
こどもちゃれんじとZ会幼児コース、どっちを選べば失敗しないのだろうと悩んでいませんか?我が家では、こどもちゃれんじとZ会両方受講したり併用したりして、結果的にはこどもちゃれんじ受講継続のみとしています。
両方受講して感じたのは、こどもちゃれんじとZ会はまったく違った通信教育教材ということ。目的によって合う合わないが出てくる通信教育教材です。
このブログ記事では、こどもちゃれんじとZ会を8つの項目から比較検証してまとめました。0歳~年長さんまで、想定される状況を元に比較していますよ。

こどもちゃれんじとZ会、どっちか決めかねているご家庭向けにまとめています。是非とも参考情報としてご活用ください!
こどもちゃれんじとZ会・幼児コースの比較表
こどもちゃれんじとZ会幼児コースの特徴をまとめた比較表です。
こどもちゃれんじ | Z会幼児コース | |
対象年齢 | 0歳~6歳(小学校入学前まで) | 3歳~6歳(年少~小学校入学前まで) |
特徴 | しまじろうクラブアプリやエデュトイ、デジタルワークなどのオプションが充実 | 親子で取り組む課題や添削も |
料金(毎月払い) | baby(0~1歳):2310円(税込) ぷち(1・2歳):2990円(税込) ぽけっと(2・3歳):2990円(税込) ほっぷ ハイブリットスタイル(年少/3・4歳):3290円(税込) ほっぷ デジタルスタイル(年少/3・4歳):2390円(税込) すてっぷ ハイブリッドスタイル(年中/4・5歳):3290円(税込) すてっぷ デジタルスタイル(年中/4・5歳):2390円(税込) じゃんぷ(年長/5・6歳):3290円(税込) じゃんぷタッチ(年長/5・6歳):3990円(税込) ※毎月払い | 年少:3500円(税込) 年中:3980円(税込) 年長:3980円(税込) ※毎月払い |
メリット | 子どもが楽しく取り組めるような工夫あり。ほっぷとすてっぷはエデュトイとデジタルが融合したハイブリットは教材が多い | ワーク×実体験であと伸び力が育つ |
デメリット | モノがどんどん増えていく・適応タブレットがないと厳しい | 体験型教材を取り組むのが面倒 |
教材レベル | 普通~難しい | 普通~やや難しい |
無料資料請求有無 | あり(タップで公式サイトへ) | あり(タップで公式サイトへ) |
おすすめな人 | 遊び×学習で様々なことを学んでほしい | 親子で勉強する時間が取れる |
「Z会は難しくて、こどもちゃれんじは簡単」というイメージがある人も多いと思いますが、難易度は同程度です。Z会幼児コースでは、先取り学習よりも子どもが自分で学ぶ意欲「あと伸び力」を重要視しており、学習カリキュラムの進み方は、こどもちゃれんじとほぼ変わりません。
こどもちゃれんじとZ会・幼児コースを8つの項目で比較

こどもちゃれんじとZ会幼児コースを以下8項目で検証比較してみました。
- 価格
- 教材ボリューム
- 難しさ
- 続けやすさ
- 親子で学ぶ
- 0歳からはじめたい
- 年長+今まで勉強したことがない状態での学習開始
- 小学校準備

こどもちゃれんじとZ会幼児コース、どちらにしようか迷うシチュエーションを想定しています。
価格を重視するならこどもちゃれんじよりZ会
こどもちゃれんじとZ会幼児コースは、ほぼ同じ金額です。
こどもちゃれんじ | Z会幼児コース | |
料金(毎月払い) | baby(0~1歳):2310円(税込) ぷち(1・2歳):2990円(税込) ぽけっと(2・3歳):2990円(税込) ほっぷ ハイブリットスタイル(年少/3・4歳):3290円(税込) ほっぷ デジタルスタイル(年少/3・4歳):2390円(税込) すてっぷ ハイブリッドスタイル(年中/4・5歳):3290円(税込) すてっぷ デジタルスタイル(年中/4・5歳):2390円(税込) じゃんぷ(年長/5・6歳):3290円(税込) じゃんぷタッチ(年長/5・6歳):3990円(税込) ※毎月払い | 年少:3500円(税込) 年中:3980円(税込) 年長:3980円(税込) ※毎月払い |
1円でも安く受講したいとお考えであれば、Z会幼児コースですね。
Z会幼児コースではワーク1冊と体験型教材1冊が届きます。そして、「かんがえるちからワークデジタルプラス」(年4回配信)や「きいてわくわく えいごパーク+α」(月2回配信)のデジタルワークも配信。昔は「紙」だけでしたが、時代に合わせて進化していってますね。

