
このブログでは、「教科書ぴったりトレーニング小学3年理科」を実際に使ってみた感想をレビューします。本書は、教科書準拠の問題集として「教科書ワーク」と並んで人気の一冊です。
小学3年生になると、理科と社会の学習が始まります。そのため、「どの問題集を選べばいいのだろう?」と迷う保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際に小学3年生の娘が使用した感想を交えながら、良かった点や気になった点を詳しく紹介します。
購入を検討している方の参考になれば幸いです。
教科書ぴったりトレーニング小学3年理科の基本情報

- 価格:1496円(税込)
- 出版社:新興出版社
- ページ数:152ページ(メインページ80ページ)
- 教科書対応
- オールカラー
- QR動画
- 付録
全ページオールカラーで、写真やイラストが多く、とても見やすい問題集です。
また、QRコードを読み取ることで、解説動画を視聴したり、採点機能を利用したりできます。
ただし、実際に使用した娘はQRコードの機能はほとんど使いませんでした。「動画を見るくらいなら、紙の解説を読めば十分」と感じたようです。
もちろん、お子さんによっては動画の方が理解しやすい場合もあるため、QRコードは便利な機能といえます。ただ、動画がなくても十分学習を進められるので、「あると便利なおまけ機能」くらいに考えておくとよいでしょう。
教科書ぴったりトレーニング小学3年理科の内容

教科書ぴったりトレーニング小学3年理科のサイズは21.2×29.8cmと大きめで、紙質もしっかりしています。ページがめくりやすく、書き込みもしやすい印象でした。
理科は学校の教科書に沿って学習を進められるため、とても使いやすいと感じました。社会では「すすむ千葉県」のような地域の資料集を使う機会が多く、教科書準拠の問題集でも学校の授業内容と完全には一致しないことがあります。一方、理科は教科書の内容に沿って学習できるため、復習しやすいのが魅力です。
実際に使用した娘も、「理科は教科書と同じ内容だから使いやすかった」と話していました。

各単元は、最初に「じゅんび」で基本的な問題に取り組む構成になっています。イラストや写真が豊富で、問題数も多すぎないため、無理なくスムーズに学習を進められました。

続く「れんしゅう」では、「じゅんび」よりも一歩進んだ内容に取り組みます。教科書の対応ページも掲載されているため、授業や教科書を見返しながら学習を進めやすい構成です。

「たしかめのテスト」は30分を目安に取り組む総まとめテストです。また、「できたらスゴイ!」のコーナーでは、やや難易度の高い問題や、教科書には載っていない発展的な内容も紹介されています。さらに、「よく出る」ではテストで問われやすいポイントがまとめられており、学校のカラーテスト対策としても参考になりました。

解答・解説は、問題の近くに解説が掲載されているため、答え合わせをしながらすぐに確認できます。問題によっては詳しい解説が横に掲載されており、理解を深めやすい工夫がされています。解答・解説だけでも49ページあり、ボリュームは十分です。
教科書に沿って学習できる

本書には教科書の対応ページが記載されているため、学校の授業に合わせて復習しやすいのが魅力です。授業で学んだ内容をそのまま確認できるので、家庭学習にも取り入れやすいと感じました。
また、教科書を見ながら取り組めば、予習として活用することもできます。ただし、一度書き込んでしまうと繰り返し使いにくくなるため、予習と復習の両方で活用したい場合は、コピーを取って使用するのがおすすめです。
オールカラーで写真やイラストが豊富

植物や昆虫などの写真やイラストが豊富に掲載されており、とても見やすいのが特徴です。全ページオールカラーなので、それぞれの特徴を視覚的に理解しやすく、理科が苦手なお子さんでもイメージしながら学習できます。
写真は細部まで鮮明で、実際に使用した娘は「虫が苦手だから気持ち悪い……」と話すほどリアルでした。それだけ実物に近い写真が掲載されているため、観察のポイントもつかみやすいと感じます。
写真やイラストの掲載数も多く、教科書の内容を補足しながら学習を進められるのも魅力です。問題集としてだけでなく、簡単な資料集や参考書のような感覚でも活用できる一冊だと感じました。
QRコードや付録も充実

本書には、QRコードのほか、バッチリポスター、かんさつ・じっけんカード、学習ゲームなど、さまざまな付録が用意されています。子どもが楽しみながら学習できる工夫がされているのも魅力です。
ただし、実際に使用した娘は付録にはほとんど興味を示しませんでした。本人に理由を聞くと、「勉強が好きではないから、わざわざ見ようとは思わなかった」とのことでした。
一方で、本書を使っていない上の子は付録に興味を持ち、実際に見ていました。そのため、付録を活用するかどうかは、お子さんの興味や学習スタイルによって大きく変わると感じます。
付録を積極的に使って楽しく学びたいお子さんには、魅力的な内容といえるでしょう。
子どもの評価は「まぁまぁいい感じ」
実際に最後まで使った感想を聞いてみると、娘の評価は「まぁまぁいい感じ。」というものでした。
子どもらしい表現ですが、本人に話を聞くと、「特に使いにくいこともなく、スムーズに取り組めた」という意味だったそうです。
娘はもともと勉強があまり好きではなく、普段はキャラクターが登場する問題集を選ぶことが多いタイプです。それにもかかわらず、キャラクターが掲載されていない本書を最後まで続けられ、「まぁまぁいい感じ」と評価したことを考えると、子どもでも取り組みやすい問題集だと感じました。
実際に使って感じた良かったところ
ここからは実際に使用してよかったころをまとめました。
教科書の内容をしっかり復習できる

