子どものオンライン学習用に、Amazonで激安タブレット「DragonTouchキッズタブレット」を購入しました。購入した当初の結論としては、子どものオンライン学習でも問題なく使えて満足でした。
- DragonTouchキッズタブレットの動作や使い勝手はどうなの?
- オンライン学習用に買いたいけどどうなの?
- 充電で壊れてしまう?
このブログでは、上記3点をメインにDragonTouchキッズタブレットのレビューをお伝えします。
DragonTouchってどこの国の会社なの?
DragonTouchって聞いたことがないけど、一体どこの国のメーカーなのかしら?
販売価格1万円前後のDragonTouchキッズタブレット。値段が安いのが魅力的ですが、Amazonの販売ページを見る限り、国内メーカーのものではなさそう……。不安になった人もいるのではないでしょうか。
DragonTouchについて調べてみたところ、中国のメーカーでした。ただし、会社そのものはアメリカのワシントン州に設立したのが最初。のちに、中国国内にも会社が設立されています。
という経緯もあり、DragonTouchの各SNSをチェックすると中国語ではなく英語でずらずらと情報が流れていました。気になる方は、チェックしてみてください。
- DragonTouch公式XX(旧ツイッター)
- DragonTouch公式インスタグラム
SNSで積極的に発言したり写真を更新したりしていますし、実態のあるきちんとした会社(メーカー)です。
DragonTouchキッズタブレットのスペック
今回、このブログで紹介する「DragonTouchキッズタブレット」のスペックをまとめました。
大きさ | 24.9×23.1x5cm(画面の大きさ7インチ) |
重さ | 280g |
OS | Android10 |
カラーバリエーション | ブルー/ピンク |
動画視聴 | 〇 |
WEBサイト閲覧 | △(ページによる) |
アプリ/ゲーム動作 | 〇(Wi-Fiが繋がっていれば普通) |
お値段はだいたい1万円ですが、本体の色によって値段が少々異なることもあるようです。このブログを書いている時点では、なぜかピンクのお値段が安かった……。
DragonTouchキッズタブレットの動作確認結果
まずは、下記3パターンで使用した場合の動作確認をしてみました。
- YouTube/動画視聴
- WEBサイトの閲覧
- アプリ/ゲーム
YouTube/動画視聴は問題なくできる
YouTube/動画視聴:○(Wi-Fiが途切れなければ問題なし)
YouTubeを介して動画視聴してみました。YouTubeへは「YouTubeアプリ」からでも利用できますが、今回はブラウザー経由でYouTubeのページを開いてみることに。
YouTubeのページを開くまで(ブラウザで「YouTubeを検索」→「YouTubeのページをクリック」)は約20秒かかりましたが、YouTube上の動画をクリックしたら瞬時に目当ての動画を視聴できました。カクカクすることもなく、スムーズ。
動画視聴は問題なかったけど、YouTubeを開くまでの時間が長く感じました……
WEBサイトの閲覧はときおりストレスを感じる
WEBサイト閲覧:△(ページによる)
WEBサイトの閲覧に関しては、ページによって表示速度が遅いと感じました。広告が多いWEBサイトを開こうとすると、10秒位待たされます。
時間に余裕がある時はいいですが、急いでいる時にはストレスを感じますね。
WEBサイト閲覧メインでなければ、あまり気になりません。
アプリの起動は問題なし
アプリ/ゲーム:○(Wi-Fiが途切れなければ問題なし)
幼い子供向けのゲームアプリを入れて動作確認してみました。立ち上がりやゲームの動作は、サクサクと動きます。
突然遅くなったり早くなったりといった現象は今のところありません。自宅のWi-Fi接続が不安定にならない限りは、快適に使えますよ。
DragonTouchキッズタブレットのレビュー
それでは、DragonTouchキッズタブレットの動作以外にも目を向けて、実際の使用レビューをお伝えします。まずは良かったと感じたところから。
タップの反応が良い
安価なスマートフォンやタブレットでは、タップの反応が悪いことが多々あります。しかし、DragonTouchキッズタブレットは画面のどの部分をタップしても、反応が鈍くなることはなく、使い勝手はとっても良いんです!
