このブログでは、くもん「小学2年生 言葉と文法にぐーんと強くなる (くもんの国語集中学習)」の使用レビューをお伝えします。
該当学年で知っておきたい、基本的な言葉と文法に関しての設問がたくさん掲載されています。言葉と文法だけかと思いきや、漢字関連の設問もあり、盛りだくさんなドリルです。
くもんの言葉と文法にぐーんと強くなるシリーズ一覧
くもんの言葉と文法にぐーんと強くなるシリーズは、学年ごとに出ています。
言葉と文法の他に、該当学年で習う漢字についての設問もあります。1冊128ページ前後もあって問題数が多め。このドリルを完遂するころには、教科書レベルの力はついています。
くもん「言葉と文法にぐーんと強くなる」の特徴
実際に使用してわかった、くもん「言葉と文法にぐーんと強くなる」の特徴は以下の通りです。
- 言葉と文法以外に漢字関連の設問も掲載されている
- 難易度は1冊を通してすべて教科書レベル
- 解説があるため先取り学習としても使える
応用問題はありません。国語の授業だけではさらっと流れてしまう言葉と文法をじっくりと取り組みたい時におすすめです。
国語が苦手な子には本当におすすめです!国語が得意な子は1~2学年上のものがちょうどいいと思います。
掲載されているのは言葉・文法・漢字関連
本のタイトルこそ「言葉と文法」ですが、漢字関連の問題も掲載されています。
今回紹介する「小学2年生 言葉と文法にぐーんと強くなる」では、漢字の組み立て・漢字の色々な読み方・形の似た漢字・同じ読み方をする漢字といった設問もたくさん。漢字の定着にも役立ちそうですよね。
難易度は最後まで教科書レベル
くもん「言葉と文法にぐーんと強くなる」の難易度は一冊を通じてずっと教科書レベルです。日々の家庭学習に組み込んでいても子どもの負担はさほどありません。教科書レベル以上の力を身に着けたいご家庭・小学生にはミスマッチ。国語の授業につまづいているようだと感じたら手に取りたい1冊ですね。
解説があるため先取り学習としても使える
各回の右上に単元に関する簡単な解説があります。この解説を活用して保護者や本人が該当単元について学習し、答えを出せるようになっています。つまり、先取り学習用の本としても活用可能です。
くもん「小学2年生 言葉と文法にぐーんと強くなる」の使用レビュー
国語が得意な息子が小1の時、先取り学習用として「小学2年生 言葉と文法にぐーんと強くなる」を使用したレビューをお伝えします。
前学年(1年生)の復習「カタカナ」からはじまることもあり、取り組むハードルはまったく高くはありません。
各回に書いてある解説部分を活用して保護者が軽く説明をすれば、問題なく取り組めています。いちいち該当部分の解説を調べる必要はないので、保護者としてはありがたい。
しかしながら、解説部分をそのまま書き写せば答えになってしまうような設問もありますので、適時解説を隠す手間はありましたね。設問とは異なる言葉で解説してくれればよかったなと思っています。
小2の文法としては「主語述語」が難単元ですが、主語述語関連もばっちり演習できてよいですね。
正直な感想としては「国語が得意な子については簡単すぎる内容なので復習用のドリルとして使うものではない」です。もし今後息子「言葉と文法にぐーんと強くなる」が取り組むとすれば、先取り学習用ですね。
一方、国語がとても苦手な小学生にはぴったりな一冊なはず。似たような設問がうんざりするほど出てきますので、嫌でも力がつきそうです。
くもん「言葉と文法にぐーんと強くなる」を使用者の口コミ
ここからは、くもん「言葉と文法にぐーんと強くなる」使用者のAmazon口コミをまとめました。
英語を小学生から教えるこの時代、文法用語を教えなくても、言葉には種類があることがわかると、本格的に始まる中学生になったときに、理解度が増すのではないかと思う。また、母語である国語の学習をさせることは、英語一辺倒に偏っているこの現代非常に重要だと思う。
出典:Amazonカスタマーレビュー
もちろん人によるとは思いますが、国語力の低い娘でも簡単すぎました。
出典:Amazonカスタマーレビュー
復習テストだけやらせて終わりました。もったいない
他のぐーんと系も持ってますが、この本だけ答えが切り離せません。
出典:Amazonカスタマーレビュー
丸つけがやりにくいです。内容はいいと思います。
答えを切り離せない・内容が簡単すぎるといった口コミもありましたが、その一方でずっと愛用しているご家庭もいるようです。賛否が分かれているシリーズと言えるでしょう。
くもん「言葉と文法にぐーんと強くなる」がおすすめなご家庭
- 教科書レベルの問題をたくさん解きたい
- 国語が苦手で授業についていけていない
- 1~2学年先の先取り学習用ドリルを探している
くもん「言葉と文法にぐーんと強くなる」は、小学生の国語の成績がいまいち……と思ったら、ぜひとも手に取りたい一冊です!