玉井式・図形の極み®は図形に特化した学習プログラム。進級式(10級~1級)の小学生向け無学年教材です。市進学院などの有名塾では「特別授業として図形の極み®はどうですか?」なんて言われることもあるのだとか。
- 玉井式・図形の極み®体験版テキスト無料入手方法
- 玉井式・図形の極み®のレベル&実際の問題
このブログでは、玉井式図形の極み®体験版テキストを無料で入手する方法と実際の問題、実際に年長5歳が取り組んだ上で何歳からできるのかも合わせて考察しています。
玉井式・図形の極み®体験版テキストを無料で入手する方法
総合学習館 株式会社イングHPで玉井式・図形の極み®体験版テキストを無料で入手できます。選択をミスってしまうと、体験版テキストがもらえませんので注意!
ちなみに、総合学習館イングは学研グループです。総合学習館イング経由で図形の極み®体験版テキストを請求しても、特に勧誘はありませんでしたので安心ですね。
ちなみに、体験版テキストは35ページでした。80ページという情報もネット上では見受けられますが、過去の情報です。間違っています。
- 手順1総合学習館イングHPから「資料請求」ページへ進む
「資料請求」と書かれたところをタップするとすぐにお問い合わせフォームが開きます。
「オンライン図形の極み講座」をタップしても良いですが、説明文がずらずらと書かれていてややこしい印象。「オンライン図形の極み講座」→「お問い合わせフォーム」の順に進んでください。
- 手順2お問い合わせフォーム「ブランド」で「玉井式」と「オンライン図形の極」を選択
お問い合わせフォームのページで、お問い合わせ内容に「資料請求」・ブランドは「玉井式」「オンライン図形の極み」にチェックを。デフォルトでは「オンライン図形の極み」にチェックが入っていませんのでチェックし忘れないように気をつけましょう。
- 手順3「ご質問など」の項目に体験版テキストを読みたい旨を記載する
問い合わせフォームの下の方に「ご質問など」の欄がありますので、体験版テキスト送付いただきたい旨を記載しましょう。文面が思いつかない場合は、上の画像と同じことを書いておけばなんとかなります。
- 手順4問い合わせフォーム全て記載&送信し、受付完了メールがきたらOK
画面の指示に従って体験版テキスト送付のための情報を記載しましょう。情報送信後、問い合わせフォームに記載したメールアドレス宛に受付完了メールが届きます。あとは、1週間ほど待つだけで体験版テキストが届きますよ。
受付完了メールは、迷惑メールフォルダに分類されていることもあります。メール通知が来ないと思ったら、迷惑メールフォルダを含め、全てのフォルダをチェックしてみてくださいね!
玉井式図形の極み®体験版テキストの問題を紹介
約1週間後、玉井式図形の極み®体験版テキストが届きました。しっかりとした冊子でページ数は35。80ページもの冊子……という情報もちらほらみかけますが、過去の情報のようです。
図形の極み®体験版テキスト内には、10級・9級・7級の問題が掲載されていましたよ。なぜか8級の問題はありませんでした。
図形の極み®体験版テキストに掲載されている問題は、ごく一部です。「図形の極み®」では「角度」や「水平と垂直」など、図形の7分野について学んでいきますよ。
玉井式図形の極み®10級の問題例
それでは、玉井式図形の極み®10級の問題例です。玉井式図形の極み®の直接的なテキストの掲載は禁止されていますので、実際の問題掲載はひかえます。
玉井式図形の極み®のテキストを無断掲載していると、各所から怒られるそうなので、みなさんもSNSにアップしたりしないようにしましょうね!
- つみきは何個?
- さいころ
- 立方体の展開図
図形の極み®体験版テキストで掲載されていた10級の問題は上記の3種類。
まずは、つみきは何個あるのか?というもの。みえている部分の積み木だけでなく、隠れている部分の積み木も数えなくてはならないため、空間認知力が問われますね。
これは「ぷりんときっず」の積み木問題プリントの内容とほぼ同じ。ぷりんときっずであてはめると「簡単」「普通」に該当する問題が掲載されていました。
「さいころ」は、みえていない面がいくつなのかを問うものでした。対面の点の数の和は必ず7になることを前提に、みえていない面の数字を求めていきます。1桁のたし算や引き算ができないと、答えを出すのはきつそうですね。
立方体の展開図については「組み立てたら立方体になるものはどれか」「立方体の箱を開こうとしているが、開いたらどのかたちになるか」という問題が出題されていました。空間認知能力が問われますね。
立方体の展開図を理解させるならば、実際に立方体の箱を開く様子を見せたり展開図をみせたりして説明すると良いと思います。ちびむすドリルで立方体の展開図のプリントが無料ダウンロードできますよ!
