このブログでは中学受験の四大塾が出版しているおすすめ参考書・ドリルについてまとめています。
SAPIX(サピックス)・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミーの大手塾は中学受験における四大塾といわれています。これらの塾は授業だけではなく、様々な出版物を販売しています。今回は四大塾が販売している参考書とドリルに絞って紹介します。
SAPIX(サピックス)が出版している市販ドリル・参考書
中学受験といえばSAPIX(サピックス)といわれるほど中学受験塾の大手でこれまでにもたくさんの生徒を名門中学へと合格へ導いた実績のある塾です。SAPIXといえばオリジナルテキストを授業当日に配布するのが特長。復習をメインとしていて、塾で習う難問を復習・反復を繰り返すことによって知識の定着させていきます。
きらめき算数脳
オールカラーの低学年用算数ドリルです。文章を読んでじっくりと考えて取り組む問題が多く、自然と思考力が身につきます。小学1・2年生はさほど難しくないですが、2・3年生は難易度が上がるので注意が必要です。
きらめき思考力パズル
「きらめき思考力パズル」は図形センスと数センスがあります。パズル形式で出されている問題で、思考力と発想力が鍛えられるドリルです。右脳を鍛えるドリルとして口コミでは高評価。
日能研が出版している市販ドリル・参考書
日能研は歴史・規模ともに中学受験塾界隈では最大手と呼べる塾と言われています。特徴としてはじっくりと何度も反復復習をするということ。超ハイレベルと呼べる授業ではなく、ある程度のレベルの内容をわかるまでじっくりと個人のペースに合わせて進む内容です。
マスター1095題
1095題の計算問題が収録されているドリルです。一日3問取り組むだけで力がつくと好評の一冊。ただの計算問題ではなく、頭を使って効率よくとけば簡単に解ける問題が多く、本当の計算力が身につく内容と好評です。
漢字マスター一〇九五題
マスター1095題の漢字バージョン。一日3問問題をこなして、1年間で力をつける1冊。本書を一周するだけでは漢字を覚えるのは難しいので、コピーをして何度も繰り返すユーザーが多いようです。
2025年度中学受験用 2024重大ニュース
日能研が毎年出版している1年間の重大ニュースまとめです。中学受験では時事問題が数多く出題されるので購入は必須だと言われています。中学受験だけではなく、高校受験の社会や大学受験でも役立つ一冊としておすすめです。
中学入試よくでるランキング国語 漢字と語句
実際に出題された漢字や語句をもとによく出るランキングとしてまとめられている1冊。漢字は300文字。慣用句とことわざは50文字まとめられています。A5とコンパクトサイズで使いやすいのがおすすめポイント。出先で見たりするのにおすすめの内容です。
ベストチェック
中学受験における知識と解き方+確認問題を日能研がまとめた1冊。問題数はさほど多くないですが、範囲は広く内容は深いと好評です。一部、解説がない問題があるので、親が問題を読んで解説できないと厳しいかもしれません。
メモリーチェック
国語と算数がまとめられているのがベストチェック。理科と社会の問題がまとめられているのがメモリーチェックです。内容はベストチェックとほとんど同じですが、2025年現在、2024年にバージョンアップされている最新版がこちらは出版されています。入試の出題傾向を含めた問題を追加しているのがいいですね。
算数の基本問題
算数の応用問題を解くためには基礎が必須になります。本書は日能研の内部テストで50%の生徒が正解した基礎問題を中心に収録しています。50%の生徒といっても日能研の塾生のため、内容は少し難しく教科書レベルよりは上です。
ウイニングステップ
日能研が各教科において分野別に問題をまとめているのがウイングステップ問題集です。自分が苦手とする範囲をしっかりと学習できるのがいいですね。難点は少し古いこと。内容が古いので現在と乖離している部分はあります。
四谷大塚が出版している市販ドリル・参考書
四谷大塚はコースがレベル分けされていて、5週に1回クラス分けテストが行われます。インプットだけでなくアウトプットも大切にしていて、毎週テストを行うのも特徴の一つです。高学年になると中学受験を目指した勉強が始まり、対策問題や過去問などコースによってさまざまな問題に取り組みます。
リーダードリル
一歩先の学習ができる予習ドリルをもとに生み出されたのが本書です。学校レベルの問題だけでなく、一歩先の勉強をすることによって、中学受験の準備レベルへと押し上げます。中学入試で実際に出た問題には★印がついていたりするので、自分のレベルを加味しやすいのも本書の特徴です。
6年生までに覚えておきたい 国語力がアップすることば1200
中学入試で必要な国語の言葉を1200まとめてドリル形式にしているのが本書です。中学入試50年の歴を持つ四谷大塚が必要な言葉をあつめました。一枚づつ切り取れるのも本書の特徴であり、使いやすい内容です。
はなまるリトル
基本から応用まで良問を集めたのが本書です。基礎問題が多いという口コミもありますが、四谷大塚が著作しているだけあって、教科書よりも難しく応用問題も多数あります。学校よりも一歩先を勉強したい子供におすすめです。
予習シリーズ
四谷大塚だけでなく様々な塾で活用している予習シリーズです。内容は非常に濃く、中学受験を意識したつくりになっています。そのため、内容なかなり深いところまで突っ込んでいるため、中学受験で言うと偏差値50以下ではこなすことが厳しい内容です。
早稲田アカデミー
早稲田アカデミーは少人数制で熱血指導が特徴です。各生徒に合ったカリキュラムを取り組み、面倒みよく生徒を育てます。また、授業は四谷大塚の「予習シリーズ」をメインに使用しているのも有名です。
早稲田アカデミーの中学受験理科 最重要テーマ
中学受験において難しいと言われている理科をしっかりと取り組む一冊。基礎・過去問・テストと3ステップでレベルアップを図ります。早稲田アカデミー教師が厳選した問題が収録されていて、中学受験に則した問題が構成されています。