実際に使ってみて感じた一番のメリットは、教科書の内容がほぼそのまま掲載されていることです。学校の授業に合わせて学習を進められるため、家庭学習での復習にとても使いやすいと感じました。
わが家では、普段は学校の授業を中心に学習し、テスト前に苦手な単元だけ本書で復習するという使い方をしていました。教科書と連動しているため、どこを復習すればよいか分かりやすく、カラーテスト対策にも役立ちました。
実際に娘へ感想を聞くと、
「テストにも結構出てきた。」
「授業が一番大事だけど、この本も助けになった。」
と話していました。
娘は理科のカラーテストでは90~100点を取ることが多かったのですが、「一番大切なのは授業」と感じていたそうです。そのうえで、本書は授業だけでは覚えきれなかった内容を確認したり、理解を深めたりする際に役立ったとのことでした。
教科書ぴったりトレーニングは、授業の代わりになる教材ではありません。しかし、学校で学んだ内容を定着させる復習教材としては、とても使いやすい一冊だと感じました。いました。しかし、本書も授業だけでは覚えきれない部分を補足するうえでも助けになったとのことです。
写真やイラストが多くて理解しやすい
実際に娘へ感想を聞くと、
「絵がたくさんあった。」
という答えが返ってきました。
娘は文字ばかりの問題集だと飽きてしまい、勉強へのやる気がなくなってしまうそうです。一方、本書は写真やイラストが豊富に掲載されているため、内容をイメージしやすく、「取り組みやすかった」と話していました。
特に理科は、植物や昆虫、実験器具などを実際の写真で確認できるため、文字だけで学ぶよりも理解しやすかったようです。勉強があまり得意ではないお子さんでも、学習に取りかかるハードルを下げてくれる問題集だと感じました。
気になったところ
実際に使ってみて気になったところをまとめました。
解説が少なく、いきなり問題になるページがある
実際に使ってみて気になったのは、単元によっては解説が少なく、いきなり問題に入るページがあることです。
娘も、
「いきなり載っていない言葉が出てきて、『これが分かるわけない』と思った。」
と話していました。
最初は「テキストと問題集が一体になった教材」をイメージしていましたが、実際には問題演習が中心で、単元の解説はやや少なめです。そのため、初めて学ぶ内容では、見慣れない言葉や習っていない内容が突然登場し、戸惑うことがありました。
一方で、学校の授業や教科書で一度学習した後であれば、問題なく取り組めます。実際に使ってみて、本書は新しい内容をゼロから学ぶ教材というよりも、学校で習った内容を確認・定着させる復習用の問題集に向いていると感じました。です。
予習にはあまり向かない
本書は問題演習が中心の構成で、単元の解説はあまり多くありません。そのため、新しい内容をゼロから学ぶ予習用の教材としては、やや使いにくいと感じました。
もちろん、教科書を見ながら取り組んだり、学校の授業と並行して活用したりすれば問題なく学習できます。しかし、いきなり本書だけで学習を進めようとすると、理解しづらい場面もあるでしょう。
そのため、次のような流れで使うのがおすすめです。
- 教科書を読む
- 学校の授業を受ける
- 必要に応じて解説が充実したやさしい問題集で理解を深める
- 教科書ぴったりトレーニングで復習・定着する
実際に使ってみて、本書は「新しいことを学ぶ教材」というよりも、「学校で習った内容をしっかり定着させる教材」として活用すると、その良さを十分に発揮できると感じました。
教科書ぴったりトレーニング小学3年理科がおすすめな人

おすすめな人
- 学校の授業を復習したい
- カラーテスト対策をしたい
- 教科書に沿って学習したい
- 写真やイラストが多い教材を使いたい
教科書ぴったりトレーニング小学3年理科は、学校の授業内容を復習するための問題集として非常に使いやすい一冊です。教科書と対応ページが掲載されているため、授業で習った内容を確認しながら学習を進められます。
また、写真やイラストが豊富なので、植物や昆虫、実験の様子などをイメージしながら学習できるのも魅力です。実際に娘も「絵がたくさんあって分かりやすかった」と話しており、勉強への取りかかりやすさにつながっていました。
あまり向いていない人
- 初めて理科を学ぶ
- 本書だけでテキストと問題集の両方を済ませたい
- 予習をメインに進めたい
一方で、本書は問題演習が中心のため、初めて学ぶ内容をゼロから理解する教材としてはあまり向いていません。
予習を目的に使いたい場合や、本書だけで学習を完結させたい場合は、解説が充実した参考書や基礎的な問題集を併用するのがおすすめです。そのうえで、教科書ぴったりトレーニングを復習や知識の定着に活用すると、より効果的に学習を進められるでしょう。
まとめ

教科書ぴったりトレーニング小学3年理科は、教科書と高い連動性があり、学校の授業内容を復習するのに適した問題集です。教科書の対応ページが記載されているため、授業で習った内容を振り返りやすく、カラーテスト対策にも役立ちました。
また、写真やイラストが豊富に掲載されているため、植物や昆虫、実験の内容をイメージしながら学習できるのも魅力です。勉強があまり好きではない娘でも、「絵がたくさんあって取り組みやすかった」と話していました。
一方で、解説は必要最低限のため、初めて学ぶ内容を本書だけで理解するのは難しいと感じます。予習用というよりは、学校の授業や教科書で学んだ内容を確認・定着させる復習用の問題集として活用するのがおすすめです。
「教科書に沿って効率よく復習したい」「カラーテスト対策をしたい」というご家庭には、十分おすすめできる一冊でした。しては解説が少ないため向いていません。復讐用に向いている問題集と言えるでしょう。
