幼稚園入園後から小学校入学まで【こどもちゃれんじ】を受講した上でのメリットとデメリットをまとめました。
また、下記のような理由で、こどもちゃれんじ入会受講に迷いが出ている方の参考になればと思います。
- 幼稚園に入っていればこどもちゃれんじは必要ないのでは?
- こどもちゃれんじと幼稚園は両立できる?
- こどもちゃれんじってホントに何か学べるの?
こどもちゃれんじは幼稚園通いなら必要ない?の考察
結論から申し上げると、幼稚園通いでもこどもちゃれんじを受講して良かったと感じています。
我が家は子どもがふたりいますが、このブログ記事を書いてる時点で卒園した息子の例を中心にお伝えしていきます。
我が家の息子は幼稚園入園後・年中10月から継続的にこどもちゃれんじを受講しはじめました。
幼稚園入園前は気になる教材があれば一時的に入会していた程度。こどもちゃれんじ以外には積極的な家庭学習はしておらず、年中になりたての頃はひらがな読みもできませんでした。幼稚園通いでも学習面はてんでだめな状態です。
こどもちゃれんじ年中コース(すてっぷ)は知育玩具もありますが、ワーク(紙)やデジタルワークなどもついてきて、お勉強モードになっています。
幼稚園でも様々なことは学べますが、こどもちゃれんじを受講していれば幼稚園で習ったことも含めてリラックスした状態で楽しめます。そして、親子のコミュニケーションにもつながっていきますし、楽しいからどんどん取り組んでみよう!と、おうちでも勝手に学びの時間ができますね。
「わざわざこどもちゃれんじを受講せずとも、市販の教材でいいのでは?」と思った時期があり、自分で子どもの成長にあった教材や知育玩具を探してましたが、時間かかり過ぎで挫折。だからこそ、毎月自動的に届く、こどもちゃれんじの教材はありがたいと感じました。
こどもちゃれんじと幼稚園は両立できる?
我が家は共働き世帯ですが、こどもちゃれんじと幼稚園の両立はできました。
こどもちゃれんじ年少以降のコースでは、毎月「絵本やワーク、知育玩具、映像教材など」が届きます。教材動画をみると知育玩具や教材の使い方がわかりますので、まずは子どもに教材動画を視聴してもらえば、子どもひとりでも遊べますよ。親は時折サポートするだけ。
といってもはじめのうちは、子どもに呼ばれるので関わり合いは必須。我が家でも最初は30分位子どもに付き合ってました。これについては、どんな教材やおもちゃでも同じことですよね。
ワーク教材は土日だけでも余裕で一冊終わるほどの分量(年少コースは16ページくらい)。こどもちゃれんじに取り組む日をある程度決めておくといいですね。知育玩具は子どもがよく過ごす場所に置いておくと、勝手に遊びます。
こどもちゃれんじについて、大まかですが親が付き合う時間を算出すると
- 知育玩具・・・20~30分位(数日間)
- ワーク(紙)・・・15~20分位(4~5日)
- 絵本・・・20~30分(2~3回)
- 教材動画・デジタルワークについては子どもが勝手に取り組む
実際には土日だけでも対応可能ですし、共働き世帯の我が家でもこどもちゃれんじタイムを作れました。
こどもちゃれんじで適度に知育玩具が届くので、こどもちゃれんじ受講しはじめてから市販おもちゃを買う回数が激減しました。こどもちゃれんじの知育玩具は収納が大変ですが、市販おもちゃに溢れていた時よりも収納がラクチンです。
こどもちゃれんじで学べることはある?
我が家の子ども達は、こどもちゃれんじがきっかけでかなり伸びました。
こどもちゃれんじは余計な付録が多い……のは間違いありません。けれども、こどもちゃれんじがきっかけで文字や数字、時計の読み方といったことはもちろんのこと、様々な知識も増えています。
我が家の息子(こどもちゃれんじ年中10月~年長3月まで受講)を例とすると、以下の通り。
・ひらがなは読めるがほとんど書けない
・1~10までまともに数えられない
息子は日常生活から勝手に何かを学ぶタイプではなく、ぼけっとしている子でした。周囲との差が気になりはじめ、親はあせるばかりでしたが……
・ひらがな読み書き完ぺき
・カタカナ読み書きできる(たまに間違える)
・10000までの数字がわかる
・繰り上がり・繰り下がりの計算ができる(2桁の計算までできる)
・お金の概念や計算できる
・時計が読める
・一部の漢字読み書きができる
・小学生向けの本が読める
・文章読解は3学年先も解ける
こどもちゃれんじで勉学に目覚めたからか、息子の成長(学習面での)は凄まじいものでした。こどもちゃれんじ以外にも市販ワーク(30分/日)に取り組むようになり、一皮むけた印象です。こどもちゃれんじ受講していなかったら、小学校入学前までにここまで仕上げるのは不可能だったはず。
色々言われていますが、こどもちゃれんじには感謝しかありません!
