【進研ゼミ小学講座】(紙)2022年1年生10月号付録と教材をブログでレビューします。
小学1年生の2学期では、いよいよ「繰り上がり・繰り下がり計算」がはじまります。小1算数でつまづく子が多い難単元ですね。
チャレンジ1年生でも「くり上がり」の勉強が始まり、くり上がり・くり下がり けいさんマスターという付録(ゲーム機)もついてきて大助かりです。その他、思考力を問われる「コラショのなぞときじけんぼ」といった薄い問題冊子もついてきました。
チャレンジ1年生10月号はいつ届く?
チャレンジ1年生(紙)は、毎月25日まで(10月号は9月25日前後)に届きます。新規受講者は、お申し込み受付後4日前後でお届け(日・祝除く)とのこと。教材が届くのは、地域やタイミングにより違いはあります。
我が家では、9月16日に10月号が届きました。かなり早めに届く地域なため、チャレンジは予習として活用できています。
教材は置き配指定可能。ドアノブや玄関前などの細やかな指定もできますので、在宅してなくても再配達依頼せずにすみます。
チャレンジ1年生10月号の付録・教材内容の感想
2022年版・チャレンジ1年生10月号(紙)の付録や教材内容を紹介します。
- チャレンジ1年生(ワーク・赤ペン先生の問題)
- 保護者通信答えの本
- わくわくサイエンスブック
- コラショのなぞときじけんぼ
- くり上がり・くり下がりけいさんマスター
赤文字の3点セットは、毎月届きます。チャレンジ10月号の目玉は「くり上がり・くり下がりけいさんマスター」で、ゲーム感覚でくり上がり・くり下がりを習得していけます。
チャレンジではまさに「今」欲しかった!と思えるような付録がついてくるので、助かりますね。
それでは、教材や付録のについて紹介します。
チャレンジ1年生(ワーク・赤ペン先生の問題)10月号でくり上がりが登場
毎月届くチャレンジのメインワーク。チャレンジ1年生(紙)10月号ワークの分量は、国語・算数が各15回分+赤ペン先生の添削課題(国語・算数)1回分。1回あたりの学習時間は約15分で設定されています。1日30分程時間が取れれば、半月ほどで終わります。
国語では、カタカナや漢字にふれつつ、使用している教科書に沿った内容に取り組んでいけます。
個人的には漢字の書き順の決まりが逸材。たしかに「上から下に書く」「左から右に書く」決まりがありますね。子ども自身も書き順のイメージがつきやすくて良いと思いました。
算数は、ついにくり上がり計算(さくらんぼ計算も)が登場です。
くり上がり・くり下がりけいさんマスターで解説を聞ける問題もあります。いちいちスマホやパソコンなどの端末を取り出さなくていいのはラク。
また、10月はオンラインライブ授業が1回。基本的に、小学1~2年生のオンラインライブ授業は月1回ですが、小学3年生以降は月5回くらい(通常時)あります。オンラインライブ授業は、追加料金なし・事前予約不要・顔や声出し不要。チャレンジはコスパ最強ですね。
わくわくサイエンスブック10月号のテーマは重さ・つり合い
毎月子ども用の薄い冊子「わくわくサイエンスブック」がついてきます。フルカラー雑誌っぽい感じ。10月号のページ数は44。テーマは「おもさ・つり合い」です。
重さやつり合いといったあまり面白くないテーマな気がしますが、わくわくサイエンスブック史上、我が家の子ども(年中娘も含む)が最も食いつきました。
いろんなものでつり合いがとれるといった紹介ページを見て、すぐに鉛筆やペンなどで実験。
また、とじ込みされていた「ゆらゆらどり(紙製)」でおもさのつりあいマジックができます。クリップを用意するだけでできるのですぐに取り組めて良い!
子ども達が特に食いついていたのが「指1本で大人を椅子から立てなくする技」です。実際に家族全員で行って確かめました。無理やり立てることは立てますが、立つのは難しく、子ども達は興奮していましたね。すぐにできることを取り扱ってくれるわくわくサイエンスブックっていいですね。
小1息子は、ランドセルの背負い方で「軽いものは身体に近い方・重いものは身体から遠い方」と書いてあるのに興味津々。次の日から早速実践。
そして、学校でドッジボールをしている関係からかドッジボールネタはしっかりと読み込んでいました。わくわくサイエンスブックは、小1の心をつかんだ内容構成になっています。
わくわくサイエンスブックは、雑誌「小学1年生」みたいな存在です。
コラショのなぞときじけんぼは思考力系のワーク
メインのワーク以外にも「コラショのなぞときじけんぼ」という薄い冊子がついていました。コラショたちがたんていになって、依頼者の事件を解決していくというもの。
4つの謎を解き、最後に「じけんぼノートちょうせんもんだい」が1問あります。すべてストーリー仕立てになっていて、解き終わるとスッキリ。内容としては思考力系ワークですね。
幼児の頃から思考力系ワークに取り組んでいる子ならば物足りなさはあるかもしれませんが、そうでないならちょうどいい具合の難易度。フルカラーでとっつきやすい構成で、面白みがあります。漫画として読んでも楽しめます。ハマれば一気に完遂するはず。
くり上がり・くり下がりけいさんマスターで難単元を習得!
10月の目玉付録「くり上がり・くり下がりけいさんマスター」。とってもレトロな付録ですが、子ども本人は気にしていません。
本機では、くり上がり・くり下がりをゲーム感覚で習得できるのと、チャレンジ本誌がすべて終わったらパスワードがわかるようになっていて、そのパスワードを入れるとミニゲームが楽しめるようになっています。
10月号ではパスワードなしでは「10のまとまりをつくる」「くり上がりけいさん」のゲームができるようになっていて、全クリアするころには計算速度が少し速くなりました。ありがたいものです。
使用期間的には3か月で役目は終わってしまいますが、こどもちゃれんじから継続受講している身としては「使うのはわずかな期間でも、付録をきっかけに習得していった」ことが多々ありましたので、個人的にはチャレンジの付録が無駄だとは思っていません。余計な付録が一切いらないなら、同じく教科書準拠系の通信教育教材【小学ポピー】の方がおすすめです。
チャレンジ1年生10月号・良かったところ
- 1年生の難単元対策がうれしい
上でも書きましたが、小学1年生の算数で難単元と言われているのが「くり上がり」「くり下がり」です。チャレンジでは教材だけでなく、付録(くり上がり・くり下がりけいさんマスター)でも、難単元の習得をしてくれるような子どもへの働きかけが素晴らしいですね。
くり上がり・くり下がりけいさんマスターを用いることで、保護者が関与せずとも、勝手にくり上がり計算(暗算で)がささっとできるようになりました。
チャレンジ1年生10月号・イマイチなところ
- なし
我が家はこどもちゃれんじから受講していますが、チャレンジに入ってからイマイチに感じることはあまりありません。
メインの教材に加え、今あると助かるような付録、オンラインライブ授業に、無料でダウンロードできるプリント教材など込みで、月3180円(税込・12か月一括払い時)。コスパ最強です。チャレンジ関連の教材だけで授業はバッチリといっても過言ではありません。
教材のかさばりは気になりますが、今のところ収納に困ることもなく、幼児向けの通信教育教材と比べると管理はラク。成績に直結するような教材ばかりで無駄には感じていません。