
このブログでは「オールカラー 楽しくわかる! 電気とエネルギー」を実際に完読した感想を口コミを交えてレビューします。
電気とエネルギーといえば、小学校で習うだけでなく中学校でも重要になる単元です。ただ、内容が難しく苦手な子も多い箇所になります。そこで気になったのが「楽しくわかる! 電気とエネルギー 」。楽しみながら電気とエネルギーを学べるか読んでみました。
理科・社会に関係するやる気ぐんぐんシリーズ一覧を紹介
ナツメ社が出版しているやる気ぐんぐんシリーズは種類が豊富です。特に理科・社会の教材を多く出版しています。
どれも重要な単元ばかりです。ちなみにやる気ぐんぐんシリーズは主に小学生を対象にしています。
オールカラー 楽しくわかる! 電気とエネルギー楽しく学習!の内容を紹介

黄色い表紙が目印の「楽しくわかる! 電気とエネルギー楽しく学習!」。手で持てるほどで、空き時間に読める手頃なサイズ。215ページほどあり、結構分厚いのが特徴です。

内容は5章に分かれていて、電気関係は始めの方にまとめられています。後半は力や運動に関してです。

1章のなかに単元がいくつも詰まっています。結構内容は濃そうです。

章は漫画ではじまります。子供の心をつかむキャッチーな漫画です。ただし…漫画はこれ以降ほとんどありません。

4コマ漫画はありますが、ほとんど写真・イラストを使った解説になります。そして、思ったよりも文字が細かく情報がしっかり書かれているのが特徴です。

章の終わりはおさらい問題が見開き1ページついています。問題自体は章の内容を覚えていれば簡単に解けるレベル。さほど難しくはありません。

おさらい問題に関して解説が一切ないのが残念なところ。章を読み返せばわかる内容ですが、ひとこと解説程度は欲しかったですね。

本書の最後にはコラムが紹介されています。身近な疑問と結び付けた内容なので読んでいて楽しいです。
オールカラー 楽しくわかる! 電気とエネルギー楽しく学習!は難しい?

内容のレベルは思ったよりも高い印象です。購入前のイメージでは勉強が苦手な子供でも楽しく学習できる気軽に読めるものかと思いましたが、がっつりした参考書でした。イラストが多くカラーですが、文字は細かくしっかりとした参考書です。本を読むことが苦手な子供は手に取ることすらないかもしれません。
オールカラー 楽しくわかる! 電気とエネルギー楽しく学習!中学受験対策におすすめ

内容がしっかりとしているため、中学受験の参考書としても利用できます。本格的な参考書としては足りませんが、空いた時間に学習するのにピッタリの内容です。
オールカラー 楽しくわかる! 電気とエネルギー楽しく学習!のいいところ
- 内容が濃いので中学生でも使える
- 少し問題があり理解度チェックできる
- 空き時間にパッと覚えられる工夫がされている
表紙はポップですが内容は結構レベルが高く、文字が多いです。小学生用の一冊ですが、中学生でも基本を理解するのに向いています。本当に理解しているか確認問題がついているのもいいですね。
オールカラー 楽しくわかる! 電気とエネルギー楽しく学習!のいまいちなところ
- 内容が小学生にしては難しい
- 本が苦手な小学生は絶対に読まない内容
- 教科書みたいな内容
普段勉強をしなくて本を読まない子どものために購入するのはおすすめしません。内容は教科書や資料集に近く、難易度はそれよりも上です。軽い気持ちで購入しても、本すら読まない子供にとっては全く面白くない内容なので埃をかぶることになるでしょう。
オールカラー 楽しくわかる! 電気とエネルギー楽しく学習!の口コミまとめ
小学3〜5年生の子どもたちに読んでもらおうと購入しました。
引用元:Amazonカスタマーレビュー
既に学校の理科で習った事、まだ習っていない事が、マンガと図解付きの文章で描かれています。机に向かっての勉強!とならないように、さらっと手に取ってパラパラめくり、へぇ〜ってなって欲しかったのですが、我が家の子供たちには見事にハマったようでした。
小6娘。理科が苦手な彼女だからのセレクトかと思ったけど思った以上にお勉強な本でした。振り子の原理やエネルギーとはという基本まで。わかりやすい解説本だけど面白みはない…
引用元:読書メーターカスタマーレビュー
「エネルギー」というのは、磁石、重力、音、光も含む「見えないパワー」を指す。先取りや復習をちゃんとしたい子向け。
引用元:読書メーターカスタマーレビュー
オールカラー 楽しくわかる! 電気とエネルギー楽しく学習!おすすめの小学生
- しっかり電気とエネルギーについて勉強したい
- 絵やイラストが多い参考書が欲しい
- 復習や予習をしっかりしたい
表紙はカラーでポップな見た目ですが、内容は勉強に偏っています。少し見やすい参考書程度です。そのため、勉強が好きではない小学生が読むような本ではありません。本気で勉強をしている小学生(あるいは中学生)の息抜きなどには使えそうな一冊でした。