
こどもちゃれんじと幼児ポピーは、長年人気のある幼児教育教材です。
我が家では一時期両方併用していましたが、幼児ポピーはやめてこどもちゃれんじだけ受講継続しています。こどもちゃれんじと幼児ポピーを同時受講するのは、学習効果としてはイマイチと感じたからです。
このブログ記事では、こどもちゃれんじと幼児ポピーを6つの項目から比較検証してまとめました。また、こどもちゃれんじと幼児ポピーの併用についての見解をお伝えします。
こどもちゃれんじと幼児ポピーの比較表
こどもちゃれんじと幼児ポピーの特徴をまとめた比較表です。
こどもちゃれんじ | ||
対象年齢 | 0歳~6歳(小学校入学前まで) | 2歳~6歳(2歳~小学校入学前まで) |
特徴 | 配信動画やエデュトイ、デジタルワークなどのオプションが充実 | 可愛らしい雰囲気でお値段が安い |
税込料金(12ヶ月一括払い) | baby(0~1歳):2310円(税込) ぷち(1・2歳):2990円(税込) ぽけっと(2・3歳):2990円(税込) ほっぷ ハイブリットスタイル(年少/3・4歳):3290円(税込) ほっぷ デジタルスタイル(年少/3・4歳):2390円(税込) すてっぷ ハイブリッドスタイル(年中/4・5歳):3290円(税込) すてっぷ デジタルスタイル(年中/4・5歳):2390円(税込) じゃんぷ(年長/5・6歳):3290円(税込) じゃんぷタッチ(年長/5・6歳):3990円(税込) ※毎月払い | ももちゃん(2~3歳):1425円 きいどり(年少/3・4歳):1425円 あかどり(年中/4・5歳):1425円 あおどり(年長/5・6歳):1425円 |
メリット | 子どもが楽しく取り組めるような工夫あり | よけいな付録がついてこない |
デメリット | モノがどんどん増えていく・タブレットがないといまいち | ワークの内容がやさしすぎる |
教材レベル | 普通~難しい | やさしい |
無料資料請求有無 | あり(タップで公式サイトへ) | |
おすすめな人 | 遊び×学習で様々なことを学んでほしい | 親子で勉強する時間が取れる |
2025年にこどもちゃれんじはハイブリッドスタイルとデジタルスタイルに

2025年の「こどもちゃれんじ ほっぷ」「こどもちゃれんじ すてっぷ」は大幅変更しました。これまでは紙とエデュトイを主体とした講座とデジタル講座のみでしたが、紙・エデュトイ・デジタルを融合したハイブリッドスタイルとデジタルスタイルの2講座へと変更しています。
それにともない、ハイブリットスタイルではこれまでの紙のワークにデジタルワークも追加され、毎月の教材量は膨大に。一月でこなすのは大変厳しい分量になっています。
ただ…残念なことにエデュトイの数は8回から3回へと減少。また、対応するタブレットやスマホを持っていない場合、新しく購入する必要もあります。
■利用可能端末
・チャレンジパッドネクスト(専用タブレット)
・タブレット
・iPadOS 17, 18 ブラウザ:Safari
※Android端末(タブレット)については、動作保証の対象外となります。
・スマートフォン
・iOS 17, 18 ブラウザ:Safari
・Android 14 ブラウザ:Google Chrome
※上記のタブレット、スマートフォンでも、一部の機種や端末の状態によっては、サービスの利用が不可または困難である場合があります。
こどもちゃれんじと幼児ポピーを6つの項目で比較

こどもちゃれんじと幼児ポピーを以下の6項目で検証比較してみました。
- 料金
- 難易度
- 教材の充実度
- 平日勉強の時間が取れない
- 0歳からはじめたい
- 小学校準備
それでは、詳しくみていきましょう。
料金で選ぶならこどもちゃれんじよりも幼児ポピー
年齢問わず、料金はこどもちゃれんじよりも幼児ポピーの方が経済的。
こどもちゃれんじ | ||
税込料金(毎月払い) | baby(0~1歳):2310円(税込) ぷち(1・2歳):2990円(税込) ぽけっと(2・3歳):2990円(税込) ほっぷ ハイブリットスタイル(年少/3・4歳):3290円(税込) ほっぷ デジタルスタイル(年少/3・4歳):2390円(税込) すてっぷ ハイブリッドスタイル(年中/4・5歳):3290円(税込) すてっぷ デジタルスタイル(年中/4・5歳):2390円(税込) じゃんぷ(年長/5・6歳):3290円(税込) じゃんぷタッチ(年長/5・6歳):3990円(税込) ※毎月払い | ももちゃん(2~3歳):1500円 きいどり(年少/3・4歳):1500円 あかどり(年中/4・5歳):1500円 あおどり(年長/5・6歳):1500円 |
値段重視で考えるなら、幼児ポピーがおすすめです。料金は全コース統一されているのも魅力的ではないでしょうか。
そのぶん、こどもちゃれんじとは異なり知育玩具(エデュトイ)はありません。タブレットコースについてもこどもちゃれんじ特有ですね。とはいえ、シンプルで取り組みやすいというメリットも。お値段で考えるのであれば、幼児ポピーが適しているでしょう。
難易度高めで選ぶなら幼児ポピーよりもこどもちゃれんじ
難易度の高めの教材を選びたいのであれば、幼児ポピーよりもこどもちゃれんじがおすすめ。

