」と感じました。
このブログ記事では、こどもちゃれんじを実際に受講して簡単だったか、なぜ簡単といわれているのかなどを中心にお伝えします。
こどもちゃれんじのコースについて
こどもちゃれんじは、0~6歳まで6つのコースにわかれています。
0歳 | こどもちゃれんじbaby |
1~2歳 | こどもちゃれんじぷち |
2~3歳 | こどもちゃれんじぽけっと |
3~4歳 | こどもちゃれんじほっぷ |
4~5歳 | こどもちゃれんじすてっぷ |
5~6歳 | こどもちゃれんじじゃんぷ |
この記事内ですてっぷ年中コースを受講した息子は、0歳の時にこどもちゃれんじbabyを少々受講しています。
こどもちゃれんじぷちにあがるのと同時に退会しましたが、ひらがななぞりんにつられて再びすてっぷ年中コースを受講しはじめました。
こどもちゃれんじの教材内容
こどもちゃれんじの難易度を測るためにも気になるのが教材内容。こどもちゃれんじの教材内容をコース別にまとめてみました。
こどもちゃれんじbaby | エデュトイや絵本が中心 |
こどもちゃれんじぷち | エデュトイやDVDが中心 |
こどもちゃれんじぽけっと | エデュトイやDVD、はさみをつかったワークなど |
こどもちゃれんじほっぷ | エデュトイやDVD、キッズワークなど |
こどもちゃれんじすてっぷ | エデュトイやDVD、キッズワークなど |
こどもちゃれんじじゃんぷ | エデュトイやDVD、キッズワーク、パワーアップワークなど |
エデュトイやDVDがあるからか、お勉強モードがあまりないみたいですね。キッズワークもしまじろうと仲間たちのイラストがかわいくて、絵本みたいな感じになっています。
こどもちゃれんじすてっぷ年中コースを受講1か月目の感想は「簡単ではない」
こどもちゃれんじすてっぷ年中コース。息子は10月号から途中入会して受講を開始しました。
入会特典としてひらがななぞりん一式、その他にはぴかっとメッセンジャーやキッズワーク、など。初回だったため、チラシも多めに入っていました。2024年10月号では息子が入会した時とラインナップが異なるのでぴかっとメッセンジャーではなく、恐竜ポスターが届きます。(ぴかっとメッセンジャーは2025年2月号)
こどもちゃれんじを受講してみて「こどもちゃれんじは簡単ではない」と感じたのは、以下の理由です。
- 問題内容がややこしい
- 基礎ができている前提の問題が多い
- 唐突感のあるカリキュラム
それでは、詳しくみていきましょう。
こどもちゃれんじが簡単ではない理由①問題内容がややこしい
こどもちゃれんじは簡単だと聞いていましたが、実際にキッズワークを見てみるとまどろっこし問題が多く、簡単ではないと思いました。
例えばこの問題。「四角い形でリボンがついているかぼちゃはどれか」というもの。この一文をみるだけであれば、簡単でした。
しかし、問題を解くために3つの指示があるのです。
- 四角い形のかぼちゃに赤い丸をつける
- リボンがついているかぼちゃに青い丸をつける
- 四角い形でリボンがついているかぼちゃにシールをはる
1つ1つ冷静にこなせるタイプの子どもであればいいかもしれませんが、うちの息子は指示の多さに戸惑っていました。
四角い形でリボンがついているかぼちゃはすぐにわかりましたが、こどもちゃれんじが親切心で書いている(と思われる)指示に混乱してしまったようです。
問題文がシンプルじゃないな……というのが個人的な意見です。
こどもちゃれんじが簡単ではない理由②基礎ができている前提の問題が多い
こどもちゃれんじすてっぷ年中コースでは、10月の時点で「ひらがな」は読めるという前提で進んでいると思われます。11月号からはカタカナがスタートするので、結構駆け足です。
ご家庭の学習状況によっては、まだ「ひらがな」は勉強させていないというケースもあるはず。
こどもちゃれんじすてっぷ10月号のキッズワーク内に、イラストにあったことばを選んで進んでいくという迷路がありました。息子はすでにひらがなを読めているためできましたが「こどもちゃれんじは簡単」と思ってはじめてみたらつまずくかもしれません。
今まで市販のワークや幼児教材を一切やってこず、ひらがなに見向きもしない……といった学習状況だった場合は、難しく感じるかも。
こどもちゃれんじが簡単ではない理由③唐突感のあるカリキュラム
こどもちゃれんじすてっぷ年中コースでは、11月号からカタカナへと学習カリキュラムが進んでいきます。
そして、こどもちゃれんじすてっぷ11月号のキッズワークにでてきた迷路。
突然カタカナが出てきました。ひらがなさえ判別できればゴールできる迷路ですが、最初はカタカナを書く練習からなのでは?と思ったので軽くビックリ。11月号にはカタカナポスターも届きますが、それだけでは理解することもできないです。結局、ネットで「カタカナ」のワークブックを購入しました……。
我が家の息子は杓子定規なタイプなので、唐突に新しいことが出てくると、軽く混乱するようです。
こどもちゃれんじを受講してわかった「簡単すぎる」と言われている理由
