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「中1英語をひとつひとつわかりやすく。」をブログで口コミ。小学生には難しい?

「中1英語をひとつひとつわかりやすく。」をブログで口コミ。小学生には難しい?

このブログでは「中1英語をひとつひとつわかりやすく。」を小学3年生とともに英語学習として使用した口コミをお伝えします。

2020年から小学校でも英語教育がはじまっています。それに伴い、小学生から英語学習に取り組む家庭も増えているのではないでしょうか。しかし、小学生用の英語教材は過渡期でわかりにくい。ある程度の英語レベルになると、小学生用の英語教材よりも、中学生用の英語教材の方が使いやすいことがしばしば。

英検4~5級レベルと思われる小学3年生の子とともに中1英語をひとつひとつわかりやすく。を使用した感想をご紹介します。

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英語をひとつひとつわかりやすくシリーズ一覧

「ひとつひとつわかりやすく」シリーズは基礎の内容をわかりやすく解説している問題集として非常に人気のあるドリル教材です。

出版社は学研ですが、学研ドリルの中でも「基礎・やさしい」に分類されています。今回は「ひとつひとつわかりやすく」シリーズの英語は以下の通り。

ひとつひとつわかりやすくシリーズは、中学生向けの方が豊富です。現状、小学英語はトラベル英会話のような感じの教材で、英文法をしっかり学習したい場合は中学生のテキスト・ドリル一択。ちなみに英検に関しては当ブログでは3級(中学生レベル)までしか一覧に入れていませんが、英検2級まで本シリーズは対応しています。

中1英語をひとつひとつわかりやすくの内容をレビュー

※注意!「中1英語をひとつひとつわかりやすく」は何度か改訂されています。現在は下記のような表紙デザインですが、中身は改訂前とほとんど変わっていません。このブログでは改訂前の感想ですが、ぜひとも参考にしていただければと思います。

それでは「中1英語をひとつひとつわかりやすく。」の感想をお伝えします。

本書は音読CDがついてきます。ただし、音読しかなくリスニング問題は特に収録されていません。※改定後はCDではなく、音声アプリ対応。スマホでリスニング練習できます。

本書は英語が苦手の中学生向けの問題集。学研の問題集でもやさしい~基礎レベルに分類されています。

基本構成としては左側に説明で、右側に基礎問題が掲載されています。問題は半ページしかなくて、問題数は少なめ。このドリルだけでは演習量が足りずに定着しないでしょうから、他の英文法ドリルは必要になると思います。

中1英語をひとつひとつわかりやすくの難易度

やさしい・基礎レベル問題集ということですが、本当に簡単。問題文には、その問題分で使用する英単語のヒントが小さく書かれているため、英単語をふわっとしか覚えていない生徒でも取り組める仕様。これなら英語が苦手すぎる小中学生でも、ハードルは低め。

中1英語をひとつひとつわかりやすくを取り組めるレベル

簡単・基礎的なドリルと紹介してきましたが、実際にどの程度のレベルであれば取り組めるのか中学生・小学生と目線を変えて紹介します。

中学生目線

中学生の場合、学校の授業が理解できなくてしっかりと基礎から学習したいレベルでも取り組めます。ただし、いきなり文法から始まるので全く英語がわからないようであれば難しいかもしれません。そのためアルファベット・英単語をある程度覚えてから取り組むことをおすすめ。

小学生目線

まず、中学生向けの問題集のため解説は丁寧ではありません。そして小学生向けの英語問題集よりも文字が細かめ。解説部分にはルビがありませんので、ひとりで取り組むにはある程度漢字が読めないと間違った部分の解説が読めません。保護者のフォローは必須。

なお、本書の難易度としては英検5級。取り組むには簡単な英語文の理解&すらすら読み書きができるレベルに加え、ある程度の国語力は必要です。アルファベットすらあやしい小学生は素直に「小5 英語をひとつひとつわかりやすく。」から取り組んだ方が無難。なお、小学校低学年は国語力的な意味合いで適していません。

中1英語をひとつひとつわかりやすくの良い点・欠点

「中1英語をひとつひとつわかりやすく。」の良い点と欠点をまとめました。

中1英語をひとつひとつわかりやすくメリット

  • デザインが見やすくて小学生でも取り組みやすい
  • 英文法について細かくしっかりと解説されているので基礎を理解しやすい
  • 問題数が少なくてさらっと流せる
  • 数・曜日など覚えておきたい単語がまとめられている

基礎をしっかりと解説されていて、参考書的な用途でも使えます。英語が苦手な中学1年生の復習にもいいですし、小学生(中学年以上がおすすめ)の先取りとしても使いやすい印象です。

基礎的な問題ばかりでとにかく簡単です。大人の英語学び直し用にもなりそうでいいですよね。

中1英語をひとつひとつわかりやすくデメリット

  • リスニング問題がない
  • 問題数が少なすぎ
  • 全ての問題レベルが低い

リスニングの問題が一切ないのは問題集としていまいちなポイント。解説が多いためか問題数が非常に少ないのも気になります。基礎的な問題に特化しており、応用問題が一切ないため、中学1年生の範囲をしっかり完璧に理解するのは難しそうです。

中1英語をひとつひとつわかりやすくの口コミを紹介

小4の娘用です。今まで文法を何となくの感覚でやっていたので、はっきりとした刷り込みがなかったのですが、この本は難しくなりがちな文法が、驚くべきほど分かりやすい解説と絵で書かれております。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

この本は、現在小5の息子の先取り学習用として購入しました。例文や問題がシンプルで小学生にもとても分かりやすいです。イラストも理解に役立っています。内容は基本的なことばかりなので、小学生にちょうどいいレベルで、中学生が使うとしたら、授業についていけなくて基本からやり直したいという場合に良さそうです。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

中2の子供が、英語ができないので夏休みの間にもう一度、中1の英語を復習させるために買いました。内容も分かりやすいので、買って良かったです。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

子供が使ってますが、絵や文字が見やすくて、分かりやすいようです。
テスト勉強用に購入しました。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

中1英語をひとつひとつわかりやすくはどんな小中学生におすすめ?

  • 中学1年生(英検5級レベル)の英文法の基礎問題を取り組みたい
  • 圧迫感がなく、簡単な英文法ドリルを探している
  • 英検5級対策に
  • 中学1年生の英文法を復習したい

簡単な英文(英単語)の読み書きは問題なくできるようになった後、英文法を基本から勉強したい小中学生に向いています。ただし、英語習い始めだったりまったく読めなかったりする場合はこなすのは難しいはず。また、母国語力の関係から、小学校低学年やそれ以下の子には向いていません。

中学生は学校の授業で理解できなかった場合に復習として利用することもおすすめ。問題数は少ないので、初見で本書の問題がとけない場合はコピーして何度か繰り返すといいでしょう。