Z会幼児コースは、ワーク1冊+体験型教材1冊+デジタルワークがあって、月3000~3500円前後。「すぐに終わってしまう」と悪い口コミも聞きますが、毎月市販のワーク2冊買っても同じくらいの値段ですし、個人的には値段設定が高いとは感じません。
教材ボリュームを重視するならZ会よりこどもちゃれんじ
教材ボリュームについては、こどもちゃれんじの方が充実しています。年長コースを例に比較検証してみましょう。
こどもちゃれんじ | Z会幼児コース | |
教材 | ・絵本 ・キッズワーク(20ページ) ・パワーアップワーク(20ページ) ・エデュトイ(3~8回/年) ・デジタルワーク(月90問配信) ・しまじろうクラブアプリ動画 | ・ぺあぜっと(親子で取り組む体験型教材)10回分 ・かんがえるちからワーク50ページ前後 ・デジタルワーク(年4~5回配信) |
いわゆる「学習ワーク」の部分については、Z会が50ページ前後に対して、こどもちゃれんじは40ページ。こどもちゃれんじの方が教材ボリュームがない気がします。しかし、こどもちゃれんじのデジタルワークが逸材すぎます。毎月90問配信されるんです!
こどもちゃれんじは学習ワークやデジタルワークだけにとどまらず、年5~8回届くエデュトイで遊びながらなにかしら学んだり、しまじろうクラブアプリの動画から様々な雑学を学んだりと、盛りだくさん。
なのに、子どもひとりで取り組めるものも多く、ボリュームのわりに保護者への負担は軽いのが魅力とも言えますね。
こどもちゃれんじ ほっぷとすてっぷは2025年から大幅変更

こどもちゃれんじのほっぷ・すてっぷに関しては2025年で大幅リニューアルしました。これまではエデュトイと紙ワークを中心とした「ほっぷ・すてっぷ」。デジタルを中心とした「ほっぷタッチ・すてっぷタッチ」の2種類でした。
2025年からは「ハイブリッドスタイル」「デジタルスタイル」の2種類になります。ハイブリッドスタイルとはエデュトイ+紙ワーク+デジタルが融合したスタイル。紙ワークとエデュトイが届きつつ、デジタル教材で学習することができます。デメリットとしてはエデュトイの数が大幅減少していることです。年8回届いていたエデュトイが3回になります。
デジタルスタイルはデジタルワーク・動画のみのスタイル。ほっぷタッチ・すてっぷタッチのようにエデュトイが送られることはありません。逆に講座費用は安くなっています。
両方のスタイルに共通しているのはスマホ・タブレットが必要ということです。専用タブレットでなくても自前のスマホ・タブレットでも受講は可能。ただし、適応している必要があるため注意が必要です。
利用機能端末
・チャレンジパッドネクスト(専用タブレット)
・タブレット
・iPadOS 17, 18 ブラウザ:Safari
※Android端末(タブレット)については、動作保証の対象外となります。
・スマートフォン
・iOS 17, 18 ブラウザ:Safari
・Android 14 ブラウザ:Google Chrome
※上記のタブレット、スマートフォンでも、一部の機種や端末の状態によっては、サービスの利用が不可または困難である場合があります。
難しさを重視するならZ会・こどもちゃれんじどちらもほぼ同じ

え?Z会とこどもちゃれんじの難易度がおなじくらいって本当なの?!
「こどもちゃれんじは簡単」。こんな意見も多いんですが、実際に年中コース(こどもちゃれんじすてっぷ)10月号から受講開始した感覚ではまったく簡単ではありませんでした。
我が家の息子がすてっぷ10月号から受講しましたが、こどもちゃれんじすてっぷのワークが「ひらがなが読めて、カタカナもなんとなくわかる」のが前提で作られていてビックリ。

例えば、上記写真のこどもちゃれんじすてっぷ(年中コース)10月号キッズワーク問題。ひらがなorカタカナを認識してスタートからゴールまでたどっていく迷路がありました。