「ひらがな・カタカナ」の学習進度を例にとって比較してみると、こどもちゃれんじでは年中コースの時点でカタカナ学習がはじまっています。
たいして、幼児ポピー年中コースの年間カリキュラムをみる限り、年中の時点ではカタカナ学習がはじまっていません。幼児ポピーでカタカナ学習がはじまるのは、こどもちゃれんじから遅れること1年後、年長コース11月号から。
全体的な学習進度は、こどもちゃれんじの方が早いといえます。

学習進度はそれなりな幼児ポピーは、いずれのコースも比較的シンプルで素直な問題が多め。通信教育教材やワークにはじめてふれるお子さんも比較的取り組みやすいですよ。

こどもちゃれんじはかわいらしい雰囲気に安心感はあるものの「あれやって、これやって、それをやって」と複数指示のある問題もあり、混乱しかねない問題も。難易度的なことを考えると、こどもちゃれんじの方が高くて難しいと言えるでしょう。
教材の充実度で選ぶなら幼児ポピーよりもこどもちゃれんじ
教材は、幼児ポピーよりもこどもちゃれんじの方が充実しています。幼児ポピーは基本的に教材が2冊(知育本とワークブック)とときおり紙かデジタルな特別教材が主な内容。2025年からダウンロードプリントが10枚付くようになりましたが、それでも少なめです。
こどもちゃれんじは、毎月教材2冊・しまじろうクラブアプリ・知育玩具(年3回~8回ほど)・オンライン教材(デジタルワーク)と盛りだくさん。特にこどもちゃれんじ年中コースと年長コースのデジタルワークは逸材すぎて、他会社のタブレット系通信教育教材は不要なのでは?と思えるほどです。さらに2025年から始まったハイブリッドスタイルでは、紙の教材以外にデジタル教材も追加されるようになりました。今まであったデジタルワークに追加になるので、毎月すべてこなすのは厳しい分量です。
平日勉強の時間が取れないならこどもちゃれんじよりも幼児ポピー
平日は勉強の時間が取れないというケースであれば、こどもちゃれんじよりも幼児ポピーがおすすめ。
ひとつ上の項目でも書きましたが、こどもちゃれんじは教材が充実しているため、毎月すべての教材をこなすのは大変。というより時間があってもデジタルの教材をこなすのは厳しいですね…

他に習い事をしていたり、平日勉強の時間が取れなかったり、といった生活を送っていると、未使用の教材がたまっていき、お金のムダになってしまう可能性も。

こどもちゃれんじのワークは土日だけでもこなせる分量ですが、エデュトイやしまじろうクラブアプリの教材動画、デジタルワークなど全てを学び倒すには時間がたりないかも。こどもちゃれんじを積み残しすることなく受講するならば、平日も時間的余裕が少しでもあった方がいいですね。

幼児ポピーは、余計な教材がついてきません。土日に時間が取れれば、無理なく教材を終わらせることができます。結果としてお金のムダにならない幼児ポピーは、忙しいご家庭には適した通信教育教材と言えるでしょう。
0歳からはじめたいなら幼児ポピーよりもこどもちゃれんじ

