幼児ポピーももちゃんを2歳の娘と取り組んでみた正直な口コミをお伝えします。
幼児ポピーは幼児通信教育教材の中でも、お値段が安くて経済的!ピンクのキャラクターもかわいらしいので、勉強嫌いな2歳の子供でも勉強してくれるかと期待しながら受講をはじめました。結論としては、勉強嫌いな子供も楽しめて良かったと感じています。
このブログでは、ポピーももちゃんの特徴や教材の内容、実際に勉強してみて感じたメリットデメリットなど写真をまじえて紹介します。
ポピーももちゃんの特徴
幼児ポピーももちゃんは、2~3歳のお子さんを対象とした教材です。
- 教材の内容はシンプル
- 月額費用が安い(税込1,425円)
- 遊び感覚で学習する流れになっている
- 音声配信の組み合わせでより楽しめる
おもちゃやDVDはついてきませんが、シール張りやちょっとした仕掛け、スマートフォンと連動して音声配信があるなど、2~3歳位の幼児でも楽しめる工夫がされています。
完全に親目線の話になりますが、月額費用が1,425円(税込)と安いのが魅力的ですね。もし、ポピーの内容が子供に合わなくても、あまり痛手を負いません。
ポピーももちゃん年間学習カリキュラムってどんな感じ?
ポピーももちゃんでは、主に下記の3つに焦点をあてて学習を進めていきます。
- こころ
- あいさつ、季節の行事にふれるなど
- からだ
- 運動遊び、トイレトレーニング、片付け、交通安全ルールなど
- あたま
- 見つけ遊び、迷路遊び、形遊びなど
ポピーももちゃんでは、身近なことや遊び、動作から学んでいくカリキュラムになってますね。
ポピーももちゃんの具体的な年間学習カリキュラムは以下の通りです。
ポピーももちゃんの年間カリキュラムを改めてみてみると、思ったより色々なことを学べるようです。後半になってくると「あいうえお」といった文字の勉強も。
遊びの延長で勉強できるのは良いですね。ポピーは「勉強はあまり好きじゃないの…」というタイプのお子さんには向いているかもしれません。
ポピーももちゃんの教材内容は?
ポピーももちゃんの教材はとってもシンプル。おもちゃやDVDなどはついてきません。
- ももちゃん(ワークブック)・・・35ページ(シールあり)
- ミニ絵本
- ほほえみお母さん&お父さん(ももちゃんの回答や子育てのヒントがのっている冊子)
ももちゃん(ワークブック)
ポピーももちゃんのメインのワークブック「ももちゃん」。フルカラーイラストをふんだんに使っていて、全体的に柔わらかい印象があります。
ももちゃんの雰囲気としては「ベビーブック」に近い気がします。ワークブックの紙も厚めになっていますので、2歳の子供が乱雑に扱ってもすぐにびりっとやぶけてしまうこともないと思います。
9月号ではピンクのキャラクター「ももちゃん」が街を散歩していて、様々な音を聞いているというストーリー。ワークブックはある程度ストーリー仕立てになっていますので、絵本を読んでいるような感覚になりました。
ももちゃんに出てくるキャラクター
ももちゃんにはかわいらしいキャラクターが出てきます。娘がとっても喜んでいました。
- ももちゃん・・・ぜんしんももいろ。こうきしんいっぱいだけどちょっぴりのんびりやさん
- オードリー・・・ももちゃんのせわとホットケーキがだいすきなくしんぼう
- ミニドリー・・・オードリーのなかまらしい「ぴい!」しかいわない
一応キャラクター設定があるのが面白いですね。ももちゃんを読んでいっても、たしかにミニドリーは「ぴい!」しか言ってません。
スマートフォンと連動した音声配信も!