うちの子、そもそもひらがなすら何が何だかわかってないのに……
たまたま我が子は、こどもちゃれんじ入会前に幼児ポピーや市販のワークでひらがなを勉強したためなんとかなりましたが「そろそろひらがなを覚えてもらいたいな」なんて段階では、すでに面を食らうかも。
学習の進度はZ会・こどもちゃれんじともに同じくらいで年長コースまで進んでいきます。進度的にはどちらでも同じ。Z会・こどもちゃれんじともにややこしい思考力系の設問もありますので、難易度としてもさほど差はありません。どちらでも似たような感じ。
こどもちゃれんじプラスとは?
こどもちゃれんじ+(プラス)とはこどもちゃれんじの教材にオプションを追加して、さらに教材を増やせるシステムです。2023年までは思考力特化コースに変更できましたが、廃止されてしまい、こちらのオプションに力を入れています。
2025年こどもちゃれんじプラスの教材一覧
講座名 | 会員講座費用 | 講座内容 |
知育プラス 表現プラス 読み聞かせプラス リズムダンスプラス | 1号あたり545円 ※ちゃれんじ受講していない場合は838円 | 毎月1冊ワーク&絵本 リズムダンスプラスは毎月1枚DVD |
デジタルEnglishプラス | 1号あたり740円 ※ちゃれんじ受講していない場合は1138円 | タブレットに毎月英語デジタルワーク配信 |
サイエンスプラス プログラミングプラス | 1号あたり1090円 ※ちゃれんじ受講していない場合は1679円 | プログラミングプラスは毎月プログラミングゲームが配信 サイエンスプラスは偶数月に実験キッドと手順書 |
算数思考力プラス | 無料プラン シングルプラン:1280円 ファミリー割プラン:1780円 | スマートフォンやタブレットを使用して思考力ゲーム 有料プランは1日の制限がなくなる |
算数思考力プラス以外は12ヶ月分を一括で支払う必要があります。プランを見る限り、勉強に直接かかわりがありそうなのは「知育プラス」と「表現プラス」。他のオプションは習い事に近い印象です。
ネット上の口コミを調べてみると、大人でも勉強になるというコメントや500円程度ならやってもいいという声も出ています。ただし、子どもの性格によっては無駄になるケースもあるそうです。
続けやすさを重視するならZ会よりもこどもちゃれんじ
Z会は、基本的に毎月ワーク2冊+デジタルワークが送られてくるのみ。一方のこどもちゃれんじは、ワークやデジタルワークに加え、エデュトイやしまじろうクラブアプリといったお楽しみ要素がたくさんあります。


また、ワークの雰囲気もZ会よりもこどもちゃれんじの方がにぎやかで子どもウケしそうな感じになっています。

我が家の子どもたちの場合、Z会への印象はあまり良くないようでした……
子どもが楽しいと思ってくれないと、中々続きませんよね。ワークやエデュトイが充実して子どもを飽きさせない工夫がみえるこどもちゃれんじの方が、継続性に優れているといえます。
親子で学ぶことを重視するならこどもちゃれんじよりZ会

親子で色々なことを学んでいきたい!
そんな方は、Z会がぴったり。

というのも、毎月Z会には「ぺあぜっと」という体験型教材があるからです。ぺあぜっとでは、保護者が子どもに様々なことを体験させてみようといった主旨の課題が10回分あります。

例えば、ぺあぜっと年中12月号の「つめたいものをさがそう」というページ。保護者と子どもが後編へ行き、公園にあるものを様ってつめたかったところはどこなのかを学んでいきます。

その場ではできないことだったり、用意しないといけない材料があったりなど、保護者が関わらないと体験できないことが多め。「子どもの教育に時間や手間を惜しまない」というご家庭であればZ会がむいています。
0歳からはじめたいならこどもちゃれんじ一択
0歳からなにかしらはじめたいのであれば、こどもちゃれんじ一択。というのも、Z会は年少コースからしかありませんので、他に選択肢はありません。

さすがにZ会の先取り受講は厳しい……。
通信教育教材としては3歳以下の子どもを対象としたものはありませんが、Z会は0歳~4歳向けに「まなびひろがる!ことばのずかん」を出版していますよ。
赤ちゃんのころからZ会にふれたい場合は要チェック!
年長+ひらがなの理解が進んでいない状態での学習開始ならこどもちゃれんじ一択

