このブログ記事では、小学生におすすめの作文ドリルをまとめています。
小学生の国語と言えば、どうしても「漢字」や「読解」に注目されがち。しかし、高校入試や大学入試などで作文(小論文)を設けている学校もありますので、決して無視できない存在です。作文が苦手であれば、市販ドリルで作文練習するのもひとつの手。
小学生のうちから作文の基礎を学べるドリルを15選紹介します。
小学生低学年におすすめ作文ドリル7選
作文の基礎は小学生の低学年から身につけた方がいいと言われています。しかし、低学年で長い文章を書くのはなかなか難しいもの。そこで利用したいのが低学年向けの作文ドリルです。ここでは小学生低学年向けのおすすめしたい作文ドリルを7選紹介します。
はじめての作文力ドリル 小学低学年用
樋口 裕一先生が著作している「作文ドリル」シリーズのなかで一番基礎的な内容を網羅した1冊です。作文を書き始める前の言葉のルールから学ぶことができます。擬音の表現方法なども紹介されていて、たとえば「いなずまが光った」のような音の表現方法なども勉強できます。
4コマ漫画でも作文の基礎が説明されていて、本を読むのが苦手でも楽しんで取り組める工夫が垣間見えます。
簡単でスラスラ解ける!色々なクミコミや評価が良かったので購入しました。作文が苦手な子どもにとっての基礎としてはいいのかなと思います。でもやはりまだ苦手意識が高くやる気は起きません。ゆっくり進めていきたいです。
出典:yahooshopカスタマーレビュー
七田式 知力ドリル 【6,7歳】さくぶん
七田式の作文基礎ドリルです。6、7歳向けのドリルなので内容は非常にやさしいのが特徴。例えば絵に合うしりとりや絵を見て簡単な説明などが記載されています。暗唱・音読などのページもあり、書くだけでなく読むことによって学習できるのが嬉しいところです。
6歳の息子に購入しました。表紙がリニューアルして更に可愛くなっていました(^^) 内容もとっても見やすく取り組みやすいように作られており、満足度が高いです!
出典:yahooshopカスタマーレビュー
小学1年 さく文 (毎日のドリル)
学研が出版している「作文ドリル」です。内容はとてもやさしいので作文の基礎を学びたい子におすすめしたい1冊。
作文から始めるのではなく、言葉の決まりからはじまり、徐々に文章を書くことに移行する内容になっています。
新小学一年生の子どもの自主学習用に購入。ひらがなは書けますが、時々「は」と「わ」、「お」と「を」、「え」と「へ」の選択に戸惑い、間違ってしまうことがあるので、反復学習が必要と痛感していました。文章問題を多くこなしながら、本人が何となくでも違いがわかるようになっているので、購入して良かったと思います。
出典:Amazonカスタマーレビュー
小学1年生から論理的に書ける「三文作文」練習帳
筑波大学附属小学校の桂先生が著作した作文ドリルです。小学1年生から4年生までのレベルに分かれていて、はじめは本当に簡単な3文を書くところから始まります。
大まかな文・詳しい文・気持ちの文と3段落にわかれているので、作文が苦手の子供でもイメージしやすいのが特徴です。
三文から書き始めますが、スモールステップで、四文、会話文…と進んでいきます。 書き方が全く分からない子も、この順で進んでいけば、少しずつ書けるようになってきました。
出典:yahooshopカスタマーレビュー
宮川式 10分作文らくらくプリント 小学校低学年編
ドラえもんブックの「作文がすらすら書けちゃう本」を著作している宮川先生が書いた低学年向け作文ドリルです。作文のネタ出し方法や話の広げ方などが紹介されています。あいうえお作文やれんそうゲームなど楽しみながら取り組める内容がたくさんあり、子供でも最後まで飽きずの取り組むことができます。低学年でも作文が得意な子供におすすめしたい一冊。
日本語は元より、そもそも文章を書く時のネタ出し、それの広げ方等のヒントが沢山書かれていて、親子で会話をしながらやるのに丁度良いです。現在小学3年生になりましたが、まだまだ使えそうです。
出典:Amazonカスタマーレビュー
小学1年生 作文・表現にぐーんと強くなる
公文が出版している「ぐーんと強くなる」シリーズの小学生1年生用作文ドリルです。
難易度低めで、メモを書くところから始まり、文章の基本的な並びを学習していきます。後半のページでは感想文などもありますが、難易度は高くありません。「作文・表現にぐーんと強くなる」は各学年網羅しているので、学年にあった作文ドリルがおすすめです。
小学校6年生までに必要な作文力が1冊でしっかり身につく本
1年生から6年生まで続けることによって、力がつく作文用ドリルです。
動詞や主語など全く理解していないところからスタートするため、最初は小学1年生でも解ける内容になっています。徐々に長く、表現力を身につけながら進むので最終的にはしっかりした作文を書けるようステップアップしていきます。文章を書くことが苦手の子供におすすめしたい作文ドリルです。
文章力のない小4男児に購入。日記はいつも『楽しかった』しか書かない表現力のない子でしたが、こちらの本を取り組むようになってからは『どんなふうに楽しかった』『どんなふうに美味しかった』という表現ができるようになりました。
出典:Amazonカスタマーレビュー
小学生高学年におすすめの作文ドリル8選
中学生になると作文を書く機会が増えます。また、作文だけでなく長文解答なども必要になるため、文章を書く力が必須です。小学生高学年から作文力を身につけておくことが重要になります。ここでは小学生高学年におすすめの作文ドリルを8選紹介します。
空想作文ドリル-文章を書くのが好きになる
空想をテーマにした作文ドリルです。宇宙ステーションと交信の会話文・魔王城の反省会など楽しみながら文を書くことを目的としています。