ワークブックの右上には、「きいてみよう」というマークがあることも。「きいてみよう」マークがあるページは、スマートフォンと連動した音声配信に対応していますよ。
今回紹介しているももちゃん9月号では、救急車や自転車の音を聞いたり動物の鳴き声を聞いたりできるようになっていました。
自分の声で効果音出すよりもリアリティが出て楽しいですよ。音声配信とともにワークブックを読んでも良いですし、音声配信だけ聞かせて「何の音かな?」とあてっこするのも◎
ももちゃんワークブックではシールも付いてくる
ももちゃんでは、毎月かならずシールがついてきます。ゆるゆるとしたデザインのキャラクターシールが多くてなごみますね。また、ももちゃん9月号では「これなあに」カードといったフラッシュカード的なものも(「これなあに」カードは特別教材です)。
勉強が嫌いな我が家の2歳もシール貼りは大好き!ももちゃんを取り組む時は「シール貼りして遊ぼう!」というと、わりとすんなりワークブックを開いてくれるので助かります。
ミニ絵本
ポピーももちゃんでは、毎月1冊のミニ絵本がついてきます。フルカラーなのがいいですね。ワークブックよりもさらに厚紙なので、やぶける心配はありません。バッグの中に入れてもかさばりませんので、お出かけ用の絵本として常備していても良さそう。
ももちゃんワークブックとミニ絵本の内容は連動していませんが、たまたまももちゃん内でドアのページがあり、ミニ絵本の内容を覚えた2歳の娘は「トントンだれですか?」と一生懸命聞いてました。
ほほえみお母さん&お父さん
保護者向けの冊子もついてますよ。モモちゃんワークブックの解説も書かれていますので、捨てないようにしましょう。
- 子育てQ&A
- ポピーももちゃん会員の方の投稿コーナー
- ももちゃんの解説
- 脳に関するコラム
育児系雑誌の投稿欄みたいな「子育てあるあるの悩み」みたいなにも載っていて、勉強になります。今回紹介している9月号では「お箸の持ち方をうまく教える方法」に対する読者のアドバイスが掲載されていて、ためになりました。
ほほえみお母さん&お父さんのWEBページもありますよ。「ほほえみお母さん&お父さん」で検索してみてくださいね。
ポピーももちゃんを2歳と一緒に受講した感想&教材内容
勉強が好きではなく、知育への取り組みに苦戦している2歳の娘がポピーももちゃんに挑戦することに。
ピンクのキャラクター「ももちゃん」が可愛かったのか、とりあえずももちゃんワークブックを雑に読み始める娘。上の子がはまっている自転車を見つけて大騒ぎ。スマートフォンを使って自転車の音を聞かせると「お兄ちゃんがのってるやつ!」と喜んでいました。
「おかたづけするところにシールをはってください」というページ。雑ながらも「ここにお片付けする!ここにボール、ここにくまさん!」と一生懸命取り組んでいました。
「どっちのいろでわたる?」というページ。ももちゃんのシールを貼りながら、赤・青の時はどうするのか学べます。
質問の意味は理解していましたが、信号部分にももちゃんのシールをはってしまいました。ももちゃんワークブックではシールを貼るページが多く、あっという間にシールを貼るページをやってしまいました。
娘は勉強嫌いですが、ボロボロになるまでももちゃんを読んでくれてます。本人は勉強しているのではなく、絵本を読んでいる感覚のようです。
ワークブックをまったく開かず勉強してくれない娘でしたので、嬉しい限り!
ミニ絵本「トントンだれですか?」は、私が一回読んだだけでフレーズを暗記。その日はドアの前にいって「トントンだれですか?」と連呼していましたね。
ポピーももちゃんのいいところ
実際にポピーももちゃんを受講してみて感じたいいところは以下の通り。
勉強嫌いでもとっつきやすい
ポピーももちゃんワークブックは「勉強!」という感じではなく、シール貼りしながら学べるページが多め。
子どもが遊び感覚で学習できますので、我が家の娘みたいに「勉強が好きじゃないみたい……」というタイプのお子さんにはいいかもしれません。
音声配信&親子で楽しめる工夫
上でも紹介しましたが、ワークブックと音声配信を連動して親子で楽しめるような工夫がされています。音声を聞いて「これは何の音?」とあてっこしながらできるのはもちろんのこと……
9月号では、音声配信でわらべうたを流しつつ親子で動きを取り入れながら、親子で楽しく学べるページも。お歌が大好きな娘には大ヒットしたようで、とっても楽しそうでした。
ポピーももちゃんでは、毎月「柳澤運動プログラム」が組まれています。なんと、30年以上にわたる幼児運動学の研究している柳澤秋孝先生が監修しているんですよ!