周りの子達がひらがなカタカナ書きはじめてすごい……そろそろ勉強させないと!
年長になってくると、次第にひらがな・カタカナの読み書きができる子どもが増えてきます。中には漢字を書ける子も…。あせりますよね!
そんな状況であれば、子どもがとっつきやすい「こどもちゃれんじ」の年中コースからはじめるのがおすすめ。
こどもちゃれんじはとっつきやすいことで有名ですし、子どもが取り組みやすいのが魅力。それでもこどもちゃれんじ年長コースの教材は「ひらがな読み書きできて、カタカナが読める、時計も〇時や〇時半などが理解できている」前提で作られていますので、はじめてワークを開くと面食らうかも。
でも、こどもちゃれんじでは年齢・学年とは異なるコースの受講もできるんですよ。こどもちゃれんじ年中コース4月号は、ひらがなのなぞりがきからはじまります。ひらがなの学習からスタートさせたい場合はちょうどいいですよ。

ひらがななぞりんやぴかっとメッセンジャーといった知育玩具(エデュトイ)で楽しく文字が勉強できるのも魅力的です!
小学校入学準備をするならこどもちゃれんじよりZ会
小学校入学準備を目的とするならば、こどもちゃれんじよりもZ会の方がおすすめ。
小学校入学準備を目的としたワークがはじまるのはいつ? | |
こどもちゃれんじ | 1月号~ |
Z会 | 4月号~ |
こどもちゃれんじは1月号から小学校入学準備に向けた学習プログラムへと移行しますが、Z会では1年間を通して小学校入学準備プログラムが組まれています。年長になったら小学校入学準備へとかじを切りたいのであれば、Z会の方がイメージと合っているでしょう。
こどもちゃれんじとZ会・メリットの比較詳細
実際にこどもちゃれんじとZ会の両方を受講した観点から、両者のメリットをまとめました。
こどもちゃれんじとZ会・デメリットの比較詳細
こどもちゃれんじとZ会のデメリットをまとめました。
こどもちゃれんじとZ会はまったく違う!状況にあわせて選ぼう!
有名な幼児教育教材のため比べられることの多い、こどもちゃれんじとZ会。学習の進度は同じ位という共通点はあるものの、教材の特徴やメリット、デメリットなど、タイプの違う幼児向け通信教育教材です。

このブログでは8つの項目に注目して両者を比較しましたが、子どもの反応や状況に合わせて最適な教材を選ぶのが大切ですよ。
実際に試してみないことにはわかりません。こどもちゃれんじとZ会は、無料で資料請求(お試し教材)ができます。受講前におためし教材で様子をみてから、検討しましょう。
こどもちゃれんじとZ会比較・まとめ
冒頭でもお伝えしている、こどもちゃれんじとZ会の比較表です。
こどもちゃれんじ | Z会幼児コース | |
対象年齢 | 0歳~6歳(小学校入学前まで) | 3歳~6歳(年少~小学校入学前まで) |
特徴 | しまじろうクラブアプリやエデュトイ、デジタルワークなどのオプションが充実 | 親子で取り組む課題や添削も |
料金(毎月払い) | baby(0~1歳):2310円(税込) ぷち(1・2歳):2990円(税込) ぽけっと(2・3歳):2990円(税込) ほっぷ ハイブリットスタイル(年少/3・4歳):3290円(税込) ほっぷ デジタルスタイル(年少/3・4歳):2390円(税込) すてっぷ ハイブリッドスタイル(年中/4・5歳):3290円(税込) すてっぷ デジタルスタイル(年中/4・5歳):2390円(税込) じゃんぷ(年長/5・6歳):3290円(税込) じゃんぷタッチ(年長/5・6歳):3990円(税込) ※毎月払い | 年少:3500円(税込) 年中:3980円(税込) 年長:3980円(税込) ※毎月払い |
メリット | 子どもが楽しく取り組めるような工夫あり。ほっぷとすてっぷはエデュトイとデジタルが融合したハイブリットは教材が多い | ワーク×実体験であと伸び力が育つ |
デメリット | モノがどんどん増えていく・適応タブレットがないと厳しい | 体験型教材を取り組むのが面倒 |
教材レベル | 普通~難しい | 普通~やや難しい |
無料資料請求有無 | あり(タップで公式サイトへ) | あり(タップで公式サイトへ) |
おすすめな人 | 遊び×学習で様々なことを学んでほしい | 親子で勉強する時間が取れる |
- 価格・・・Z会
- 教材ボリューム・・・こどもちゃれんじ
- 教材難しさ・・・こどもちゃれんじ(思考力特化コース)
- 続けやすさ・・・こどもちゃれんじ
- 親子で学ぶ・・・Z会
- 0歳から・・・こどもちゃれんじ
- 年長+ひらがなの理解進んでいない・・・こどもちゃれんじ年中コース
- 小学校入学準備・・・Z会