0歳の頃からなにかしら知育教育したいんだけど、なにかないかな…?
0歳児から「何か」をはじめたいとお考えであれば、こどもちゃれんじ一択です。こどもちゃれんじ0歳児向けコース「こどもちゃれんじベビー」では、子どもの発達に合わせた知育玩具が送られてきますよ。月額2310円(税込)とお手軽ですので、お値段的にも継続しやすいでしょう。
幼児ポピーでも0~2歳を対象とした絵本セットが販売されてはいますが、市販の絵本でも代用できるため、あまり魅力的とは言えません。
小学校準備の観点から選ぶなら幼児ポピーよりもこどもちゃれんじ
小学校準備の観点から教材を選ぶならば、幼児ポピーよりもこどもちゃれんじがおすすめです。幼児ポピー・こどもちゃれんじともに「小学校準備に向けた準備教材」は、年長コースの1月号からはじまります。どちらでも大差はありませんが、個人的に気になる点としては「カタカナ」の学習期間です。
こどもちゃれんじでは年中コースから少しずつカタカナを覚えて、読み書きだけでなく書き順にも注視した学習カリキュラムが取られています。
一方、幼児ポピー年長コースの年間カリキュラムを見る限り、カタカナの書きを年長コース11月号にさらっと行うだけ。これではカタカナの習得がうまくできないかもしれないのが気になります。

「カタカナは小学校で習う」と気楽に考えがちですが、学校によってはひらがなに比べてカタカナの学習進度が早すぎるため、小学校1年生でカタカナが書けない…と悩むケースも少なくはないそうです。だったら、小学校入学前にカタカナをある程度習得してしまいたいですよね。
こどもちゃれんじと幼児ポピー・メリットの比較詳細
こどもちゃれんじと幼児ポピーを受講して感じたメリットをお伝えします。
こどもちゃれんじと幼児ポピー・デメリットの比較詳細
こどもちゃれんじと幼児ポピーのデメリットは以下の通り。
こどもちゃれんじと幼児ポピーの併用は難しい?

我が家は一時期こどもちゃれんじと幼児ポピーを両方受講していました。どちらも子どものウケが良いからです。しかし、数ヶ月後は幼児ポピーだけ退会しました。理由は……
- こどもちゃれんじと幼児ポピーの難易度が違い過ぎる
- こどもちゃれんじの教材だけで十分すぎた
- こどもちゃれんじとポピーを併用してやる時間がない
あくまでも我が家の例ですが、こどもちゃれんじの幼児ポピーを併用しても良い効果がなかったのです。年中コースや年長コースを例にとると「幼児ポピーは簡単すぎて物足りない」という意見が子どもの口から出てきました。
難易度が違いすぎる教材を併用してもまったく意味がないと判断し、こどもちゃれんじだけ受講継続することに。また、こどもちゃれんじの教材が充実し過ぎているため、しっかりと活用したいと考えると、幼児ポピーまで手が回らないという事情も。
お子さんによって感じ方はそれぞれです。まずは、両方のおためし教材を取り寄せて、毎月すべて取り組めるか・子どもの反応や学習進度などから総合的に判断すると失敗しにくいでしょう。
こどもちゃれんじと幼児ポピー比較まとめ
冒頭でもお伝えしている、こどもちゃれんじと幼児ポピーの比較表です。
こどもちゃれんじ | ||
対象年齢 | 0歳~6歳(小学校入学前まで) | 2歳~6歳(2歳~小学校入学前まで) |
特徴 | 配信動画やエデュトイ、デジタルワークなどのオプションが充実 | 可愛らしい雰囲気でお値段が安い |
税込料金(毎月払い) | baby(0~1歳):2310円(税込) ぷち(1・2歳):2990円(税込) ぽけっと(2・3歳):2990円(税込) ほっぷ ハイブリットスタイル(年少/3・4歳):3290円(税込) ほっぷ デジタルスタイル(年少/3・4歳):2390円(税込) すてっぷ ハイブリッドスタイル(年中/4・5歳):3290円(税込) すてっぷ デジタルスタイル(年中/4・5歳):2390円(税込) じゃんぷ(年長/5・6歳):3290円(税込) じゃんぷタッチ(年長/5・6歳):3990円(税込) ※毎月払い | ももちゃん(2~3歳):1500円 きいどり(年少/3・4歳):1500円 あかどり(年中/4・5歳):1500円 あおどり(年長/5・6歳):1500円 |
メリット | 子どもが楽しく取り組めるような工夫あり | よけいな付録がついてこない |
デメリット | モノがどんどん増えていく・タブレットが対応していないといまいち | ワークの内容がやさしすぎる |
教材レベル | 普通~難しい | やさしい |
無料資料請求有無 | あり(タップで公式サイトへ) | |
おすすめな人 | 遊び×学習で様々なことを学んでほしい | 親子で勉強する時間が取れる |
- 料金・・・幼児ポピー
- 難易度の高さ・・・こどもちゃれんじ
- 教材の充実度・・・こどもちゃれんじ
- 平日勉強の時間が取れない・・・幼児ポピー
- 0歳から・・・こどもちゃれんじ
- 小学校入学準備・・・こどもちゃれんじ