七田式小学生プリント1~6年生のお試しをしましたので、ブログで正直な口コミレビューをします。
七田式プリントといえば、幼児向けの情報はよく目にしますが、小学生向けプリントもよくできていると評判です。他通信教育教材や通塾よりも格安料金。97%の保護者が子どもの学力UPを実感する良質な教材なんです。
このブログでは、七田式小学生プリントの内容や難易度、メリットデメリットなどを中心にお伝えしていきます。
七田式小学生プリントの概要
七田式小学生プリントは、1日に1科目1~2枚で学習習慣・ハイレベルな力が家庭でしっかりと身に付くのがウリのプリント教材です。
類似問題を4回繰り替えす「400%学習」によって、学習内容を確実に定着させるのだとか。他の通信教育教材とは異なり、七田式小学生プリントは買い切り型。1科目10冊(約10ヶ月分)のプリント教材で構成されています。添削はなし。
1科目当たりの価格は18000円(税込)で、1か月あたりに換算すると約18000円(税込)と格安価格。お値段については、複数科目購入で少々割引になりますよ。
税込価格 | |
1科目 | 18000円 |
2科目 | 34000円 |
3科目 | 48000円 |
4科目 | 62000円 |
5科目 | 76000円 |
どの学年を購入しても自由なので、先取り学習・後戻り学習どちらも対応しています。
七田式小学生プリントって難しい?
全学年の七田式小学生プリントサンプルを見る限り、七田式小学生プリントは全体的に「教科書レベル+α」です。少なくとも、小学1年生になったことをきっかけに、これから家庭学習をはじめる子どもには敷居が高いでしょう。
例えば、七田式小学生プリント「思考力さんすう1年生」のカリキュラムを確認したところ、1年生では習わない「筆算」「かけ算」なども内容として入っています。学習面としては、1~2学期分くらい先取りしている印象。
「算数6年生」の七田式小学生プリントでは、中学1年生で習うはずの「一次方程式」の計算がサラッと入っているため「少し先取りしていきたい」といったニーズのあるご家庭にはおすすめです。
少し先取り気味のカリキュラムだから難しいのではなく、七田式小学生プリントは思考力が問われる問題が多数。そして、プリントがモノクロでキャラクターデザインがやや古臭く、なんとなく取っつきにくい印象を受けます。正直「勉強が好きではない」といったお子さんには合わない可能性大。
買い切り型なので、お金を無駄にしないためには親子ともども覚悟が必要ですね。
七田式小学生プリントの良いところ
- 教科書レベル+αが自宅で身に付く
- 家庭学習のネタに困らない
- 通塾よりも安い
- 先取り学習・後戻り学習どちらでもできる
- 学習習慣がつく
- スキマ時間で学力UPにつながる
七田式小学生プリントの魅力は何といっても「自宅で教科書レベル+αが身について、学力UPに繋がる」という点。冒頭でもお伝えしましたが、97%の保護者が子どもの学力UPを実感しているのだとか。ただし、基礎問題の演習が足りない点は気になりますね。
学校の勉強では物足りない!なんてお子さんにマッチしている教材といえます。
七田式小学生プリントのイマイチなところ
- 添削がない
- 教科書準拠ではないのでテスト対策はできない
- 分割して買えない
- まとめ買いなので収納に困る
- モチベーションの維持が難しい
一方、七田式小学生プリントの難点は「分割して買えない」という縛り。10冊まとめ買いなので収納に困りますし、(子どもの学力的には)不要な冊子も買わなくてはいけません。
また、七田式小学生プリントは添削がなくて丸付けは保護者ですし、プリントはモノクロ印刷で質素。面白みはありません。親子ともにモチベーションの維持が大変で、毎日忙しくてギリギリの生活をしているご家庭は継続が難しいかも。
教科書準拠のカリキュラムではないため、テスト対策しにくい点もご家庭によってはミスマッチなのかなと思いました。
とはいえ、七田式小学生プリントさえあれば、日々の家庭学習ネタには困りません。子どもに合わせた市販ワークや教材を用意するのは案外難儀なので、その辺は助かりますね。
モチベーションの維持は難しいけれど、教材自体は素晴らしいのです。継続すれば目に見えた結果がついてきます。
七田式小学生プリントで中学受験できる?
結論から言えば、低学年の内はベースの学習として活用できるものの、高学年以降は中学受験には対応しきれていません。
というのも、手持ちの七田式小学生プリントの冊子には下記のような記載があったからです。
1~3年生では、公立中高一貫校入試レベルで、学年に合わせた問題に取り組めます。(中略)難関校などの受験対策をお考えの場合は、対策教材と組み合わせて取り組まれることをおすすめします。
上記の情報から、小学4年生以降の件については触れていません。つまり、低学年のうちは七田式小学生プリントを活用できそうだけど、高学年になったら通塾するなり他の受験対策教材を使用するなりした方が良いとのこと。
やや難度高めかつ少々の先取り学習ができる七田式小学生プリントは、中学受験対策としては弱いものの、高校受験を見据えた場合は充分良い教材と言えますね。
七田式小学生プリントVS他通信教育教材の料金比較
文中で「七田式小学生プリントは料金が安い」といった内容をお伝えしましたが、他の小学生向け通信教育教材との料金比較をしてみました。
一番料金が高いとされる、小学6年生時の料金で比較します。
教材名 | 6年生・月額料金(税込) |
七田式小学生プリント | 1科目 約1800円 2科目 約3400円 3科目 約4800円 4科目 約6200円 5科目 約7600円 |
【進研ゼミ小学講座】 | 4150円(毎月払い) |
Z会の通信教育 小学生コース | 10445円(毎月払い) |
小学ポピー | 4000円 |
Gambaエース | 990円(毎月払い・3教科) |
四谷大塚進学くらぶ | 11,880円(学力向上コース) |
お値段としては、Gambaエースが飛びぬけて安いので、料金重視で家庭学習教材を探しているご家庭にはイチオシです。七田式小学生プリントの料金は【進研ゼミ小学講座】と同じくらい。けれど、四谷大塚進学くらぶよりは安い。この料金をどう考えるかですが、少なくとも通塾するよりは格安であることは変わりません。
国算英の3教科なら月々5000円以下におさまるので嬉しいですね。
七田式小学生プリント・まとめ
- 七田式小学生プリントの難易度は教科書レベル+α
- 自宅で教科書レベル+αの学力が身に付く
- 97%の保護者が子どもの学力向上を実感した良質な教材
- 買い切り型(まとめ買い)なのがネック
- モチベーション維持が難しい