玉井式図形の極み®9級の問題例
図形の極み®体験版テキストで掲載されていた9級の問題を紹介します。
- つみきは何個?
- さいころ
- 回転体
- 立方体の展開図
9級では、難易度をやや上げながらもほぼ10級の問題と同じものが掲載されていました。
そして、「回転体」という新しい単元が出現。回転体とは、1つの直線を軸にしながら平面図形を回転させるとできる立体図形はなにかを問うもの。
玉井式図形の極み®7級の問題例
図形の極み®体験版テキストではなぜか8級がなくて、7級の問題がちらっとのっているのみでした。
- 立方体の展開図(文字入り)
7級の「立方体の展開図(文字入り)」とは、文字が書かれている立方体を開いた時、その文字はどこに書かれているのか解く問題です。 学校の学習カリキュラムによって前後はしますが、展開図は小学校4年生で習う範囲です。(参考:文部科学省『教育用コンテンツ開発事業』)
図形の極み®は10級からはじまりますが、7級の時点で小学校中盤の算数領域に入っているとは……!さすが、市進学院などの有名塾が推しているだけのことはありますね。
玉井式図形の極み®オンライン映像学習
玉井式図形の極み®体験版テキストと一緒に、オンライン映像学習が体験できるIDが書かれている冊子も送られてきました。
図形の問題は、紙に書いて説明するのには、どうしても限界があります。いちいち模型も作っていられませんし……。でも、玉井式図形の極み®学習プログラムのサイトへログインすると、アニメーションを用いたヒント動画が視聴できるんですよ。※著作権の関係上、実際の画面はおみせできません
オンライン学習プログラムの操作は「ヒント動画」を見たいところをクリック(タップ)するだけでしたので、年長5歳でも簡単にできました!
紙で一生懸命説明するよりも映像学習を組み合わせた方が、問題への理解度が上がりやすいかな?という印象。息子からは「ママの説明より、ヒント動画見た方がわかる」と言われました。
玉井式図形の極み®は何歳から?小学生以下でもできる?
結論から申し上げますと、玉井式図形の極み®は年中から取り組めるようです。
というのも、玉井式図形の極み®体験版テキストと共に送られてきた「図形の極み受講継続更新の案内」をみると、現時点での生徒様の学年の欄に「年中・年長・小学X年」と書かれていました。
つまり、玉井式図形の極み®受講者の中には年中もいるのです。年中でも玉井式図形の極み®を取り組める子は取り組めているのでしょう。
というのが一般的な話。続いては我が家の場合。参考までに。
塾なし・通信教材はこどもちゃれんじ・たまに学研ワークなどで1日30分ほどの家庭学習をしている年長5歳の息子。小学校受験・中学校受験はまったく視野に入っていない家庭学習ライト層ですが…
下記については、なんとかできました。
- 玉井式図形の極み®10級・9級の「つみきは何個?」
- 玉井式図形の極み®10級・9級の「さいころ」
立方体の展開図については、実際に紙でさいころを作ってみると一応は納得したものの、理解はしていないようでした。
回転体についてはポカーンとしてしまうほど、理解不能だったようです。したがって、我が家の年長5歳の息子に図形の極み®を取り組むのは時期尚早と判断しました。
というのが、家庭学習ライト層の結論です。
玉井式図形の極み®体験版テキスト取り寄せで勧誘される?
玉井式図形の極み®体験版テキストを取り寄せましたが、勧誘の類は受けていません。
体験版テキスト取り寄せのために入力したメールアドレスに「図形の極のよくあるご質問」「図形の極映像IDの終了期限が近付いています」といったお知らせメールが届いただけ。
ムリな勧誘はされないようですので、ご安心ください。
まとめ:玉井式図形の極み®体験版テキスト無料入手方法&何歳からできる?
- 総合学習館イングHPから玉井式図形の極み®体験版テキスト無料入手可能
- 図形の極み®7級ですでに小学校中盤の算数レベルに
- 図形の極み®を年中で受講している子もいる
- 図形の極み®は何歳からできるのかは学習状況による
2024年4月に玉井式魔法の国語を開講
これまで算数に力を入れていた玉井式ですが、2024年4月からは新たに「魔法の国語」が開講しました。4月から開講した「魔法の国語」は玉井式の国語教材を詰め込んだ真髄ともいわれています。「魔法の国語」の特徴は下記の4点です。
- トレンドを抑えた長文問題
- リスニング読解問題
- 玉井式オリジナル漢字学習法
- 文法のスパイラルトレーニング
iPS細胞やコロナウイルスなどのトレンド長文読解は文章を楽しく読める工夫がされています。アニメストーリーを見て聞いて理解する漢字練習法。何度も文法を繰り返して覚える、スパイラルトレーニングを主体としています。
まだ開講したばなりなので、今後どのように推移しているかわかりませんが見ものですね。