キッズタブレットを使うのは子どもですから、タップの反応は一番大事といっても過言ではありません。この点については、個人的にとても満足でした。
タップの反応が悪いタブレットやスマートフォンを子どもに渡すと、画面を強く押したり叩いたりと乱雑な扱い方をしがちなので、壊れてしまうのではないかとヒヤヒヤします。
Android対応のアプリであれば使えるので◎
DragonTouchキッズタブレットの外箱や取扱説明書を見ると、いかにも海外のタブレットといった感じで使いこなせるか心配でしたが……
ホーム画面にあった「GooglePlay」のアプリボタンから、Android対応のアプリをインストールできるようになってました。
GooglePlay使用時には、いつも使っているGoogleアカウントへのログインが必要です。このへんはちょっと面倒でしたが、ログイン後はYouTubeやAmazonプライム、知育学習系アプリなど、特にひっかかりもなくインストール完了しましたよ。
つづいて、DragonTouchタブレットでイマイチに感じた部分を紹介します。
シリコン製カバーがあって助かるけどボタンが押しにくい
タブレット本体は伸縮性のあるシリコン製カバーに覆われていますので、少々の衝撃(万が一、子どもがテーブルからタブレットを落としてしまったりしても)が加わってもダメージはありません。
そんなメリットはあるものの、シリコン製カバーが頑丈すぎて、電源ボタンや音量調節ボタンが押しにくいと感じました。想像よりもやや強めに押さないと反応しません…。
最初はボタン各種押しにくかったものの、使っているうちにシリコンが柔らかくなったからか、ボタンの押しにくさは気にならなくなりました。
Wi-Fiの繋がり具合はノートパソコンよりもイマイチ
パソコンやスマートフォン、タブレット端末各種、自宅のWi-Fiにつないでネットサーフィンをしていることが多いんですが、DragonTouchキッズタブレットのWi-Fiの繋がりはやや不安定に感じます。
ルーター(ネットワークを接続するための四角い機器)設置部屋と隣の部屋であれば問題ありませんが、ルーター設定部屋から2つ隣の部屋へ移動すると、Wi-Fiがたびたび切れて、ネットワーク切断されてしまいます。
手持ちのパソコンやスマートフォン、タブレットではこのような現象はみられないため、DragonTouchキッズタブレットはWi-Fi切断がやや不安定なのかも…と思っています。
スタンドは便利だけど立てるのが難しい
DragonTouchキッズタブレット本体裏面にはスタンドがあるため、タブレットを立てながら動画やWEBサイト閲覧できて便利。でも、スタンドの立て方が難しい!取扱説明書にもスタンドの立て方は書かれていません。
あまりに難しかったため、DragonTouchまで問い合わせたところ、解決しました。
スタンドを立てるためには、
まず、スタンドの中央部分の凹んでいるところに爪を引っかけます。
そして、そのまま下の方へと引っ張るとスタンドが立ち上がりますよ。
コツをつかめば、苦労せずにスタンドが立てられますよ!
DragonTouchキッズタブレットはオンライン学習にも使える
DragonTouchキッズタブレットは、子どものオンライン学習用であれば充分使えます。「子どもにタブレットなんて必要ないのでは?」と思うかもしれませんが、最近では、幼児向けのオンラインコンテンツ増えました。
【こどもちゃれんじ】では、ワークの内容がわからなかった場合、QRコードを読み込んでヒント動画を見てね!なんてワンポイント的に、スマートフォンやタブレット端末が必要になることも。
他の幼児通信教育教材(Z会や幼児ポピーなど)やワークに関しても、動画での学習を取り入れているケースが多数。時代ですね。
DragonTouchキッズタブレットのスペックはあまり高くはないものの、子ども用のオンライン学習として使う分には申し分ありません。それだけでなく、YouTubeで動画を視聴したい時にも◎
約1万円でこんなに使えるタブレットが手に入るなんて、良い時代になりましたね。
DragonTouchキッズタブレット2年で充電部分が故障
DragonTouchキッズタブレットは充電部分が弱くて、壊れるという口コミが何件か見かけました。実際にうちのDragonTouchキッズタブレットも2年ほどで充電部分が故障しました。突然充電しなくなり、手の施しようがなかったですね…
購入価格が1万円だったので、元が取れたともいえますが、思ったよりも故障が早かった気がします。
2024年DragonTouchキッズタブレットは販売終了
DragonTouchキッズタブレットは現在も販売しているのか探してみましたが、どこのサイトを見ても発売していませんでした。ただし、中古では販売しているようです。
また、キッズではないDragonTouchタブレットは現在も販売しています。
DragonTouchキッズタブレットのまとめ
- DragonTouchは中国のメーカー
- YouTube閲覧やアプリの動作は普通
- WEBサイト閲覧はページにより重い場合も
- YouTubeやAmazonプライムなどAndroid対応のアプリインストール可能で便利
- シリコン製のカバーがあるため少々の衝撃が加わってもダメージゼロ
- Wi-Fiのつながりはやや悪い
- スタンドの立て方にクセあり
- 2年程度で故障して使えなくなる