こどもちゃれんじのメリット
実際にこどもちゃれんじ受講した上で、こどもちゃれんじのメリットデメリットをお伝えします。まずは、こどもちゃれんじ受講メリットから。
- 楽しみながら幅広く学べる
- 学習習慣が身につく
あくまでも我が家の子ども達が受講していて感じたことです。参考程度にお考えいただければと思います。
楽しみながら幅広く学べる
こどもちゃれんじの教材は、全体的ににぎやかで子ども心をつかみやすい内容になっています。ひらがな読み書きができなくても、眺めているだけでもワクワクします。
ひらがな・カタカナの読み書きや数字の概念といった、いわゆる「小学校入学前までに覚えたいこと」以外にも、宇宙や植物など雑学的なテーマについても触れているため、こどもちゃれんじきっかけで興味の幅も広がっていくこともありました。
普通に過ごしていたら、こどもちゃれんじで触れているような雑学まで子どもに体験させたり教材を用意したりすることはできませんでした。こどもちゃれんじでは自動的に教材が届く(しかも子ども心をつかむような内容)ので、本当にありがたい!
学習習慣が身につく
こどもちゃれんじのおかげで日々の学習習慣が身についた。個人的には最大のメリットではないかと思います。前述してますが、こどもちゃれんじの教材は面白くて、紙のワークも食いつきが良いんですよね。
また、ときおり「しまじろうと一緒に勉強しよう」といったオンライン形式のイベントがあって、勉強を楽しく進められます。そして、こどもちゃれんじを受講していくうちに、机に向かって何かを学ぶ習慣も身につきました!
幼児期に学習習慣が身についてしまえば、小学校入学後に「宿題しない」問題もありませんね!
こどもちゃれんじのデメリットは教材の収納
こどもちゃれんじのデメリットは「教材の整理整頓問題」につきます。他にも細やかなデメリットはあったものの特筆すべきことはなく。我が家で確実にデメリットだ!と感じたのは、かさばる教材の収納ですね。
特に年少コースの知育玩具はスペースを取るようなモノも多くて、収納が大変でした。ただし、こどもちゃれんじ受講に伴い、市販おもちゃ購入が激減したため、最終的には市販おもちゃまみれだった時の方がスペース取っていたというオチはあります。
知育玩具の収納は困りものでしたが、知育玩具で学べたこともいっぱい。デメリットだったけど、学べるメリットの方が大きかったのも事実です。
こどもちゃれんじのデメリットが吹き飛ぶすてっぷ・じゃんぷタッチ(年中・年長コース)
知育玩具はそんなにいらない。しまじろうのエッセンスそのままで、教材メインだったらいいのに……。
そんなご家庭のニーズに応えたコースもあります。
それは、2022年に新登場した「こどもちゃれんじじゃんぷタッチ(年長コース)」、2023年新登場の「こどもちゃれんじすてっぷタッチ(年中コース)」です。メインはタブレット教材。
不定期で紙教材や添削課題がついてきます。幼児期では紙教材で運筆力をあげたいところなので、紙教材は後々を考えると必須。知育玩具もつきますが、従来型のコースに比べて大幅に減ります。メインはタブレットなので、収納に悩まされることはありません。
こどもちゃれんじ受講タイミングは年少・年中・年長いつがいい?
幼稚園入園したらこどもちゃれんじ受講しようと思っているけど、タイミングはいつがいいかな?
