このブログでは数研出版「Let’s PLAY English! パズル・ゲームであそぼう英語 初級」に取り組んだ感想をブログでお伝えします。
小学生からはじめたい英語の勉強ですが、どのドリルを見てもピンと来なくて、教材選びに苦労しますよね。今回紹介するドリルは小学生用英語ドリルの中で比較的に簡単なドリルです。
英語初学者の小学1年生の娘とともに取り組みました。※娘はアルファベット判別OK・英単語フレーズを知っていて、なんとなく簡単な英文であれば読める程度の英語力です。英検5級以下。
パズル・ゲームであそぼう英語 初級の内容を紹介
数研出版のキャラクター・チャ太郎が表紙に描かれていてかわいらしく、親しみやすそうですね。
はじめはアルファベットからスタートします。アルファベットをただ書かせるのではなく、ゲームをしながら確認していくような流れ。ある程度アルファベットを読み書き出来る子どもであれば、ひとりでも楽しみながら取り組めますが、アルファベットすら初見の子は親のフォローが必要。ある程度アルファベットは知っている・覚えているのが前提のレベル感ですね。
簡単な英単語やフレーズを知っていて読める、アルファベットも大体読み書きできるが、英語力は英検5級以下だろう……みたいな小学1年生の娘にはちょうどいいレベル感。
アルファベットが終わったら、数・色・動物・食べ物と章が進んでいきます。ここで注意しなければならないのはローマ字読みではなく、英単語がサクッと出てくる点です。子がローマ字と英単語がごっちゃになっていると混乱してしまうかも。また、英単語の意味すら分かっていない場合は別の教材を使って英単語の概念について知っておく必要があります。
後半になると簡単な英文を選択して書く問題が出題されます。小学英語でも習うような短文で簡単ですが、まったく英語に触れたことない小学生にとっては難しいかもしれません。
本の最後には使われている英単語が索引で紹介されています。
パズル・ゲームであそぼう英語 初級の対象学年は?
本書の対象学年は小学3~4年生。遊びみたいなドリルなので、未就学児や1年生でもできそうな気がしますが、アルファベットを知っていてかつ読める前提の作り。英語の読み書きを取り組んでいなかったり、そもそも英語の学習もしていなかったりする場合は、レベル的にはミスマッチですね。
パズル・ゲームであそぼう英語 初級は簡単?
全体的に難易度は高くありません。しかし、英単語の概念・簡単な英文法などを知っている前提で進むため、英語習いたての小学生には難しく感じることでしょう。
パズル・ゲームであそぼう英語 初級のいいところ・いまいちなところ
Let’s PLAY English! パズル・ゲームであそぼう英語 初級のいいところといまいちなところをまとめました。
パズル・ゲームであそぼう英語 初級いいところ
- 遊びながら楽しんで英語を学べる
- なんとなく英単語やフレーズを覚えていれば取り組める
- 小学校3年生の英語授業ににたような内容
単純にアルファベットや英単語を書き取りするような退屈なドリルではなく、ゲームのように学べる点は魅力的ですね。なんとなく英単語やフレーズを覚えていれば取り組める問題ばかり。日本語の指示文がありますので圧迫感なし。ただし、小学3年生向けということもあり、小学3年生までに習うであろう漢字にはふりがながありません。低年齢の子と共に取り組む場合は注意を。
パズル・ゲームであそぼう英語 初級いまいちなところ
- ボリュームが少ない
- レベル感が中途半端
本書は60ページほど。演習量が足りません。1ページ当たりの分量も多くないため、物足りなさはぬぐえません。難易度設定も中途半端。完全な英語初学者にはちんぷんかんぷんな問題もありますが、一方で英検5級レベルくらいの英語力があれば簡単すぎます。
パズル・ゲームであそぼう英語 初級の口コミを紹介
アルファベットの歌が表を見ずに歌える程度に英語に親しんでからが良いと思います。英語が本当に初めてだと難しいです。お勉強ぽくないので楽しくできています。
引用元:Amazonカスタマー
楽しくアルファベットや単語と関われていいと思います。三段階あるのもいいです。
引用元:楽天カスタマー
パズル・ゲームであそぼう英語 初級はどんな小学生におすすめ?
- 楽しみながら英語を学びたい
- アルファベットの読み書きはできる
- 英語ゲームに興味がある
本書のレベルはアルファベットは読めて、ある程度の英単語(小学英語で習う英単語やフレーズ)をふわっと理解している小学生向けです。また、単調な英語ドリルには取り組めそうもない小学生にもおすすめ。
小学3年生チャ太郎ドリルシリーズを紹介
チャ太郎ドリルシリーズは英語以外も展開していますよ。数研出版のサイトによると、難易度的にはいずれも「やさしい」に分類されています。基礎系ドリルと言えば、学研やくもんのドリルが定番ですが、チャ太郎もおすすめ。