学研「おはなしドリル」を使って学習した感想をお伝えします。
おはなしドリルは小学1~3年生向けの読解ドリルです。2ページ分の短いお話を読み、問題を解いていくといったもの。宇宙や動物、危険動物など、子どもの興味がありそうな題材で勉強できるとあって、普段読書しない子でも楽しみながら勉強できるドリルと評判です。
このブログでは、おはなしドリルで学習した感想の他、難易度、他の人の口コミなどをまとめました。
おはなしドリルの使い方
おはなしドリルの使い方は、表紙裏に書いていますので一読しておくと良いでしょう。
基本的には2ページ分のおはなしを読んで、読んだお話に関する問題を解いていくといった流れです。お話にはふりがながふっていますので、ひらがなカタカナさえ読めれば取り組めますよ。所要時間の目安は、1回分だいたい10~15分程度。文章を読み慣れている子であれば、10分もかかりません。
あまり時間がない時の家庭学習教材としてもおすすめです。
お値段は1冊715円(税込)です。1冊28~29回分。毎日1回取り組めば、約1ヶ月で完遂します。
おはなしドリルシリーズ一覧
2023年現在、下記のようなおはなしドリルが出ています。いずれも対象学年は小学1~3年生。
ちょっとした小話から理科・社会に通じる話など、テーマは多岐にわたりますね。子どもの興味に合わせて選べます。Amazonレビューを調査すると、おはなしドリルはどれをとっても高評価ばかりですが、特に人気があるのは危険生物のおはなし 低学年やうちゅうのおはなし 低学年のようです。
ちなみに、おはなしドリル内のお話はそれぞれ1話完結型なので、どのページから取り組んでも支障はありません。
おはなしドリルで学習したリアルな感想
息子が年長~小1の間に「ことわざのおはなし 小学1年」と「人のからだのおはなし 低学年」に取り組みました。読書好きな息子には、ドはまりしましたね。時間があれば、またおはなしドリルをやりたいというほど気に入ってます。
問題を解き終わった後はリビングルームの本棚に入れて、時々思い出したかのようにおはなし部分を読み返すほど。解き終わった後でも本として活用できる、非常にコスパの良いドリルです。
おはなしドリル「ことわざのおはなし 小学1年」の感想
息子がアニメのドラえもんを視聴している中、度々登場することわざに興味をもった頃から学習開始しました。
ことわざのお話は全29話。身近なテーマとことわざを紐づけたような文章でわかりやすいですね。難しい言葉や漢字はないため、ひとりでも進めていけました。
お話に書いてあることをそのまま書くような簡単な問題が多く、文章読解に長けているわけではない息子もほとんど100点。ある程度の文章に触れている小学1年生であれば、難易度は高くありません。1回分の所要時間は10~15分程でした。
「自分は国語の文章読解できるんだ!」と自信が持てるようになったのは大きなメリットです。幼い頃からたくさんの文章に触れているお子さんには物足りなさは感じる難易度でした。
おはなしドリル「人のからだのおはなし 低学年」の感想
前述の「ことわざのおはなし 小学1年」とは異なり、難しい言葉が多数使われています。年長時に「人体」への興味があったため取り組みましたが、正直年長にはまだ早すぎました。
問題文の中には「漢字で書きましょう」というものもあり、漢字未学習だった年長の息子は困ってました。結局「ひらがなで書いてもいいよ」と独自ルールを作りましたが…。正答率は6割。わからない言葉は辞書引きをしていたので、1回分を解き終えるまで30分位かかってました。
おはなしドリルの難易度についての考察:幼児には難易度高い
おはなしドリルを2冊取り組んでみた難易度の考察としては
- おはなしドリル学年相応の子どもには簡単~普通
- おはなしドリル学年相応の子ども(=家庭学習バリバリしている子)には簡単すぎる
- 幼児には普通~難しい!特に「低学年」は難易度が高いので注意を
- テーマによってはピンと来なくて手こずるかも
我が家の息子は、中学受験なし・塾なしのごく普通の子どもです。なので、おはなしドリルに書いている学年相応のものについては、簡単~普通なようでした。
漢字を習っていない幼児に国語読解の基礎としておはなしドリルを活用するのもアリだとは思いますが、普通のお子さんなら「小学1年」バージョンを。小学2年、3年、低学年のおはなしドリルの「答えを漢字で書きなさい」の部分で嫌になってしまう可能性があります。
また、おはなしドリルのテーマによっては馴染みのない言葉がいっぱい出てくるので、文章読解としては難しくないものの、話が入ってこないかもしれない点には注意を。
例えば、人のからだのおはなし 低学年「日やけするのは、なぜ?」の文章内で「紫外線」「メラニン」「ひふ」など、幼児~低学年では少々難解な言葉があります。一応文中で説明はあるものの、子どもによってはピンと来ないかもしれません。
おはなしドリルのテーマの選定は要検討!事前に中身を立ち読みするか「低学年」と書かれているドリルは避けたりするなど、熟考しましょう。
おはなしドリルがおすすめな子ども・ご家庭
- 堅苦しい文章問題が苦手な子
- 読書好きな子
- おはなしドリルのテーマに興味がある子
- 15分位でできるお手頃な国語読解ドリルを探している
- 読書習慣がないので様々な文章に触れたい
おはなしドリル口コミをチェック
おはなしドリルの口コミをまとめました。人気のある危険生物のおはなし 低学年とうちゅうのおはなし 低学年のAmazonカスタマーレビューの抜粋です。
このシリーズは10冊くらい買っていますが、あまり読書をしない息子には、毎日の読み物としてちょうどよいです。危険生物は中でも興味深く取り組んでいました。わたしも知らなかったことが書いてあり、二人で、へぇ〜!と楽しみました。
引用:Amazonカスタマーレビュー
子どもが長期休みの時などに楽しみながら取り組んでいます。自分から やりたい! と言うので子どもの興味関心に合っているのでしょう。650円というお値段なのに、中が全ページカラーで写真も多く、国語力だけでなく豆知識もついていきそうなのでお得だな~と思っています。
引用:Amazonカスタマーレビュー
新小3の子供にシリーズで購入しました。学校の国語のテストでも、1〜2個間違うレベルですが、こちらの問題も、1問 惜しい、とか、書き間違えて間違えています。値段も手頃、難易度は学校のテストレベル?で、文章は分かりやすく書いてあり、知識も増やせることから、よい問題集だと思います。
引用:Amazonカスタマーレビュー
学研「おはなしドリル」は読書好きな子はもちろんのこと、読書習慣なしの子にもおすすめ。子どもの興味に合わせたテーマを選定して、楽しく取り組めますよ!