こどもちゃれんじ受講ベストなタイミングを考察しました。こどもちゃれんじ受講タイミングに迷っている方は参考情報としてご活用ください。
こどもちゃれんじでは実際の学年とは異なるコース受講も可能です。子どもの学習状況に応じてコース変更も検討してみましょう。参考:こどもちゃれんじ「子どもの実際の年齢とは違うコースも申し込めますか?」
遊びの延長で少しずつ学習を進めたいなら年少コースからの受講がおすすめ
こどもちゃれんじでは、年少コース(ほっぷ)から徐々にお勉強モードへと入っていきます。とはいえ、ほっぷが目指しているのは「1年のうちにひらがなの読みを完成させよう」といった程度。
ワークは簡単な迷路だったり、シール貼りだったりと遊び心が全面に出ています。今まで家庭学習をしてこなかったという子どもであってもスムーズに教材へと入っていきやすい教材です。
ほっぷ2月号では、ひらがな読み書きイベントもありました。子どもに文字を読ませる工夫の教材も保護者視点では◎
ほっぷでは1年かけてじっくりとひらがなを学んでいくカリキュラムになってますよ。下地ゼロの状態からこどもちゃれんじを考えるならば、幼稚園入園と同時がベストです。
ひらがな読み書き以上のことを学んでいきたいなら年中コースからの受講がおすすめ
こどもちゃれんじ年中コース(すてっぷ)では、ひらがな読み書きだけでなくカタカナや時計の読み方、数字の足し引きの基礎などを学ぶカリキュラム。
遊び心は満載なものの、お勉強感が出ています。秋以降はカタカナや時計の読みといったテーマにも突入。こどもちゃれんじは簡単という評判は耳にしますが、まったくのノー勉強で受講開始すると面を食らう可能性も。
子どもの学習状況が「そもそもひらがながあやしい」のであれば、すてっぷ4月号からの受講がちょうどいい難易度。「ひらがな読み書きの勉強は不要」であれば、すてっぷ秋(9月号以降・カタカナの読みがはじまる)あたりの入会がベスト。
こどもちゃれんじの学習カリキュラムは年々マイナーチェンジしますが、ここ数年間のカリキュラムを見る限り、ひらがな読み書きメインからカタカナや時計、その他のテーマに入っていくのは9月頃です。
基礎の完成や小学校入学準備を意識するなら年長コースの受講がおすすめ
ひらがなやカタカナの読み書きなど基礎的なことは理解+小学校入学準備目的であれば、こどもちゃれんじ年長コース(じゃんぷ)の入会がおすすめ。
こどもちゃれんじじゃんぷでは、かさばるような知育玩具がないので、保護者視点としても助かります。
ひらがなカタカナの読み書き、時計の読み、お金の概念、プログラミング、1桁の足し引きの概念など、公立小学校入学するのであれば、申し分のない教材です。
こどもちゃれんじじゃんぷを1年間真面目に取り組んでいれば、小学校入学準備は完ぺきです。自信を持って小学校入学できますね。
こどもちゃれんじに向いている・向いていないご家庭
こどもちゃれんじ受講×幼稚園児に向いている・向いていないご家庭をまとめました。向いていないご家庭の欄で「シンプルorハイレベルな教材を求めている」と書いていますが、こどもちゃれんじではハイレベルなコースも用意されています。
それは、こどもちゃれんじ思考力特化コースの受講(年長)です。幼児向け通信教育教材としては「最難関」と言われるほど、骨のある教材です。
そして、知育玩具は年1回のみで、メインはテキスト教材。いわゆる教育熱心なご家庭でも広く愛用されていますよ。こどもちゃれんじと同じく無料でお試しワークを請求できます。気になる方は、思考力特化コースの資料請求してみましょう。
こどもちゃれんじは幼稚園通いなら必要ない?まとめ
- 幼稚園生活での学びだけの状態よりも様々なことが学べる
- 幼稚園生活×共働きでも両立はできた
- 家庭学習の習慣が身についたのが最大の利点
- 知育玩具の収納に頭を悩ませることも→思考力特化コース(年中・年長のみ)orじゃんぷタッチ(年長のみ)で解決する
どんな通信教育にもメリットデメリットは存在します。我が家のケースでは、こどもちゃれんじ受講のメリットが多く、幼稚園との両立もできましたので、受講していて良かったと思っています。
あくまでも「子どもとの相性」が一番重要です。まずは、無料お試ししてみて、子どもとの相性を測るようにすると失敗しにくいでしょう。