こどもちゃれんじすてっぷを実際に受講してみると、簡単すぎるとは感じませんでした。では、なぜこどもちゃれんじが簡単すぎると言われているのか、受講して感じたのは以下の通り。
- ワークにお勉強感がない
- DVDやエデュトイなど遊び感が出ているから
それでは、詳しく説明します。
ワークブックにお勉強感がない
こどもちゃれんじすてっぷの場合は、毎月お勉強系のワークブックと季節や学習カリキュラムのテーマに沿ったブックが届きます。
ワークブックを開いたらシールがたくさん!一見すると、絵本のようにみえます。
ワークブックにはキャラクターがいっぱい書かれていて子どもが取り組みやすそうなのは良いですが、お勉強というよりも幼児用雑誌みたいな雰囲気。
また、季節や学習カリキュラムのテーマに沿ったブックは、読み物が大半を占めていてお勉強っぽさがありません。
工作もありました。
息子は楽しんでいましたが、お勉強というよりは幼児用雑誌に近い気がします。市販ワークのようなお勉強を求めているのであれば「簡単すぎる」「お勉強っぽくない」と残念に感じてしまうかも。
こどもちゃれんじはどちらかというと「子どもが楽しみながら学ぶ」ということにフォーカスをあてている気がします。お勉強感は薄いものの、楽しみながら様々なことを吸収していくのは良いと思います。
しまじろうクラブアプリやエデュトイなど遊び感が出ているから
こどもちゃれんじでは、しまじろうクラブアプリから教材動画配信やエデュトイが毎月のようについてきます。お勉強っぽくないですね。
教材動画は受動的になりますし、エデュトイはおもちゃと遊んでいるみたい……。お勉強じゃないよね?という感想を抱くパパママも多いのではないでしょうか。
個人的には遊びながらでもなにかしら学べるならば、充分だとは思っています。
お勉強らしさを追求した結果、勉強嫌いになったら元も子もありません。難関小学校受験をする予定でもない限りは、簡単すぎるとは思いませんね。
結論・こどもちゃれんじは簡単すぎるかどうかは学習状況による
実際にこどもちゃれんじを受講したら「簡単すぎる」という感想は出てきませんでした。思ったよりも、問題内容がごちゃついていて「難しい」と感じるものも……。
ノー勉強の状態でこどもちゃれんじ年中・年長コースへと入会すると「え、うちの子、こんなにできないんだけど!」とあせる可能性大。できれば、しまじろうの市販ワークで基礎固めしてから入会した方が良いかも。
こどもちゃれんじが簡単すぎると感じるかどうかは、お子さんの学習状況によります。もし、今まで他社の幼児通信教育教材や幼児教室へ通っていて学習状況がかなり進んでいるようであれば、こどもちゃれんじは簡単すぎるでしょう。
とはいえ、実際にこどもちゃれんじのワークブックを取り組ませてみないとわかりません。こどもちゃれんじの無料体験教材を取りよせて、子どもの反応や理解度をみてみた方がいいですね。
勉強を増やしたいならこどもちゃれんじプラス
2023年まではこどもちゃれんじにはコースが2つありました。(年中・年長コースのみ)
一般的にこどもちゃれんじ「簡単すぎる」といわれているのは、こどもちゃれんじ総合コースのこと。
こどもちゃれんじ思考力特化コースはワーク中心で、エデュトイ(年1回のみ)やDVDはつきません。数ある幼児通信教育教材の中でもかなり難しい教材でした。
もし、こどもちゃれんじに難しさを求めるのであれば、思考力特化コースに変更できましたが、残念ながら2023年度に終了してしまいました…
そのかわりにベネッセが力を入れているのが、こどもちゃれんじプラスになります。
こどもちゃれんじプラスとは?種類も紹介
こどもちゃれんじプラスは2024年4月時点では下記の8種類です。
- ・知育PLUS(全12回)・・・540円/1号あたり
- ・表現PLUS(全12回)・・・540円/1号あたり
- ・読み聞かせPLUS(全12回)・・・540円/1号あたり
- ・リズムダンスPLUS(全12回)・・・540円/1号あたり
- ・デジタルEnglish PLUS(全12回)・・・740円/1号あたり
- ・サイエンスPLUS(全6回)・・・1090円/1号あたり
- ・プログラミングPLUS(全12回)・・・1090円/1号あたり
- ・さんすう思考力PLUS(専用アプリ)・・・無料&1280円/1ヶ月
上記価格はこどもちゃれんじにプラスした価格になります。受講中でない場合の通常価格は、サイエンスプラス・プログラミングプラスは、1号あたり1,676円、「デジタルEnglishプラス」は1,138円、知育プラス・読み聞かせプラスは、1号あたり838円になるそうです。
勉強に直接関係あるのは「知育PLUS」になります。簡単に説明すると、今のワークに加えて32ページのワークがもう1冊とどきます。計数やなかま分けなど、通常のちゃれんじすてっぷよりも応用問題が多いワークです。ちゃれんじすてっぷのワークと単元はほとんど同じなので、勉強を多くさせたい家庭におすすめのオプションになります。
オプションは安くはないですが、新しい通信講座を始めるくらいなら、お得かもしれません。気になる方がいましたら、資料請求してみてはいかがでしょうか。