このブログでは、小学生におすすめの童話本・テキスト・ドリル・問題集をまとめています。
国語力を伸ばすために、一役買うのが読書や読み聞かせ。ベネッセの調査では「小学生の読書量と国語の学力」には相関性があり、偏差値にも良い影響が出るといった結果が出ています。
読書や読み聞かせにぴったりなのが「童話」。童話であれば普段活字に興味のない小学生でもとっつきやすいですよね。自力で読書が難しい小学生であれば、読み聞かせをおすすめします。
小学生におすすめの童話本・テキスト・ドリル・問題集11選
考える力を育てるお話 366 名作・伝記から自然のふしぎまで
1ページから2ページにまとめられた童話も含む音読本です。366のお話が詰まっていて、1日1物語を読むことを推奨しています。100マス計算で有名な陰山先生が監修していて、話の内容はイソップもの物語や昔話だけでなく、科学にまつわる話なども含まれています。豆知識やお話クイズも収録されているので、内容を理解しているのか確認することができるのがおすすめポイントです。
小学校2年生の男の子、寝る前の読み聞かせように購入したしました。結構、重いので腕は疲れますが、お話や故事、生き物の話など色々で、興味津々で聞いてくれています。最後のクイズが好きで正解したいので、よくお話を聞いています
出典:Amazonカスタマーレビュー
1話5分 おんどく名作 1年生 (かしこい脳が育つ!)
とにかく文字が大きいことが特徴的の1話5分 おんどく名作 1年生です。イソップ童話・日本の昔話・グリム童話など童話を収録しています。文字が大きいためか、収録数は12話と少ないですが、国語や音読が初めての子供でも読めるレベルになっているのが特徴です。1年生だけでなく、2年生、3年生と年齢によって分かれているので、子供のレベルにあった内容の本を選択できます。
三年生と一年生の兄妹に一冊ずつ、とても喜んでくれました。心なしか上手に読めているように思えます。
出典:Amazonカスタマーレビュー
齋藤孝のお話でみにつく! ことば図かん-小学1・2年生
童話とともに言葉の意味を解説しているテキストです。
物語を読みながら、気持ちを表す言葉・動きを表す言葉など重要な語句を分けて解説していて、物語のキーポイントを自然と学習できる作りになっています。昔話や童話を短文にアレンジした物語がたくさん収録されているので、読んでいて飽きてしまうことがありません。
ココロが育つよみきかせ絵本日本の昔ばなし 名作50選
日本の昔話を50選あつめた音読本です。絵はあまり書いていなくて、1話当たりの内容も濃いのが特徴。読み聞かせに向いている本で子供の読書においても、国語力をつけるのにぴったりの分量と言えます。
1話約5分位で読めます。年少でも理解できる言葉遣いです。寝る前に読むので怖い話は避けています。定番中の定番と、そんなにメジャーでない話と50話も入っています。表紙がソフトカバーで持運びは楽。話の省略の仕方、続け方も上手で自然です。
出典:Amazonカスタマーレビュー
ココロが育つよみきかせ絵本 グリムどうわ50選
先に紹介した「日本の昔ばなし 名作50選」と同シリーズの1冊です。表紙はかわいいですが、内容は小学校3年生以降におすすめなくらい少し難しい言葉が使われています。侍女などなじみのない言葉も使われているため、大人と一緒に読むのもおすすめです。
お休み前にはいいと思います。
出典:Amazonカスタマーレビュー
グリムどうわ15話 (名作よんでよんで)
絵がふんだんに使われたグリム童話が15選まとめられた本です。難しくなりがちなグリム童話を幼稚園に勤務した経験者が監修することによって、柔らかく読みやすくなった内容になっています。グリム童話なので少し残酷な面もありますが、小学生低学年でも余裕をもって読めるところがおすすめです。
いくつも話が入っているので、選びながら読めるので、とてもいい。絵が怖いなど気に入らないものだと読みたがらない、子供は話しに入っていけないのですが、これは絵が可愛いので入門編にはいいと思いました。
出典:Amazonカスタマーレビュー
日本の昔ばなし20話 (名作よんでよんで)
「名作よんでよんで」シリーズの日本昔話です。全部で20話収録しています。大体1話10ページ以下にまとめられているため、小学校低学年でも読むことができます。筆者の幼稚園児の娘は少しずつ読んでいますし、小学2年生の息子も時々読みたくなる内容です。
ももたろうやきんたろうなどメジャーどころから、かもとりごんべえといったマイナーな昔話も収録されています。
桃太郎やかぐや姫など、誰もが知る定番の昔ばなしが20話載った絵本です。あまり数は多くありませんが「しばかり」や「天ぐ」といった昔ばなし特有の単語の注釈も載っています。
出典:Amazonカスタマーレビュー
巻末には大学の先生による、それぞれのお話の簡易的な解説も載っており、読み聞かせる大人にとっても役立ちそうです!
10歳からの 考える力が育つ20の物語 童話探偵ブルースの「ちょっとちがう」読み解き方
童話を少し違った視点から考える本が「10歳からの 考える力が育つ20の物語 童話探偵ブルースの「ちょっとちがう」読み解き方 」です。悪い奴が退治されて終わる童話ですが、視点を変えて悪い奴目線でみてみると違う景色が見えてきます。視点を変えることによって、子供が童話について深く考えられるようになる狙いです。『3匹の子ブタ』をオオカミ目線で考えたりと面白い内容なので、高学年の子供におすすめです。
小学生の姪にプレゼントしました。渡す前に自分も読んでみて面白いと思ったし、自分が小学生だったらこんな事気づかなかっただろうから、どうしてかな〜と考えるキッカケになるのではと思いました。
出典:Amazonカスタマーレビュー
せかいのめいさく 小学1年 (おはなしドリル)
はだかの王さまなどの童話を文章読解ドリルとしてアレンジしたのが「せかいのめいさく 小学1年 (おはなしドリル) 」です。1話の話が短くまとめられていて、問題も小学1年生でも解けるほどやさしくなっています。とはいえ短文というほどの内容ではないので、入学したての文字に慣れていないときは難しいかもしれません。本格的な音読が学校で始まってから開始するのがおすすめです。
小1の1月に、1日1話のペースで、ひと月で終えました。ほとんど子供だけで取り組めます。毎日持続できるのは、内容がそれなりに面白いからだと思います。問題にも複数の視点・意図が感じられ、別の巻の一部でみられるような問題のパターン化が少ない、比較的良質な問題集になっていると思います。
出典:Amazonカスタマーレビュー
「読解力」がぐんぐん伸びる 名作おはなしれんしゅうちょう
日本や世界の童話や名作を80ページにわたり読解ドリルとしてまとめた1冊です。童話を文章読解の問題文とするだけでなく、レベルも1・2・3・チャレンジと4段階に分かれているため、初心者の子供にも安心して取り組めるところがおすすめ。簡単な問題だと、童話の一部分を切り取り、読解させ、非常に簡単な問いかけをクイズのように出しています。小学校入学直後からおすすめできる1冊です。
簡単な問題が多め
出典:Amazonカスタマーレビュー
読解力をつけたいお子さんの初期には良い
能力育成問題集17 童話・昔話(ピグマリオン)
幼児教育で有名なピグマリオンの童話問題集です。小学校受験では童話を基にした読解問題が多く出題されていて、この本はそのようなテストに対応できるように作られたドリルになっています。ピグマリオンはレベルの高い授業や教材が多いので、幼児教育用の本書ですが小学生でも十分活用することができます。