簡単な作文を書ける子どもに向いている内容で、難しい作文を書く前段階として向いています。文を書けることを前提としているので、高学年向けの作文ドリルです。
遊び感覚で取り組めるようで楽しく書いています。息子の書いたものを見る限り好き勝手書くので勉強的に役立つ!とはいかないものの楽しく文書を書くという目的としては良いのかなと思います。
出典:Amazonカスタマーレビュー
ふくしま式200字メソッド「書く力」が身につく問題集
ふくしま国語塾で有名な福島先生が著作している作文ドリルです。メソッドとは方法であり、技術や型などが当てはまります。文章を書くうえで説得力を持たせる書き方、逆説の書き方などの型を例文形式で紹介し、はじめは例文を写すことから始まります。例文が難しく、難易度が高いため文章を書くのが苦手ではない小学生におすすめの作文ドリルです。
本作でよかったのは、対比関係の正確さを鍛えられるという点だと思います。「〇〇は▲▲だ。一方××は◇◇だ」という、呼応を正しくするという練習が多かったと思います。こうした呼応は論理的に書くという点にも通じますし、そこは良かったかと思います。
出典:Amazonカスタマーレビュー
合格に導く!悪魔の作文ジム 小学生版
四コマ漫画形式で作文の書き方を説明している作文ドリルです。コミカルな四コマ漫画とは思えないほど、後半は内容がしっかりしていて、お題についてメモ→下書き→清書という形で200文字程度の作文を書いていきます。作文スタイルを学んだあと、繰り返し短めの作文を書くことによって力を付けていく流れです。
中学受験のための作文力を一から鍛えるなら役立つと思う。特に序盤のウォームアップは作文練習を始めるのにハードルが低く、とっつきやすい。根気よく取り組めば、一冊終えるころには作文が「書ける」ようになっているかも。
出典:Amazonカスタマーレビュー
苦手が消える作文スタイル: 型を使って4つの段落で書こう
小学生の作文の多くは4段落に分かれています。段落ごとの書き方を学べるドリルが「苦手が消える作文スタイル: 型を使って4つの段落で書こう」です。内容は作文の型を最初に学習し、覚えたい作文テーマ15型を解説とともにドリルに書き込んでいきます。最初は筆が止まるかもしれませんが、各テーマごとに書き方ガイドやポイントが記載されているので、しだいと上手に作文を書けるようになっていきます。
今までの岩下先生の授業で行った良い作文が載っているので活用もしやすいです。
出典:Amazonカスタマーレビュー
子どもたちにも作文を書いてもらうときによい例が提示できることが大切だと思うのでこのようなガイドや実物のある本はとてもありがたいです。
出口汪の作文講座: 15ステップですらすら書ける
出口先生の作文用ドリルです。15のステップで学習できる内容になっていて、文章の基本から論理的に理解できるように工夫されています。基礎の基礎から徐々にステップアップしていくので、作文の苦手の子供でも無理なく学べると好評のドリルです。
現代文が、得意だったわたしですが、子供はどうやら日本語のルールがあまり分からない様子。出口先生のシリーズをほとんど買って勉強させています。この問題集は作文に特化しているのでただ問題を解かせていくだけではなくて、ちょっと親のフォローがないと、最終の課題文をきちんと書けるようにはならないかな…?優秀なお子さんなら問題ないかもしれませんが。ともかく、親も理解していれば作文の基本を教えられるいい本です
出典:Amazonカスタマーレビュー
作文力ドリル 作文の基本編 小学高学年用
低学年用でも紹介した作文ドリルの高学年向け基礎ドリルです。作文のコツや文章表現の技だけでなく、練習問題も多く、ホップステップジャンプという感じで学べます。
みんなが悩む書き出しや表現力だけでなく、ドラマ風の展開など技術を楽しみながら学べる工夫もされているため、最後までやりきることができると評判です。
文章どころか、文字すら書くのが嫌いな子どもに試してみました。
出典:Amazonカスタマーレビュー
高学年と中学年の子、私、の3人で、最初の練習問題に取り組んだら、大喜利状態になりました。子どもは、反抗してふざけたつもりだったのかもしれませんが、「いいね!」と言われて調子が出てきたようです。
これで書ける! サクサク作文サポート 小学校編
小学校における作文のポイントや論理的に必要なことなどを解説した作文ドリルです。特別支援が必要な子供でも分かる作りになっていて、作文が苦手な子供でも徐々にできるような内容になっています。身近な食べ物や自分の体のことなどを300字以内にまとめたり、地図を完成させそこに住む動物の言葉などを考えたりする内容もあり、文章が書けない子供でも簡単に取り組めるのがおすすめのポイントです。
「なんでもいいから思ったことを書けばいいんだ」では書けない子どもたちにとって、指導者や保護者が上手にガイドできるようになることは有意義だ。小学校の作文にとどまらず、言わんとする内容を相手に効果的に伝えるスキルは社会で生きていく限り必須だから、よい練習になると思う。
出典:楽天カスタマーレビュー
「なにを書けばいいかわからない…」が解決! こども文章力
穴埋め式でトレーニングできる作文ドリルです。日記、読書感想文、テーマ作文、手紙、キャッチコピーなどを簡単な方式で書き込んでいきます。
第2章あたりまでは小学生低学年でもできる、短文形式の内容が続きますが、志望動機・長所短所・要約などステップアップしていく流れです。高学年の分類しましたが、2-3年生辺りから始めても良いでしょう。
小学生の感想が肝心だと思うので,子どもたちに感想を求めました。多くの子どもたちが、取り合うように読みました。苦痛だった文章書きが楽しくなったとのことです。実は、これまで著者が小学生向けに書いた本の効力を実感したことがなかったのですが、この本は違いました。
出典:Amazonカスタマーレビュー