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ハイレベ幼児さんすうを取り組みレビュー。幼児ではなく小学1年生におすすめ

このブログでは「ハイレベ幼児さんすう」を実際に取り組んでみた感想をお伝えします。

奨学社のハイレベは難易度高めの問題集として教育熱心なご家庭の幼児や小学生に広く愛用されています。

特に中学受験は意識していない小学1年生とともに「ハイレベ幼児さんすう2中級」「ハイレベ幼児さんすう3上級」に取り組んだ感想や難易度などの考察をまとめています。

ハイレベ幼児さんすうをブログでレビュー

こちらが「ハイレベ幼児さんすう」の中級と上級です。紙は厚紙に近く、かなり丈夫で大判サイズが特徴。カラーページですが、計算問題も多いのでカラーでも白黒でもどちらでもよい気がしますが、カラーの方が取り組みやすい子どもにはおすすめ。問題のわきに奨学社の謎キャラ(やや古臭いキャラデザ)も描かれていて、少しとっつきやすい印象。

最初のページには小学1年生の内容を先取りすると明記されています。レベルとしては小学1年生にぴったりといえる問題集と言えるでしょう。

結論から言えば、ハイレベ幼児算数はもうすぐ1年生~小学1年生におすすめです。

本書は初級・中級・上級と分かれていますが、どれも小学1年生の範囲。範囲を見ると初級は小学校では1学期に習う内容で、中級は2学期、上級は3学期。初級についてはいままで幼児向けのドリルをこなしている子であれば問題なく取り組めるはず。

ハイレベ幼児さんすう2中級

まず、ハイレベ幼児さんすう2中級を紹介します。

中級では20までの数がメイン。ページはオールカラーなので形や果物など見やすいのがいいですね。紙質も厚く、多少使い方が荒くても敗れることはありません。

10以上の足し算も出てくるのでさくらんぼ算を覚えていないと解けません。しかし、本問題集では今やどの小学生でも習うさくらんぼ算の教え方など書いていないため、独学で覚えるか、答えを暗記していく流れになります。もし、学校と違う方法で解いた場合、入学してからとまどう可能性も。

ハイレベ幼児さんすう2上級

ハイレベ幼児さんすう2上級も色が違うだけでデザインは同じです。

上級では100までの数が登場します。まさに小学1年生算数3学期に習う範囲です。

本書では三つの数の計算や繰り上がりが登場します。中級と同じく解き方などは紹介していないので、唐突に登場する印象です。解き方を知っている子どもなら問題ありませんが、知らないまま本書に挑むと痛い目にあうかもしれません。

ハイレベ幼児さんすうは難しい?

問題を解く子どもが小学1年生の範囲を網羅しているとしたら簡単かもしれません。しかし、数字を読める程度で本書に挑戦したら非常に苦労します。まず、解き方や教え方は一切載っていないため、親が一つ一つ教えなければなりません。下駄をはかせていない、本格的な家庭学習はこれまでしてこなかった、といった普通の未就学児では非常に難しい問題集だと思います。

ハイレベ幼児さんすうは小学1年生向けのドリル(教科書レベル)

先に説明しましたが、ハイレベ幼児さんすうは小学1年生の「初級1学期・中級2学期・上級3学期」を網羅した内容です。そのため、小学1年生の復習においては最適と言えます。小学1年生の算数ドリル(教科書レベル)と難易度的には変わりません。好みによりますが、ハイレベ幼児さんすうではなく、小学1年生用算数ドリルでも代用ができますね。

ハイレベ幼児さんすうは入学直前におすすめ

ハイレベ幼児さんすうはこんなドリルです。

  • 小学1年生算数の総復習としては適している
  • 初級は入学直前におすすめ
  • 紙質がしっかりしていてカラーで見やすい

初級は1学期に習う範囲なので入学準備用ドリルとしてぴったりと言えます。紙質がよくオールカラーで見やすいのもいいですね。

ハイレベ幼児さんすうの難易度設定がイマイチ

一方、ハイレベ幼児さんすうは難易度設定がイマイチではないかと思います。

  • 普通の幼児にはレベルが高すぎる
  • 小学生1年生としては他社の小学1年生向けのドリル(教科書レベル)程度で微妙→他社小学1年生向けドリルで代用可

普通の幼児にはレベルが高いのが気になるところです。また、平均的な小学1年生にとってはレベル感としてはさほど高くはなく、小学1年生用ドリルを購入しても変わらないような気がしました。難易度設定が微妙です。算数が得意で下駄をはかせている幼児向けでしょうか。

ハイレベ幼児さんすうの口コミを紹介

春から小学生になる娘にやらせてます。初めは簡単ですが、徐々に難易度が上がっていくので今の時期にちょうど良いと思います。学童でも学習時間があるので、持っていかせるのにもいいかなと。幼児用ドリルの表紙で内容は小1の内容を順にできるようになっていますので、周りを刺激せずに良さそう。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

4歳の子にハイレベ幼児さんすう1の後に使用しています。1は数、計算がメインでしたが、2は20までの数や加減のほかにも時計や長さ・かさ、かたちなどもあり、楽しくできています。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

こぐま会の100てんキッズドリルを一通りやってから、奨学社のハイレベをはじめました。
さんすう1から3へと無理なく少しずつレベルが上がり、二桁の3つの数字を使って加減の式を立てられるようになります。けいさんシリーズも同時に進めていたのですが、さんすうも結構計算させるので、計算力もついたと思います。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

ハイレベ幼児さんすうがおすすめの家庭

  • 小学1年生の算数を復習したい家庭
  • 入学準備ドリルとして使用したい家庭(1のみ)
  • すでに小学1年生算数を網羅している幼児

幼児系さんすうドリルを紹介