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小学生の英検5級合格体験談。使用教材・勉強時間・受験の様子まとめ

小学生の英検5級合格体験談。使用教材・勉強時間・受験の様子まとめ

このブログでは小学生(小学4年生)が英検5級を受験して合格した体験談を紹介します。

実際に英検5級を受験したことにより、はじめて知ったこともあったので参考になれば幸いです。

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英検5級の難易度

英検5級は中学英語初級程度とされています。公式HPによると「日常的な話題について、初歩的な語句を用いた短い話や文章から必要な情報を得たり、自分の関心のある事柄を初歩的な語句を用いて簡単に伝えることができる。」とのことです。

具体的には英単語数は600語。英文法は中学1年生レベルと考えておくとよいそうです。テストの形式はリーディング&リスティング。問題数はリーディング25問・リスニング25問。

英検5級合格率

英検5級の合格率は80%程度。そして合格基準スコアは419点です。満点が850点(リーディング425点・リスニング425点)なので点数上は半分取れば合格できますが、CSEスコアは問題の配点が決まっているわけではないため、6割は取りたいところです。

CSEスコアは各技能が均等に分配されているため、リーディング&リスニングをバランスよくできる必要があります。

英検5級受ける年齢層について

英検5級を受験する年齢層は小学生高学年から中学生。ネットで情報を集めると小学校低学年もしくは園児も受験しているそうです。

英検5級の英文の内容的に、小学校中学年以上が適正年齢なのかなと思います。国語力的に幼児や小学校低学年の子には背伸びしすぎな印象。急いで取得するのはおすすめしません。意味もないですし。

英検5級の受験決定・試験当日から合格までの流れまで

今回は2025年に開催される第一回目に受験。受験日は2025年5月24日。今回は本会場ではなく準会場で受験をしました。塾に通っていて、塾主体で開催していたら楽ですが、通っていない場合は準会場に直接電話する必要があります。

当方の場合は1ヶ月前くらいに準会場に連絡し、申込用紙を直接受け取り入金。あとは当日に準会場で受験をするだけです。結果の受け取りも電話で連絡をもらい手渡しでもらいます。準会場は英検HPに掲載されているので、漢検と異なり探しやすかったです。漢検は準会場がどこか探すところから始めなければならないですからね…

ちなみに受験までの工程は準会場によってことなりますので、会場に確認が必要です。

当日に準会場に到着してからは付き添いができませんでした。試験が終了するまで待機です。

なお、受験した子供曰く、過去問と異なり暗証番号を書かなければならない箇所があり焦ったとのこと。英検では暗証番号が必要となるため、事前に決めておいた方がよさそうです。

当日は試験管の人に書き方を教えてもらい、暗証番号を書いてことなきえたそうです。試験についてわからないことがあったら試験管に聞きなさいと、子供に言い聞かせておくことをおすすめします。

試験時間はリーディング25分・リスニング20分のトータル45分。リーディングをはじめに取り組み、25分経過後リスニングの放送が始まります。リスニングの終わりに「これで試験は終わりです」と流れて終了となります。

リスニングが終わった後、リーディングの確認ができないので、リスニング前に間違えがないか確認が必要です。また、リーディングの時間が余ったらリスニング問題を見ておくのもいいですね。リスニング問題のイメージがしやすくなります。

試験が終わり約40日後に結果の報告が来ました。もう少し早いと思いましたが、既定の日数とほとんど変わりませんでした。

合格すると賞状と受験結果詳細を返却されます。不合格でも受験結果詳細は返却されるので、再挑戦に向けてブラッシュアップできます。

ちなみに今回の結果は1問間違いで合格。1問間違いでも850点満点が757点まで下がってしまいます…1問100点のわけがないので点数というより、CSEスコアは偏差値に近い位置づけとしてみた方がよさそうです。

なお、英検4級と5級でもスピーキングテストを受験できますが、合格とは関係ない任意のテストです。我が家は受験してません。

英検5級は何人くらいが受けていた?