とにかく安い
冒頭でもお伝えしていますが、とにかくポピーももちゃんはとっても安い!毎月1425円(税込)で、もじ・かず・ことばなどを総合的に伸ばせる教材内容です。
月1,425円(税込)で幅広く学べるなら、ホントありがたいですよね。
ポピーももちゃんのイマイチなところ
月1,425円(税込)で幅広く学べるポピーももちゃん。実際に受講してみると、イマイチに感じるところもありました。
- 教材のレベルが簡単すぎる
- おもちゃやDVDがない
- 教材の量が少ない
教材のレベルが簡単すぎる
ポピーももちゃんは教材内容が簡単すぎるのでは?という口コミをよく見かけます。確かに、日常生活に密着した問題に対してシール貼りするといったページが多く、簡単に感じるお子さんが多いかもしれません。
我が家の2歳児みたいに「極力勉強はしなくない」といったタイプであれば、難易度としては適切だったと思います。しかし、勉強大好きな上の子が2歳の頃を考えると、確かに簡単すぎて物足りないかも。
おもちゃやDVDがない
ポピーももちゃんでは、毎月ミニ絵本や紙の特別教材がつくものの、子供が好きそうなおもちゃやDVDはついてきません。
おもちゃやDVDを期待しているご家庭にとってはデメリットに感じるポイントだと思います。
我が家では上の子のこどもちゃれんじでおもちゃやDVDが山のように積みあがってしまったので、余計なものがついてこなくて良かったと思ってます。現在はこどもちゃれんじはDVDではなく、しまじろうクラブアプリの動画配信のみなので積みあがることはありません。
ポピーはデジタル教材に頼るのではなく、親子間のコミニュケーションをとって学習してほしいとのことなので、あえてDVDなど映像教材を設けていないようです。
教材の量が少ない
ももちゃんのワークブックは、35ページ。シール貼りで完結するページも多いため、その気になれば1日で終わってしまいます。教材のボリュームは少ない印象です。
しかし、教材の量が多いよりは、確実にやり遂げて次月のももちゃんに取り組めますので、良し悪しといったところです。
ももちゃんのシールは何度でも貼ったりはがしたりできますので、1回やったら「おしまい!」というわけではありません。子供の目につく場所にワークブックを置いていたら、勝手にシールをはがして別のページに貼って遊んでいました。
ポピーももちゃんって1歳でも先取り学習できるの?
結論から申し上げますと、ポピーは1歳であっても「ももちゃん」を先取り学習できます。
勉強に前向きなお子さんであれば、1歳児でもできそうな内容ですので、問題なく取り組める子もいると思います。
2歳の子供がきいどりを先取りしてもいいの?
ポピーももちゃんのイマイチなところでも触れたように、ももちゃんが簡単すぎると感じる2~3歳の子供もいると思います。
その場合は、年少3~4歳児向けの「きいどり」を先取り学習するのもOKですよ。幼児ポピーでは、一応年齢ごとに教材がわかれていますが、年齢に関係なく好きな教材を受講できるシステムです。
ポピーももちゃんが簡単すぎる!というお子さんは「きいどり」「あかどり」など先取りしてみましょう。
幼児ポピーのコースまとめ
コース | 月額(税込) |
ももちゃん(2歳~3歳) | 1,425円 |
きいどり(年少) | 1,425円 |
あかどり(年中) | 1,425円 |
あおどり(年長) | 1,425円 |
ポピーももちゃんがおすすめなご家庭
ポピーももちゃんはこんなご家庭におすすめです。
ポピーは安い?他社幼児通信教育教材の費用と比較
ポピーは安いと評判ですが、実際のところはどうなのでしょうか。人気のある幼児通信教材と月額費用を比べてみました。
教材名 | 月額(税込) |
がんばる舎すてっぷ | 990円 |
幼児ポピー | 1,425円 |
Z会 | 2900円~3500円(毎月払い) |
【こどもちゃれんじ】 | 2,310円~3290円(毎月払い) |
月額費用を比較してみると「がんばる舎」の方が安いんですが、幼児ポピーもかなり費用が抑えられます。がんばる舎の難易度はかなり高めですので、勉強熱心なお子さんであれば、がんばる舎の方が向いているかもしれません。
ポピーももちゃんは無料でお試し教材取り寄せもできるよ
文中でも何度かお伝えしていますが、ポピーももちゃんは無料資料請求でお試し教材がもらえます。
おためし教材のももちゃんワークブックは、10ページほど。ミニ絵本や特別教材はついてきませんが、ポピーの雰囲気がわかると思います。まずは、おためし教材を取り寄せて、ポピーがお子さんに合っているかどうかを確かめてみると良いですね。
ポピーももちゃんまとめ
- 月1,425円(税込)で幅広く学習できる
- 教材の内容は簡単
- おもちゃやDVDはついてこない
- 学習習慣をつけたいご家庭におすすめ
- 無料で幼児通信教材を試めすことができる
ただでさえイヤイヤ期と重なって大変な2~3歳。通信教材をそろそろはじめたいけれど、何がいいのかな?なんて時に、ポピーももちゃんは適している気がします。
ももちゃん(ワークブック)は難しくはないですし、通信教材のとっかかりとしては良いんじゃないかなと思いました。まずは無料のおためし教材をやらせてみて様子をみてみると良いかもしれません。