筆者の地域は人口40万人程度の市になりますが、繁華街から離れた場所なので子どもの数はそこまでは多くありません。英検の受験者もあふれるほど多くないのが実情です。

そのため、当日の英検5級受験者数は5人だけ。筆者の子ども以外は塾に通っていて、年齢層は中学生3人・小学生2人といったところです。ちなみに英検5級は年間30万人程度しか受験しないため、受験者数が他の級と比較すると受験人数は少なめ。英検3級になると65万人受験するので同じ準会場でも受験者数は大きく異なると思います。

英検5級の本会場と準会場の違いについて

英検を受験するには本会場と準会場を選択する必要があります。本会場とは、全国47都道府県の約230都市、および海外4都市に協会が設置する公開会場。大学やホテルで行われます。準会場とは、協会が準会場として認めた団体が設置する試験会場で学校・塾・職場などです。

本会場の申し込みはインターネット申し込みができますが、準会場は自分で会場に連絡する必要があります。準会場の方が受験料が安く、会場も自分で選択できますが、主催会場に自分で交渉しなければならないのがデメリットです。また、受験できる級も会場によって異なります。

筆者が利用した準会場は英検準2級以上の受験には対応していませんので、それ以上の級を受験する場合は、また別の準会場を探さなくてはいけません。

小学生が英検5級を合格するまでの勉強時間と内容

当時、筆者の子どもの実力は中学3年生向けの英語問題集をこなせるレベル。普段は学校向けの英単語の勉強はほとんどしておらず、英単語・熟語が弱く英文法が強いタイプです。また、リスニングも取り組んでいないため、強くはありません。(基礎英語1は聴いています)。さらに言えば、いわゆる「おうち英語」もしてません。かけ流しもゼロ。英語学習は1日30分程度。英語塾にも行ってません。

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英検5級対策としての勉強時間は過去問とさらっと流した問題集1冊のみ。英検5級対策としての総勉強時間は推定5時間以下と思われます。

そんな状態ですが、英検5級レベルはさほど苦でもなく、一切対策をしなくても過去問はほとんど正解。そのため、英検5級対策はマークシートになれるための過去問とリスニングに慣れるための問題集・学研「小学生のためのはじめての英検5級」をさらっと流した程度。

英検5級を合格するのは中1レベルの簡単な英単語や熟語を覚えていれば可能

では、英検5級は中3レベルの英文法がわからないと合格は難しいのかと問われると、全くそこまでのレベルは必要ありません。問題を見る限り単純な応答問題なども多いため、基礎的な英単語&熟語を知っていればある程度は点数を取ることができます。英語文法の理解は必要なく、雰囲気で正解を出すことはできます。ぶっちゃけ全然難しくない。この辺が幼児でも合格できるからくりなのでしょうね。

また、リスニングは3択なので聞いて明らかにおかしい内容でないものを省けば正解に導きやすい。そのため6割の点数を取るのは多少訓練すれば(もともと少し英語に触れている幼児ですらも)可能でしょう。

正直言って、おそらく筆者の子どもも小学校低学年時点で英検5級向けの訓練すれば合格はできていたと思いますが、雰囲気で合格しても意味がないため、英検向け対策せずとも余裕で英検5級合格できるレベルになるまで待ちました。急ぐ必要もないので。

英検5級は小学校高学年で取得がおすすめ

英検5級は英語塾やおうち英語などで英語に触れている小学生が勉強して対策すれば合格できます。

英検5級の対策を介して、少々の英文を読んだり、聴いたり、などのスキルも少し訓練が必然になりますので、中学英語に向けた準備として、小学校高学年の子に英検5級取得を目指して勉強するのもおすすめです。

元々英語に触れている小学生であれば、公式過去問でマークシートや問題形式に慣れる程度で合格ラインに届くと思います。とはいえ、国語力的に小学校低学年以下は背伸びし過ぎですし、一般的な日本人は急ぐ必要もありませんので、現実的には小学校中学年、高学年あたりが受験適正年齢ではないかと思います。

一方、今の時代、小学生のうちに英検3級合格!と掲げている塾も多々あります。今回筆者が利用した準会場の塾もそんなスローガンがありました。中学からでは他教科の勉学も煩雑になり、英検の勉強まで手が回らないらしいので、英語学習にある程度時間が取れるご家庭であれば、小学生のうちにどんどん英検にチャレンジしてみてください。

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